ずっと個別株ばかりやっていて、イデコに関してはサッパリだった無頓着な私は2022年から夫の提案もあり、イデコで資産運用を始めました。
給料から毎月天引きされている4つの社会保険料
私は会社勤めのフルタイムワーママです。毎月の給料から社会保険料として①雇用保険と②厚生年金と③健康保険に④介護保険が引き落とされています。(40歳を超えると健康保険に介護保険分が上乗せされてサラっと徴収されます。)
社会人になったばかりの頃は、厚生年金と健保(健康保険)の違いすらよくわかっていませんでした。社会保険?社会保障?ナニソレよくわかんないという感じです。
イデコ(iDeCo)を始める前は、この4つの社会保険料(厚生年金と健康保険)だけを払っていました。
イデコ(iDeCo)って簡単にいうと何?
年金は国から強制加入させられているものですが、イデコ(iDeCo)は強制ではありません。そもそもイデコ(iDeCo)というのは、昔むかし日本経済が元気だった頃にあった厚生年金基金が「厚生年金に掛け金を上乗せして運用してあげるから。将来年金受け取るときには、基本的な年金額より多くなるよ~」とデカいこと言っていたにもかかわらず、長引く不況が原因で運用していくのが難しくなっちゃって、次々と基金の解散がおこり、基金が運用してきたけれど「もう無理だから自分たちであとはよろしくやってよ」と半強制的に持ち戻しされた制度です。
※細かいところは違うかもしれないけど、私はこのような理解でいます
私が社会人になりたての頃(1998年)に働いていた会社では、厚生年金の上乗せ部分と称する厚生年金基金への掛け金が給料から引き落とされていましたが、10年以上前に基金解散のご案内が来ていました。
厚生年金だけでやっていくなら、それはそれでいいけど、イデコ(iDeCo)制度を使って自分で年金の上乗せ部分をやるなら、掛け金は全部所得控除してあげるし、運用益が出たら利益部分に税金はかけないであげるから~!がんばれ~!でも、基本的にはコレ年金もらう時のためのものだから、積み上げた掛け金とかを途中解約はさせられないから最低でも10年はこのお金引出できないけど、ゴメンねー。
みたいな?
ただでさえ、社会保険料として給料から引き落とされるのが、給料総支給額の3割ですし、その上でiDeCo始めちゃうとさらに手取りが少なくなるわけです。
手取りが少なくなる=月々つかえる額がさらに減る
となると、若いうちは総支給額そのものが少ない時期だし、子育て期間はそもそも出費がかさむ時期なので、こちらとしても手取りが少なくなるのはチョット…
しかも、急な入り用があっても引出し出来ないのなら、やる意味があんまりなくない?
と思われても仕方のない制度がこのイデコ(iDeCo)です。
なので、私もずっとイデコ(iDeCo)に手をつけていませんでした。
イデコ(iDeCo)のメリットは、こんなところにあったの!
私がイデコ(iDeCo)を始めたきっかけは、職場の先輩がこっそり始めていたのを知ったからです。イデコ(iDeCo)の手続きって職場が絡んでくるのですが、私が育休に入る前にはこの制度を職場で導入してなかったのが、先輩に給与関係を引き継いで育休に入っている間に、彼女だけがこの制度をスタートさせていたのです。
普通ね、普通は職場に新制度を導入するなら全体に通知しませんかね?しかも、事務員は私と先輩の2人だけなのに…
育休から復帰して、給与関係の業務を再度担当することになったら、給与額がそんなに大差ないハズの先輩と、住民税の徴収額が全然違っていたのです。金額にしたら数万です。私たちはそれぞれ東京23区ではないものの住んでるエリアは首都圏なので、以前では住民税の額に大差はありませんでした。
本人に確認するのもためらわれていたところ、イデコ(iDeCo)の管理運営機関より事業所への確認書面が届いたため、差額の原因がイデコ(iDeCo)だということが判明したのです。