夫の浮気と風俗通いが発覚!その時、妻は…

先日、コロナ禍以前から長いこと会えずにいた友達からLINEがあり、久しぶりに会いたいねとやり取りを進めると「まだ法律事務所で働いてる?実は…」と中々ヘビーな内容の相談を受けました。

夫の浮気と風俗通いが発覚!その時、妻は…

今回、奥さまがどうやって夫の浮気に気づいたかというと、まだ低学年の娘ちゃんがパパのスマホにインストールしていたゲームアプリで遊んでいたところ、「おもしろいからママもいっしょにみてて」と無邪気な誘いをかけ、ママが娘ちゃんの隣でスマホをのぞき込むと、画面上にLINEの新着メッセージを告げるお知らせが。

するとそこには、見覚えのない女の名前が表示されたそうな。すぐさまトーク画面を確認すると「この間のカラオケ楽しかったね♪また会おうね^^」などなどキャッキャしたカップルにありがちなやり取りを彷彿させるトークが表示されたとか。

奥さまは他にも余罪があると踏み、夫のスマホをリサーチすると出てきたのはマッチングアプリ(以下「マチアプ」)で、他の女子ともやりとりしつつ、それとは別に男友達とのトーク画面では風俗通いをしているという事実も判明。

大体の奥さまがそこで感じることと言ったらそれは…

「きもちわるっ」

という嫌悪感ではないでしょうか。風俗業界についてどうこう思っているのではなく、結婚した夫が自分以外の女性と身体を重ねるということへの嫌悪です。

いまや貞操観念は別に女性だけが守らなければならないワケでもないし、夫やパートナーに法律としての義務はなくとも、信頼関係の土台として持ち合わせていないと。

親子という血のつながりがない分、精神的な部分でしっかりとつながっていなければ夫婦なんて簡単に破綻してしまいます。(だって、他人なんだもの)

奥さまの友達にまさか、法律事務所で働く輩がいるとは思ってもいないでしょう。弁護士ではありませんから、法的な問題についてとやかくアドバイスは出来ません。

なれど、私の大切な友達の心を踏みにじる奴は「ブッつぶす!!」と、まるで自分事のように夫に一番ダメージを与える方法について策を巡らせてみることにしました。

夫が浮気した時に一番ダメージを与える方法とは?

この相談を受けた後、私はそばにいた自分の夫に「男性にとって浮気したことへの一番の報復ってどんなこと?」と聞いてみると、夫は「やっぱり奥さんが逆に浮気することじゃないの」との回答がありました。

自分でしたことは自分に返ってくるパターンは確かにダメージとしても大きいでしょうが、妻が同罪を犯すのはデメリットでしかなく、いまいちピンと来ません。

そもそも、奥さま側としては夫の浮気が発覚するまではマイホームがあり、そこで一緒に暮らす子ども達と、忙しいながらもパパが大好き子どもたちを懸命に育てつつ、パートをこなして精一杯日々でも幸せな暮らしを送っていたわけで。

夫への仕返しの為に、誰かと寝るとか言うことがそもそも気持ち悪いでしょう。推しが目の前に現れて誘ってくれたとしても、一瞬躊躇してしまうでしょう。母親として生きるというのは責任の重さの感じ方も、夫の比ではないのかもしれません。

浮気を簡単にしてしまうような思考の持ち主を、そう簡単に改心させることも難しいでしょうし、失った信用を取り戻すことも時間がかかります。もしかしたら、一生その信用回復が難しいかもしれません。

であれば離婚を選択したほうが、煩わしい夫の影にストレスを抱えることもなく、子どもたちが成長するまで、シングルとして生活を成り立たせていけば良いのですが、下の子もまだ小学校の低学年。

上の子は6年生で、来年には中学入学が控えています。DVで暴力を振るう相手ではなく、モラハラ度合いも強烈でないとなれば、自分がどのくらい譲歩できるかが決め手となる部分でしょう。

結婚してから仕事を辞め、子どもたちが小学生になってパートで仕事を再開した奥さまにとっては、自分だけで子どもを養い生活を成り立たせていくことは出来ないから、今回の夫の不祥事をどう落とし前つけさせようか悩ましいところのようでした。

浮気が発覚してからは、夫の実家へ戻ってもらうようにして、夫は週末だけ自宅へ戻るように伝えてあるとのこと。仕事上、平日に不在であることは度々あったようで、不自然な形にならず、まずは子どもたちが両親から漂う不穏な空気を察知しないよう配慮したそうです。

子ども達に会えるはずの日常が自分の行いによって打ち砕かれ、発覚以後は夫から再三お詫びと改心の連絡が入るようですが…。男性の場合、下半身と理性は別の動きをするよう標準装備されていることもあり、奥さまにとって口約束は絶対に出来かねるとのこと。

この時点で奥さまから「弁護士に相談した方がいいのか」と聞かれましたが、そもそもマチアプで知り合った人と飲みにいったり、カラオケいったりというのは奥さまレベルでは浮気になりますが法律上の不貞行為とはならず、慰謝料をガッポリということも起こり得ないでしょうから、30分5000円以上はする相談料を払って弁護士に相談するまでには至らないのでは…と伝えました。

弁護士としても、相談料が見込めるのであれば話を聞いてくれますが相談者の話が30分で収まることはまず無いので(大抵の方は少なくとも1時間半ぐらい過ぎている)、弁護士へ相談に行くより、ひとまず夫へ「今後、浮気(の類)をしない」という誓約書を書かせることへ怒りの矛先を向けてみたらと伝えました。

しかも、誓約書といってもただの誓約書ではありません。それは、法律事務職員であれば簡単に思い浮かぶ、あの場で作成する誓約書です。

浮気の誓約書は○○○で残すこと!

浮気をする人の浮気癖は簡単には直らないということは、世の中のニュースやワイドショーのトピックにもなっているので周知の事実だと思います。男性に限らず、女性であっても常習犯は存在するわけで…。

ただ、仕事や家庭内でのストレスにより解消法が真っ当なものを選ぶ思考力も崩壊していてのマチアプやSNS経由での出会いだった場合、浮気心も魔が差していた可能性があり再犯性も高くは無さそう。だとしても、出来るだけ確約したい!となれば、署名と捺印がなされた誓約書は絶対書いて貰う!と私の友達も言っていました。

が、それだけじゃ甘いだろうと。仕事柄にもよりますが、男性は書類作成に慣れてるふしがあります。企画書やら見積書やらの書面作って捺印してということに抵抗なくサラっと書けてしまうものだと思うのです。だから、男性にとっても「紙切れ一枚で済むなら…」のハードルの低さかもしれません。

そこで、更なる反省と更なる確約を求めるためにも、ここは是非とも「公正証書」で誓約書を残すべき。

公正証書は公証役場へ行って作成するものです。一般的にこの場所で作る書面として通っているのは「遺言書」だと思いますが、浮気の誓約書だって公証人にお任せできるのですよー!

