暑ければ暑い程に恋しくなるのが海水浴。子ども達を連れて江ノ島に行ってきたときのことです。
私も夫も、どちらかと言うと山派なので、海遊びに関しては全くのど素人。小さい頃から海で遊び慣れていないがゆえに、今回子ども達を連れて海水浴へ行ったら大惨事になりました。
どこもかしこも砂まみれになった水着と洋服
子ども達にとって海デビューになったのですが、海水浴は念頭になく、砂浜で砂遊びが出来ればいいんじゃない?と思っていた私。
大海原を眼前にしたら、砂遊びよりもザブンっと海に行きたくなってしまったのでしょう。情操教育としては、とても大切なことなので思うがままに遊び尽くしてもらいました。帰る時刻となり、海の家でシャワーを浴びたついでに服や水着についた汚れもササッと落とし、「乾いたら砂もパラパラっと落ちるでしょう」と。
この後の大惨事を予想だにしていなかった私。帰宅して、汚れ物を入れた袋を開けてみると、そこには砂まみれになり、いつもより重量感のある衣類に仕上がっていました。砂が服についたままでは洗濯機に入れられないので、まずはベランダで乾かしてから砂を払う必要がありました。
我が家のベランダは、いつから砂場に?
翌朝、朝日が昇り出した早朝に一晩外で干して乾かした衣類をとりこもうとベランダに出てみると、まるで砂場になったようなジャリジャリ感がありました。
砂は滑りやすく、後で掃除する手間を省くために洗い桶をベランダに持参し、その中に水着や服についた砂を落とせばいいと思いましたが…
ご覧の通り、息子のポケットから「握りしめた砂をポケットにしまってたん?」と言わんばかりの大量の砂が出て来ました。
息子のズボンだけでもこの量。次女のTシャツとスカート、長女の水着とボトムス。
早朝のベランダで発狂するかと思いました。結局、パンパンと払っても取れずガムテープを数m分使い、それでも取れないので一晩水につけ置きし、再度ベランダで干したのちに、砂を払ってガムテープを使ってようやく洗濯機に放り込めるレベルまで砂が取れました。
あれだけ砂を落としたのに、ジャリジャリした砂が洗濯槽にあった理由
面倒くさい工程を2度も踏んでから洗濯機に放り込んだにもかかわらず、洗濯槽には砂が残っていたのを目にした時は、その場で足から崩れ落ちました。
「なぜ???どうしてなの????」
涙を浮かべながら、検証してみたところ私がベランダで格闘した衣類の中に無かった服の存在に気づきました。
長女が着ていたラッシュガードです。薄手の長袖でフード付きのラッシュガードを娘は着ていました。海の家でシャワーを浴びた時に、私が回収した衣類の中には無く、娘が自分で別個に持ち帰っていたようです。
彼女はそれを、なんの処理もせず普段着と同じように洗濯カゴの中に入れており、その上に他の衣類が積み重ねられていたために、私は気づかず洗濯をしてしまったのでした。
結局、私の苦労は全て水の泡となり、砂を落とした衣類にも他の衣類にも砂が入り込み、何とも言えない喪失感を得たのです。
水着や服に砂が入って砂だらけになった時の落とし方
今回、何度も水着や服に砂が入って砂だらけになった衣類から砂を落としてみましたが、今後二度とこんな機会がやってこないことを切に願いつつも、備忘録として砂を落とす方法をこちらに記しておきたいと思います。
①砂まみれの衣類を1つにまとめる※ゼッタイ重要
②浴槽で出来るだけ砂を水に浸けながら予洗い的に落とす
③外干しで乾き終わった頃合いで砂の落ち方が微妙な時は更に水に浸けて洗う
④再度、外干しして乾かしたら砂を払う(コロコロよりガムテープ推奨)
⑤洗濯する
書き出しでお話しした通り、私はそもそも山派な人間です。衣類についた砂の落とし方はマスターしたものの、もう二度と海水浴は御免だわと思った夏のお話しでございました。