これ、私の夫に伝えたのですけど「それは、キツイな」と苦笑してました。

そりゃ、そうでしょう。恥ずかしいことこの上ないし。でもねぇ、奥さまにとってはそれなりの事をしたわけですから。是非、その恥ずかし目を受けていただかなくては。

しかも書き様によっては、ちょっと難しい言葉を使うと強制執行認諾文言(きょうせいしっこうにんだくもんごん)なる一文をつければ、この度の浮気の慰謝料としてお金を要求した時に、払うと約束されたものが払われなかったりしたら、裁判所に申立しなくても強制執行で夫の預金口座から強制的に徴収できてしまう効果もあるらしいのです。

そのあたりのことまで発展させるとなると、弁護士による相談は必要だと思います。慰謝料といっても夫婦共有の財産から払われることになるとしたら、50万?100万?あたりでしょうか??その内容の密度によって違うので何とも言い難いですが、まあ100万以下だったとして、公正証書を作る上でかかる費用は5千円ぐらいでしょう。

妻子持ちが浮気した場合の代償なんて、このくらい当然だと思うのですが…。将来的に今回の浮気が許しがたく、結局離婚を選択することになった場合にも、公正証書として残された誓約書なんて最強だと思えるけれども。

平身低頭で浮気したことを本気で反省し、後悔している間がチャンスでしょう。本気で悪いと思っているなら、その誠意をぜひ公証役場で見せていただくのはいかがでしょうか。

地上最強の商人(オグマンディーノ著)をやってみたその後を検証⑤

昨年7月に取り組んでいた『地上最強の商人』の45週間を無事にやり遂げていましたが、やり遂げた達成感に浸っているうちに検証しそびれていることに気づき、前回から引き続きの検証結果をまとめています。

(前回はコチラ)

本当になってしまった相続トラブル

弁護士からの連絡で義父の件を知りましたが、義父が亡くなっていたのは、1ヶ月も前であったことにも驚きました。我が家は税理士の一件以降、義実家とは着信も拒否をして完全に連絡を絶っていたため、一切の情報が入ってきませんでした。

それでも、さすがに臨終の際には何かしらの連絡は入るものと思っていましたが、何の知らせもなかったことにも驚きを隠せませんでした。たった半年ほどの期間で、懸念していた相続が実際に起こることになるとは…

夫には実家アパートの一室で独り暮らしをしている姉が1人おり、上階が実家なので義父に何かあれば弟である夫に連絡をしたりするのが一般的だと思うのですが、そもそも互いを嫌い合っていた間柄だったためなのか、義姉から弟である夫に連絡もなく、義実家からの着信を拒否したことは義両親にも断りを入れた際に公衆電話からであれば受信できるので、何かあれば公衆電話から私のところへ掛けていただけば夫が口を挟むこともないであろうと嫁に出来る最後の切り札的なものを伝えていたのですが、最初と同じで嫁の忠告など右から左であったのでしょう。

どっちもどっちな義実家の人々を間近で静観していただけですが、私にとって良かれと思ったことでも当人たちにとっては心外であろうこともあり、いつもなら良い方向性を見いだす事に尽力しているところですが、そこもあえて抑えるのも本の内容を実践する上で必要だったのかもしれません。

本を読めば何かが変わるのではなく、本を読んで動かなければ変わることなどあり得ません。おまじないの類は大好きですが、目を上から下もしくは左から右に動かせば自分を変えられると言うのは可笑しくないですか?

自己啓発本が何百万部売れても結局、人は早々変わらないというのは目を動かしただけで済ませてしまう人が多かっただけなのでしょう。運勢が良くなるとは言葉を分解すると運の勢い(動き)が良いか、運の勢い(動き)が悪いかということでしょうから、動くことで変化が生まれます。

私にとって、本を読みそして現実に現れる揉め事への心の持ち方に物凄く影響を与えてくれたのが、この地上最強の商人に書かれた教えだったと思いました。

相続が発生するタイミングとは

通常、相続が発生する起点は亡くなった日になります。今回、夫が父親の死を知ったのは実際の死亡日から1ヶ月が経過したあたりですので、その当たりはさして遅いということもなく。

そもそも、夫は相続放棄をすることにしていたのですから、相続が発生しようが全く関係ないということで良いのですが…

仕事で相続案件も色々と垣間見ている私としては何とも落ち着かず。相続のことよりも、嫁いだ時からずっとお世話になった義父が本当にいなくなってしまったことを受け入れ難く、ぶっちゃけいい大人である母親と息子の意地の張り合いに、これ以上付き合うのが面倒くさくなっていたのもあり、私の方から義母に連絡し、今更ながらご焼香させていただくため、義実家へ赴くことにしました。

義実家に行くと、この時まで何事もなかったかのような対応で笑みを浮かべながら私の訪問を受け入れる義母がいて、正直戸惑いましたが義父の御霊前で手を合わせた後、今日までの話を義母がもの凄い勢いで語り始めました。84歳と高齢だった義父の病状はあっという間に進行し、体重が激減していったとのこと、終末期ケアで素晴らしいサポートを受けて旅立っていったこと。

それらの話を聞き、実父を数年前に亡くしていた私は、もう1人の父の最期にも会うこともなく寂しい気持ちで一杯になりました。それもこれも全ての元凶は今、私の目の前にいる義母なのですが、夫は同行せず私一人で訪れていたこともあり、次から次へ聞き捨てならない話が出て来たのです。

最愛の夫である義父を亡くし、悲観に暮れる義母でしたが話を聞いていると、貴女は御見舞いにも来なかった、葬儀にも来なかったと何度も罵ります。最初は、話をそのまま受け止めていましたが、テーブルの上に置かれたデジカメを手にすると義母は、見てよこれと言って義父が棺に入っているすぐ横で喪服を着て満面の笑みを浮かべピースまでする写真を見せてきたのです。

「信じられない…」

私は実父を亡くした時にコロナ禍で、しかも入浴中のヒートショックで亡くなったのが死因でしたがコロナ検査をした結果陽性反応が出ていたということで、棺の中の父は黒い袋に覆われており、姿を見ることも叶いませんでした。

そうした事を抜きにしたとしても、自分と故人のツーショットを撮ることはけして悪いことだとは思いません。二人の間にある思いの形はそれぞれあって良いと思うので、思い出の一つにするなり色々な気持ちの上で本人とそれに同調する方で完結いただければいいのではないかと思います。

撮った写真を見せられた側としては、絶賛する言葉や感謝の思いはなくただただ冷ややかな視線を義母に向けてしまいました。縁あって義理の家族になった間柄であっても、最期を迎えるまでに起きたことを全て帳消しに出来るほど私の中ではまだ、本の内容を確実に実行できるほど成長しておらず、この時ばかりは感情を押し込むことができませんでした。

故人の思いが残されていたとき

何事もなかったかのような振る舞いをする義母とは反対に、私の表情はどんどん固くなり、すべきことを済ませてもうこの場から引き上げようとしたその時、義母が引き出しから取り出したのが死期を医師から告げられた義父が残したという公正証書遺言でした。相続放棄をするということを宣言した息子に対して、そのように望むならお前には何一つ残さず娘に渡すと言っていた義父。はなから遺産相続に関してはノータッチで良いと思っていた我が家にしてみたら、今更内容を確認するまでもないことでしたが、義母は読めばわかると言ってきかず、私の目の前に遺言書をひろげたのです。

地上最強の商人(オグマンディーノ著)をやってみたその後を検証④

昨年7月に取り組んでいた『地上最強の商人』の45週間を無事にやり遂げていましたが、やり遂げた達成感に浸っているうちに検証しそびれていることに気づき、前回から引き続きの検証結果をまとめています。

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税理士との面談に行った後のこと

結局、義両親を交えての面談は実現しませんでしたが、私と夫で予定通り税理士事務所へ面談を受けに行ってきました。

弁護士もそうですが、自分にマッチする士業の先生を見つけるのは本当に難しく、法律事務所にいるからといって、自分に合う先生が優位に見つけられるということでもありません。

不動産投資でアパート経営を勧める広告や書籍があふれていますが、株式投資に慣れてしまっていると、不動産投資などというのは大変面倒で厄介な投資対象にしか見えず、義実家に行く度に『手放さないんですか???』と常々アプローチしていたほど。

不動産余りが叫ばれる2030年問題のこともあるし、今日も仕事でとあるアパートの住人さんが家賃滞納をしている関係で裁判所に申立をしていた建物明渡しの強制執行手続きのために、弁護士から命じられイソイソと提出書類の準備をしていたところですから、こんなことをプライベートでもやらなきゃいけなくなるとか無理でしょ…

そんな面倒な不動産投資を夫が相続するような事態になったら、結局周り巡って私のところへ降りかかってくることを考えると、私にとっても税理士と繋がりを持つことはメリットが大きいのです。

税理士に顔を売り、我が家の現状と義実家で今後予想される相続時に気をつけるべきことを相談しながら面談を終えました。

面談を終え、今回のドタキャン騒動でほとほと義実家との付き合いに嫌気が差した私は、夫からの願いでもあったので、金輪際子供たちを連れだって義実家に足を運ぶことは止める決断をしたのです。

お金ではなく自分の価値を100倍にするために

義実家を敵に回すということは、あまりいい実例ではないかもしれません。ただ、日本では未だに根強く嫁というものは嫁ぎ先に対して従順であれというような風潮もあるし、お嫁さん自身がへりくだって嫁ぎ先へ気を遣わなくてはならないと思っている背景もあります。

私も結婚して10年は、それなりに義実家内で粗相のないようにバランスを取ってきました。が…

並々ならぬお金への執着&執念が税理士面談の一件以後も露見して、最終的には逆恨みされたりもしつつ、義母からの執拗な嫌がらせを受けることになるのですが、その間に私が読んでいた地上最強の商人第3巻の中で「私の出会う不運の数々は、明日の幸運の種を私に運んでくる」という一節があり、日々繰り返し音読しながら、義実家との諍いの先にある幸運を思い描いて、爽やかにこの直面を切り抜けたのです。

私自身も我が家も、お金をちらつかされても心動かされることはなく、日々穏やかに過ごすことに多大なる影響を及ぼしていたのだと、振り返って思うのであります。

義母にとって最大の価値におかれているものがお金だとしても、夫や私にとっての最大の価値は自分たちにあり、事業を営んでいるわけでもない私が地上最強の商人に取り組むのは自分の価値を100倍にするためであると心に刻んだのでした。

第5巻とともに乗り越えたある試練

第5巻の内容については以前の投稿でも少し触れましたが「今日が人生最後の日であると心得て生きる」ことの大切な考え方について書かれています。

当たり前に今日を過ごし明日を迎え、昨日を振り返り1週間が過ぎ1ヶ月が過ぎる中で、誰しもが当たり前に過去と現在と未来に思考を巡らせています。

老後の年金問題に不安を覚えるのは未来についてですし、やらずの後悔は過去についての悔いでもあります。今日現在、どこも痛むことなく昨日と同じ時間を過ごせることの素晴らしさ、そしてそれは奇跡でもあること。

そのような教えが織り込まれていたのが5巻でした。そんな中、生前対策を棒に振ってしまった義父が滅多に訪れることがない我が家を訪問してきたのです。

数か月ぶりにあった義父は以前と何ら変わることはなく、元気な様子でした。もともと、義父と夫の関係は良好であったのですが、義母の味方についたようにみてとれた義父のことすらも拒絶するようになった夫は、歓迎するどころではなく居留守を決め込む決断をしました。

孫である我が家の長女だけが、久しぶりに会えたおじいちゃんに近づき、どうしたのかと声をかけると、衝撃的な報告があったのです。

「おじいちゃんね、胃がんでステージ4だったから、もうあと数か月しか生きられないって」

見た目からは全然想像もつかず、いつも通りの義父の姿でした。小学3年生だった長女は、どう反応していいか分からず、長女に付き添っていた私も予想外の報告だっただけに言葉を失いました。

それから4ヶ月後に義父は本当に逝ってしまいました。義母は、入院先の病院へ最期に孫たちを連れて面会に来るよう息子である夫に伝えていましたが、夫の意思は固く最後の最期まで父親を見ることはありませんでした。

決裂した税理士面談の一件の際に、「金輪際二度と我が家は顔を見せることはない。相続も放棄する」と宣言し、義両親も「それでいい。何があってもお前達の力は不要。孫達には会えないのが残念だけど、可愛い盛りのときにずっと一緒にいられたから、もう十分」とまで言い放っていたのです。

売り言葉に買い言葉でもあったでしょうし、本気でそう思っていたようにも思えます。ただ、その時の義両親(特に義母)にとって、まさかこんな結末が待ち構えていたとは思ってもいなかったのでしょう。

地上最強の商人(オグマンディーノ著)をやってみたその後を検証③

昨年7月に取り組んでいた『地上最強の商人』の45週間を無事にやり遂げていましたが、やり遂げた達成感に浸っているうちに検証しそびれていることに気づき、前回から引き続きの検証結果をまとめています。

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義実家の相続騒ぎで試される地上最強の商人課題

地上最強の商人の課題というのは、非常にシンプルなもので、全10巻の巻物を45週間かけて1巻を5週に分けて1日3回(朝・昼・夜)読み込んで1週間読み終えるごとに、掲載されている振り返りページにしたがって点数をつけていくと言うものです。

人は誰しも3週間継続し続けると、その行為を習慣付けることができます。元に私は、あらゆることに関して三日坊主のプロでしたが、ある時「三日坊主を7回やれば21日になる」という気づきを得てから、実行力が格段にあがり様々なことをその考え方で習慣付けられるようになっていきました。

ただ、何でも「やればすぐに」自分の身になるものでもないし、突然大金が転がり込むこともありません。突然、大金が転がり込んできたら逆に事件に巻き込まれたかもしれないという不安に襲われます。

何の土台もないのに、突然さまざまな変化を安全に迅速に行うミラクルはありません。なので、日々毎日の課題(読む・点数をつける)をやっていても、その課題から日常の中に落とし込めるものを自分なりに探し出して、それこそ身につける必要があります。

私にとって、相続争いに参戦する気は全くなかったのですが、地上最強の商人で提唱されている実践の場として、義実家の相続対策に首を突っ込んでみることにしました。

物語の課題を現実の課題に盛り込んでみようと思ったとき

相続対策としての面談の際に、税理士から資産について大まかに把握できる資料があれば事前に用意してくださいとの要望があったそうで、主人は父親に簡単でいいから資産の一覧を用意しておいて欲しいと電話していました。

義実家では金銭管理の全てを義母がとりまとめています。義父はアパート物件の手直しをする作業系を担当していたので、金銭的なことはまるっきり把握していません。

なので、面談時の際には義母が管理しているものを現物じゃなくていいので、大雑把にでも分かるものを持ってきて欲しいと義父から伝えてもらった時には、義母も快諾していました。何せ、相続対策のためなので義母にとっても優位になるわけですから。

「人生最後の日であると心得て生きよ」と5巻に…

週半ばに税理士との面談を控えていたので、主人は義夫に例の面談の時に、資産の一覧がわかるようなものを必ず忘れないようにと釘を刺す電話をかけたところ、義母が「会ったこともない他人(税理士)に通帳やら何やら見せるなんて絶対イヤだと言っている」と言い出したのです。

気が変わるのは勝手なのですが、義母だけでなく私も主人もわざわざ仕事を調整しています。そもそも、依頼予定の税理士が大変お忙しい方で、相談の予定を入れるにも色々と難しく、双方の都合を合わせた上で決めた日取りだったため、直前になって変更などあり得ないことです。義母以外の関係者全員が混乱しました。

商人の課題の5巻には「今日が人生最後の日であると心得て」というものがあります。年齢に関係なく、突然命のローソクが消えることも現実にはあるわけです。亡くなる日の朝、普通に声をかけ送り出したのに…という悲しい文面を読むことは私が働く小規模な法律事務所であっても度々あります。

この課題に取り組んでいた時は、ニュースで見聞きする事件や仕事で関わる案件が決して他人事ではないのだなと本当に身につまされるような日々を送っていたと思います。

義母は私と会う際に必ず口をついて出てくる言葉がありました。

『お金はいくらあっても死ぬときは持っていけない』

『国に税金で払うくらいなら、子供や孫達にあげたほうがよっぽどいい』

とにかく、この2つを毎回それも滞在時間中何度も言っていました。老後破産のニュースや親の介護を負担する友達が徐々に見え始めて来たこともあり、義実家に財力があって本当によかったとのんきに思っていたぐらいでした。

しかしながら課題に取り組んでいない義母ですが、人生最後の日であると心得ながらも、人生の対策を考えるどころか、逃避しようとするパターンがあるなんて。義実家の出来事ですが、義両親二人で築き上げた財産です。結果的にどうなろうと、嫁の私からしたらどうでも良い話なわけです。

息子である主人は激怒しました。それは、自分に親の財産が渡らなくなるということではなく、両親が所有しているのは戸建て不動産ではなく、アパートの住人およびアパートの管理もあり、義父がいよいよ体調を崩そうものなら、車の免許もなく字も読めない義母は、自分の子供らを頼らざるを得ません。息子である主人にとっては、煩わしいことこの上ない事態が待ち受けるわけです。

この一件から他にも義母の守銭奴的な一面が徐々に見え始めてきました。実の息子である主人が、どうしてあんなにも母親のことを嫌っていったのかが次第に明らかになっていったのです。

地上最強の商人(オグマンディーノ著)をやってみたその後を検証②

昨年7月に取り組んでいた『地上最強の商人』の45週間を無事にやり遂げていましたが、やり遂げた達成感に浸っているうちに検証しそびれていることに気づき、前回から引き続きの検証結果をまとめています。

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地上最強の商人で得られた事…③運気UP

得られたものが3つあり、①行動力②力の抜きどころ③運気UPということでしたが、運気UPの効果の程というのは、何を持ってして運気UPと呼べるのか…

トラブルを抱えていた場合に、その悩みが解決したら運気が良くなったとも思うし、わかりやすく言うと臨時収入があったというような、金運に関することでしょうか。

地上最強の商人を読み始める前の私が抱えていた大きな問題としては、義実家の相続問題がありました。主人と結婚して十数年ですが、嫁である私と義実家との関係は、実の息子である主人よりも上手く行っていました。

私の両親は超高齢で実家へ帰省するにも電車とバスを乗り継いで2時間近くかかります。妊娠・出産そして、乳幼児の子育ての時期は義実家が私の実家と錯覚してしまうほど、頼りにさせて頂いていました。

その間、主人は父親とのコミュニケーションを取るものの、母親とは一切断絶していて、マザコン夫も困るけれど母親を一切寄せ付けないし、無視というか本当にその存在をなき者にしている、シカト体制を組んでいたのです。

母親の方は何としても息子とコミュニケーションを取りたいので、嫁である私や3人の孫たちを通じて一生懸命努力されていましたが…撃沈。

それでも、唯一コミュニケーションを取っていた父親も80代に突入し「オレ、もう長くないから」と自身でキッパリと宣言するようになってからは、主人も息子としての役割を果たす気持ちにシフトし、これまた断絶状態の姉に代わって、相続になる前にきちんと生前整理をする必要があると考えに変化が出て来たのです。

自分自身の変化よりも先に現れた周りの変化

正直、私は日頃から他人様のトラブルに触れているので「人間、生きているうちの負担を10だとしたら、亡くなってからだとその負担は100ぐらいになる」ということをわかっていますから、財産があろうと無かろうと遺言書は誰もが作ったほうがいいと、言ってまわる人間です。

遺言書を自分の意思で書ける内が華だと思います。誰もが出来ることを、出来るうちにやらないのが不思議で仕方ないくらいです。

このことについては、常々義実家でも義両親に伝えていました。というのも、義実家では古いアパートを2棟所有しており、住居近くにある1棟と縁もゆかりもない他県にある1棟で、仕事もしていない老夫婦だからこそ、管理費用も自分たちでなるべく手を施して何とか損失をださないで運用できているという感じのアパート経営でした。

義両親は「不動産はね、大事だよ!絶対に売ってはダメ」と言っていましたし、不動産投資をすることのメリットは重々承知しています。が…

不動産投資よりも株式投資が好きな私からすると、全く興味対象外。嫁と姑の関係はすこぶる良好でしたが、長男に家督を譲るというのが徹底している時代でもないし、義実家(私の実家含めて)が未来永劫語り継がれるべきレベルの家柄でもありません。そんな中で、築40年以上の古いアパートを相続させられるなんて、脅威でしかなく。

それ以前に、そもそも主人が「親父が亡くなったらあの家族とは縁を切る。相続放棄しか考えてない」と繰り返し言っていたので、私も義実家へ子ども達と遊びに行っていた際には「ご子息は相続放棄を考えているようです。私も、それで構いません」と宣言し、義母から「フツーはね、貴女不動産を要らないなんて言ったりしませんよ」と呆れられていました。だって、面倒くさいんだもの…不動産。

そんなやり取りが十何年も続いていましたが一昨年あたりから義父が「やっぱり息子に不動産持分を相続させたい」と強く思うようになってきたようで、父親とだけはコミュニケーションを取っていた主人は、弱々しい発言が目立ってきた父親の気持ちを汲み取ってあげたくなったのでしょう。相続対策のために有能な税理士を探し出し、その税理士と義父と主人でいろいろと話合う機会を持つ予定を決めたのです。

相続は運気UPか、それとも運気ダウンか?

その頃の私は義実家の出来事よりも、いかに地上最強の商人の課題を毎日こなし続けていくかに全集中でしたので、義実家とのやりとりは主人から報告を受けた時にしか耳にすることはなく「不動産はねー、揉めるからちゃんと公正遺言を作っておいたほうがいいよー」と日頃、仕事で垣間見た相続紛争が主人の身に、ひいては我が家に降りかからないようなアドバイスだけサラっと伝えるのに留めていました。

嫁という微妙なポジションは本当にやっかいで、変に口を挟むと「財産狙い!」と誤解されるか、「じゃあ全部責任とってね!」と全フリされるか…とにかく、どちらにせよ面倒くさいことに巻き込まれたくはありませんから、穏便になるべく関わらないで、けれども状況把握はしておくべきことといったスタンスでした。

そんな中、主人が義父と義母と税理士と面談する日には、私にも同席して欲しいと言ってきたのです。面談日は平日の午後1時でした。士業の人間とのやりとりに慣れていないし、義母がいる空間が耐えられないと懇願され、1ヶ月前から言われたこともあり、有休をとって私も同席することにしました。

義両親と仲が良かったので、同席することには異論はなく、むしろ税理士も交えていれば、邪な気持ちを持った嫁でないアピールができるかなと。嫁ぎ先の財産に目がくらむ人も、そりゃいるでしょうが、私はとにかく「自分で大金を稼ぎたい」欲が強いので、他人様の財産を目当てにするという気持ちがまるでないのです。

しかも、不動産とか本当に維持するのが面倒くさいものの代表格。売らなきゃお金になりませんけど、その売るためのやりとりも株式と同じようにはいかないし。不動産物件より、できるなら私は不動産リートの方がいいのですよ。

この時点で運気UPについて語ろうとすると、私の評価では運気は下がり気味だったと言えます。不要なものを押しつけられるかもしれない不安しかありませんでしたから。普段,弁護士と話すことには慣れていても税理士と話す機会は今までになく、しかも自分の実家の財産ではなく婚家の家族同士が知りもしない話をする場に連れ出されるなんて恐怖すら感じました。

地上最強の商人(オグマンディーノ著)をやってみたその後を検証①

昨年7月に取り組んでいた『地上最強の商人』の45週間を無事にやり遂げていましたが、やり遂げた達成感に浸っているうちに検証しそびれていることに気づきました。

(前回はコチラ)

地上最強の商人を45週間やり終えた結果…

得られたものが3つありました。

①行動力

②力の抜きどころ

③運気UP

こじつけの部分があるかもしれませんが、自分で実感したのは上記3つです。9月が私の誕生月ですが、昨年の9月で49歳を迎えました。

アラフォーなんて…と思っていた39歳から一瞬で10年が過ぎ去り、去っていたのは年月だけでなく身体的な若さも去っていったわけです。

気づけばアラフィフ目前!49歳の誕生日を迎える数ヶ月前にこの「地上最強の商人メソッド」をやり遂げていました。

45週間、与えられた課題をコツコツ進めるだけのメソッドです。指示が出されたものは、素直にやり遂げればいいので簡単です。が…途中で挫折したり投げ出したりしてしまうのは、自分で課題をやる習慣化が出来なかった人か、繰り返される単調な課題を楽しめなかった人でしょうか。

単純な課題を45週間も続けた自分は、結果として課題をクリア出来たわけです。課題をクリア出来たことが、そもそも成功体験の一つにはなりました。

地上最強の商人で得られた事…①行動力

地上最強の商人を手に取って始めた動機は、単純に「大金を稼ぐ力を身につけたい」というものでした。ここで注意したいのは“大金が欲しい”でなく、“大金を稼ぐ力”が欲しいという点です。

45週間前には確かに「最後の週を完了した時に、大金が舞い込んできたりして♪」という期待があったのは否めません。そんな淡い期待を持っていないと、何事もスタートできませんから。

第2巻が過ぎ第3巻、第4巻まで進むと、段々飽きてきます。単純な課題をやっているので、慣れてきてしまうのです。夜の音読は子供たちに「お母さん、音読は!」と促されて渋々やっている日もありました。

まるで、それまでに子ども達へ向けて「宿題やったの!?」と言っていた言葉がブーメランで返ってきたみたいでした。

疲れていようが、調子が悪かろうが続けられる単純な課題です。大金を稼ごうとする力は、こんな単純なハズもないと思い「これぐらいのレベルが出来なかったら億とか稼げるわけがない」と。自分を奮い立たせる言葉を色々と考案しました。

何でも無いことに自分なりの意味づけをすること。後に、課題を継続し終えた45週間を振り返ったときに、誰に強要されたわけでも、自分の身に確かな必要性があったわけでもなくやり始めたことを完遂させることを目標にしたのが良かったのでしょうか。

子ども達にもよく言いますが「自分が自分とした約束は守ろうね」と。親が言っていることをやってみせないと。そんなプレッシャーを背負いながら、自分だけの「行動力を出す工夫とアイデア」を考えるクセがつきました。

後回しにしがちだった片付けや、仕事の処理や、人付き合いにも有効だったのは、第1巻の巻物(本の中に出て来ます)を繰り返し読みながら、その時の課題の巻物を読み、取り入れて試してみる。普段の生活の中で出来ることの中で課題を検証したことです。

地上最強の商人で得られた事②力の抜きどころ

フルタイムで働いて、時には残業して、保育園と小学校の保護者との付き合いがあり、義実家や実家に関する問題がある中で、育児と家事を夫と分担しつつ日々を暮らしていますが、完璧にやろうなどと思っていないのに、とにかく多忙すぎて…

求められること(学校や保育園からの要望や家庭内や職場で)の最低限しか出来ていないのに、コレ以上どうやって時間や心のゆとりを持てばいいのか?

毎日、課題をこなすたった15分程の時間を捻出するのに、最初のうちは苦心しました。

取組はじめてから3ヶ月が過ぎたころでしょうか。課題をこなすことが日常のリズムに組み込まれ、時間的なゆとりが出来ていることに気づきました。

勤務時間を短くしたわけでもなく、家政婦さんを雇ったわけでもなく、むしろ頼りにしていた義実家の義両親とギクシャクする騒動が起きたので、いままで義実家頼みだった部分を失い状況としてはあまりいいとは言えませんでした。

その中でも、日々の疲労やPMSでイライラすることは勿論ありましたが、子ども達からも「お母さん、キーキーしなくなった」と言われるようになりました。

課題をこなす中で、部屋の片付けや断捨離をしていたのも相乗効果につながったのかもしれませんが、子供たちや主人が出来ることは、どんどんお任せしていくことが多くなっていったように思いました。

何でもかんでも自分がやった方が早いのですが、早いかもしれないけど、手が空かない。時間が作れない。何より責任感の重さというのを抱えすぎていることに気づいたのです。

毎晩、音読を何ヶ月も家族の前で続けていたのを見てきたからか、家族が応援してくれたのかもしれません。でも、子育てを続け主婦をして社会人として働き、十分いろいろと人のために既に尽くしていることを自分自身が受け入れられたのです。

アレも!コレも!と色んなことを押しつけられているように感じがちなのもありますが、実際のところは自分自身で「アレもコレもやらなきゃ!」と背負い込んでいる部分は本当に大きいし、多かったなと感じました。

PTAの役員をやることになりました。その⑦

この頃パソコンでもスマホでもPTA関連のネットニュースばかりがオススメ表示されるようになりましたが、今日表示されたのはPTA役員内での「専業主婦vs共働き主婦」の抗争みたいな記事でした。共働き主婦役員が専業主婦役員をディスったお話しです。いまどきでも、働いてることを専業主婦の方に対してマウント取ろうという人がいるのですね…。

PTA役員として試されるビジネススキルの程は?

子供にとってより良い環境を「学校側と保護者と地域で整えて行こうよ!」というのが、PTAの役割だと思っているのですが、役員の動きを見ていると主に参加している上部組織や実行委員会との連絡と報告と相談ばかり。そのやりとりの先に、子供たちの笑顔が約束されているとは、とても思えない時間を消費しているように見えています。

子ども達を笑顔にすることに割く時間より、大人たちが提案ばかりして右往左往している姿が目立つのは、うちのPTAだけなのかしら?

「PTA役員になったら何をするのだろう?」と疑問を抱えたまま、組織の一員になってみましたが、依然として保護者が忙しい合間をぬって、時には集会に出席するために有休まで取りながら時間を費やしているのを端から見ていると、「中の人」になってみても有効的な時間の使い方がされていないのただただ実感するのみ。

また、驚いたのがグループLINEのやり取りの中でビジネス用語をぶっ込んで来る人がいたことです。その方は、お仕事されている主婦に属する方でしたが、

「FYI 広報委員ですが、広報誌発行日は…」

とありました。FYIは“For your information”の略で、日本語で言えば「ご参考まで」の意味です。「できる人が できる時に できる事を」というのが多くのPTA内で共有されているスローガンみたいだけど、ここでの“できる人”って仕事が出来るって意味なのでしょうかね??

あくまでも私の経験上の意見ですが、ミスをしない本当にビジネススキル高めな人はカタカナ用語の濫用やビジネス用語を駆使したりすることは無いように思います。

“FYI”をさらりと使いこなすスマートさアピール(はたまた無意識?)なのでしょうか。外資をたった6ヶ月で退職した私にとっては、トラウマのような略語だったので、このメッセージを見た時は何だかバッドなバイブスが全身から出ました。

役員全員のご職業と就業の有無の情報共有をしているようでもない中で、どんな人にも伝わるような言葉遣いって結構大事だと思うのに。。。

PTA役員の中でマウント取り合うか?手を取り合うか?

公立の学校内でのPTA活動はそもそも任意参加の団体なのだし作業効率をあげられるように業務改善をするか、もしくは既存業務の取捨選択が一番の課題にあると思っています。そうでなければ、古くから続く時代錯誤な一般人の寄せ集め集団が築き上げた決め事に、いったい後世の人々がどれだけ苦労しなくてはいけないのでしょうか?

多くのものを抱え込みすぎて「断捨離しないとダメになっちゃう…」的な思考が露呈しまくっているインスタの動画をみていると、散々お金と時間をかけて買い漁ったものが、これまた高額ローンを組んだ買ったマイホーム内に散乱して、途方に暮れつつも「100日で汚部屋脱出!」とうたって頑張る姿を披露する人とPTAの中身がかぶって見えるのは私だけなのでしょうか?

専業主婦はヒマだと言い放つ共働き主婦がイガミ合うPTAの中に参加するだけでもメンタルえぐられそうですが、ビジネススキルをアピールする人とアピールされて戸惑う人との不協和音が少しずつ積み上げられていく様子が、いまから恐ろしいです。

奉仕の精神であり慈善事業でもあるのだから、その中でマウントを取るのではなく、面倒なこと手間なことをシンプルな形にして、誰が引き継いでもできるようになってこそ、「できる人が できる時に できる事を」やれるPTA業務になるだろうし、何なら「できる事を できる時に できる人が」やれるぐらいのささやかな規模に作り替えた方が、よっぽど子ども達を笑顔にする時間が作れるような気がします。

とはいえ、新参役員の経過観察はまだまだ続く

そうは思ってみても「言うは易く行うは難し」ですから、まだまだアレコレと口を挟むタイミングでもなく、継続役員さんからの指示を待つしか出来ない新参役員です。あと数週間後に到来するPTA役員の大仕事である「運動会フォロー」をやり遂げるまでは、大人しくしている次第です。

数字に弱いアラフィフ主婦が買ってよかった優待銘柄

5年以上持ち続けている優待銘柄は?

2つの証券会社を使って株式投資をしています。SBI証券口座は夫から口出しされるので、あまり気に掛けていませんが5社の銘柄を保有しており、独身時代から運用している三菱UFJモルガンスタンレー証券口座にも5社の銘柄を持っています。合わせて10社の銘柄ですが、そのうち5年以上持ち続けているのが下記の銘柄です。

①MIXI【2121】②くら寿司【2695】③オリエンタルランド【4661】④東急【9005】

誰もがご存知の一部上場企業ばかりです。いまは一部上場ではなく、プライム市場?企業?と言うのでしたっけ??

優待銘柄の持ってて良かった理由とは?

先日、ディズニーランドへ家族5人で行った記事を書きましたが、ずばり1泊2日でかかった費用の総額は124,639円でした。近郊に1泊旅行へ出かけてもサラッと10万が飛ぶのが本当にキツイ。このくらいの金額出せば1人で海外行けちゃうと下唇をかみしめておりますが、お金があっても時間がない働くお母さんには「海外旅行一人旅」など夢のまた夢でございます。

チケット代は大人9400円x2人と子供5600円x3人で35,600円かかりましたが、この時のチケットはオリエンタルランド株の長期ホルダーとしての優待と通年優待で出たチケットを活用したので実際の支払はありませんでした。

オリエンタルランドは配当額が極めて少なく、年間配当利回りは0.5%を切っています。(2025年5月現在)ですので、配当金シーズンに突入したとしても「銀行金利よりは、まだマシか…」という心持ちで長年使わずに、いつか家族でディズニーへ行く機会が来るまでの「旅行用貯金」みたいな扱いでいたところ、今回ディズニーへ行く時には積み上げた配当金が31,935円ほどに!!

なので、5名分のチケット代と諸々の出費分をこちらの配当金で補った結果、家族5人で行ったディズニー旅行が実際のところ57,104円で済んでしまいました。

一人あたり11,420円でディズニーランドを満喫してきたわけです。

パーク内で使ったスプラッシュマウンテンのDPA代とか、食事代やお土産代なんかを合わせてかかった費用は32,840円だったので、先程の配当金分を差し引くと自腹を切った金額は905円。なんと千円以下でした。

ディズニーランドから帰ってくる時の交通費は東急の株主優待で発行された乗車券を使ったため、千円ちょっとの交通費も浮きました。

回転寿司チェーンの「くら寿司」は、長期で持ち続けていますが途中で売ったり買ったりをしたことがあります。1度売ったものを買い直すことをした企業は私の10年超の投資歴で、くら寿司と今は1株も持っていない三菱ケミカルだけだと思います。

毎月外食するわけじゃないのですが、家族の誕生日や進級したり入学したりというようなイベントの際は、お寿司を食べに行きたいというので、近所にくら寿司があり続ける限り、そして優待が続けられる限り持っていたい。

あとは東急ですが、東急路線沿線に住んでいるので東急の株主優待を受ける機会が多いため、必然的に持っている面があります。もともとは映画好きな私が109シネマズで映画鑑賞しまくりたいという夢のために買った東急レクリエーション株が上場廃止となり、それを受け継いだ形で東急の株に変換されただけですが、映画鑑賞時に無料ということじゃなく1000円で鑑賞するということに改悪となりましたが、地味に家族で出かける時の乗車回数券にメリットがあり、保持し続けています。

(MIXIは配当金のみなので優待は無い為に割愛)

優待銘柄だからと言っても、使いづらいものは普通に買わないでしょうが、配当金の旨みがなくとも、長い目でみると投資額と同額を定期預金に預け入れていただけじゃ得られない恩恵を沢山受けられたので、優待を維持しつづけられる企業努力には感謝の気持ちで一杯です。

投資に尻込みしてしまうくらいなら、身近な優待銘柄を買うだけでもいいと思う

個別株の投資歴が10年超になりましたが、投資をやる上で誰もが読んでいると言われている有名な本『ウォール街のランダムウォーカー』を先日ブックオフで発見し、手に取りましたが最初の数頁で眼精疲労のために、そっと書棚に戻した私です。文字が小さすぎて挿絵がなさすぎて、10年経っても一度も読んだことがありません。

投資を戦略的に運用していく方々には必読なのでしょうが、いくら戦略的に捉えていても投資の先読みや運用収益は、本を読むだけで与えられるものだけでなく、むしろ痛い失敗をしないためには、超基本的なこと①余裕資金で行う②投機的な投資(FX・先物)はしない③金融機関の人が言うオススメに乗せられない!に気をつけて自分自身にとっての身近な優待銘柄を選ぶだけで良いのではないかと思うのです。

10年前と世界情勢も日本経済もずいぶん変化していますが、その軸の部分を貫いているだけの私でも一時的なマイナスがあったとして(そういうのも含めて運用ですけど)、デメリットなくやって来られているので。

子供へのマネーリテラシー向上を学ばせるのによかった

私たちが小学生の頃と違って、いまは学校や地域のイベントでもお金の使い方を子供のうちから学ぶ機会が沢山あります。(使わせる機会も沢山ありますが…)その中で、子供に株主として優待を受けているということを実感させられる銘柄でもあると思います。投資力は生きていく上で基礎学力と同じくらい身につけていって欲しいので、できるだけリアル体験をさせてあげられる場に一役買えている銘柄は、まだまだ沢山あると思いますが、何せじっくりそれらをリサーチする時間もないので、今回は現時点でも持ち続けている優待銘柄について触れてみました。

ディズニーに5人家族で行った場合の予算はどのくらい?

5人家族の我が家がディズニーランドへ行った時に、どのくらいお金がかかったのか次回のときの参考にまとめたいと思います。

ディズニーに5人家族で行ったときに出費した項目は?

我が家は夫婦と10歳・8歳・6歳の3人の子供がいます。住まいは都内に隣接した県です。車があればそんなに時間をかけることなく往復できる距離ですが、我が家には車がなく。夫婦それぞれ車の免許を持っていますが、どちらもペーパードライバーに近いので、子供たちを乗せて運転するには不安が…

なので、行きの交通手段は高速バスで、帰りは電車にしました。

日帰りで帰ってこられる距離ですが、アラフィフの夫婦二人が1日中パークで過ごしたあと、まだ手のかかる子供たちを連れて公共機関で帰宅するのは、想像しただけで気を失いそうだったので、1泊2日のホテルを予約しました。

かかった費用は宿泊代、交通費、チケット代、パーク内の費用、食事代となります。

5人というだけでも、普通に外食しただけで5,000円以上飛ぶのにディズニーなんて行ったら、いったいいくらかかるのかという不安しかありませんでした。

ディズニーに5人家族で行ったときの実際にかかった費用は?

ずばり1泊2日でかかった費用の総額は124,639円でした。単純計算すると1人あたり24,927円。

チケット代…大人9,400円x2人、子供5,600円x3人=35,600円

ホテル代…45,450円

交通費…行き(高速バス)5,950円 帰り(電車)1,075円=7,025円

パーク内の費用…32,840円

【内訳】

スプラッシュマウンテンDPA代 1500円x5人=7,500円

飲食代・ハングリーベアレストラン(5人)=7,580円

飲食代・クリッターサンデー等スイーツ=1,300円

お土産関連代(お配り用・自分用・写真代)=16,460円

食事代(ホテルは朝食のみだったのでコンビニで購入分)…3,724円

ディズニーに5人家族で行く場合の一般的な予算との比較

5人家族と言えど、その家族構成や行く時期(我が家は5月下旬の日曜日でした)や、プランによって違うようですが、一般的に5人家族が日帰りでディズニーへ遊びにいった場合の平均的な予算をAIが算出すると76,000円ぐらいが総額になるようです。

一人あたり15,200円ですね。今回我が家のプランでかかった一人あたりの金額は24,927円でしたから、差額としては約1万円(9727円)でした。

激混みな日曜日に行ったこともあり、かなりエネルギーを消耗しました。アラフィフな私たち夫婦ですから、人混みの中を幼児や小学生を引き連れて歩くのは死活問題でした。しかも、その日は晴天に恵まれていたので下手をしたら熱中症騒ぎになっていたかもしれません。

ベビーカーを押しながらベビちゃんにコスプレさせて楽しんでいる若いご夫婦と沢山すれ違いましたが、楽しんだ後で自宅に帰って諸々の後始末をしたりすることを省略できただけでも差額分は払っただけあったなと思いました。

異年齢とエンタメに全く興味のない夫を引き連れての初ディズニーをするにあたり、パーク内の行動計画を立てる際に、「#孫と遊ぶ」で検索した私ですが、せっかくの機会を疲労から来るイライラで台無しにしないためにも、お泊まり予定で訪れることをオススメしたい。

宿泊先はオリエンタルホテル東京ベイでしたが、程よい距離感だったので昼過ぎに一度パークアウトをして夕方は長女と二人だけで再度パークインできたのも、宿泊ならではの遊び方でした。なかなか3人の子供の1人だけとゆっくり出来る時間がもてないので、とても良い時間の使い方ができました。

お金の増やし方がよくわからなかった頃の話①

GWが過ぎ6月がもうすぐそこまで。今年も半分が過ぎ去ろうとしています。年始に立てた抱負を日々の努力とともにコツコツとこなしてきた人には、努力の結果が現れる頃と言えるでしょうね。

私も、昨年までを振り返り『今年こそは結果を出す!!』と息巻いていましたが、言うは易し行うは難しと言った中間結果でございまして…

貯金が出来る人は『入れる』より『出す』ようです

お金持ちになっていく、つまり上手に貯金が出来る人たちは『入れる』ことよりも、どうやって『出す』かに気を配っているという記事を読みました。

断捨離で有名なやましたひでこさんの著書『お金持ちは断捨離上手』に書かれていました。

私の実体験に話は飛びますが、『お金を貯めよう!』『貯金!節約!』に意識がいっていた頃は、どうやってガッツリと収入を増やすかということを必死で探していました。親元を離れて一人暮らしをしていたし、独身でしたから好きなことにお金を使う選択権は100%自分にあります。

ときどき実家に帰ると物欲皆無な父から『お前は本当に金遣いが荒いな』と、しょっちゅうお褒めの(皮肉)言葉を言われていました。

お金が『入ってくる』ように意識していたにもかかわらず、自己投資と称してビジネスセミナーに足繁く通い、スキルアップのための資格取得に時間を費やし、有益な人脈づくりのために意識高い系のオフ会に顔を出したりしたものですから、方々で出会いがあるものの別々のグループが形成されるので、あっちの集まりに参加し、こっちのグループの仲良しと会う約束をして…というようにとにかく交際費と交通費がかかりまくっていました。

お金が入ってくることに気を取られてマルチ商法に手を…

交際費や交通費は削れないと思い込み、食費や日用品で節約しても、結局その間は貯金が貯まるどころか危うくカードの返済すら間に合わなくなりそうなこともしばしばありました。そして、より手っ取り早く確実な方法で稼げる方法はないかと日夜情報収集に明け暮れて、最終的にはマルチ商法に手を出していました。

マルチ商法をしたい!しよう!と思っていたわけではありません。私が持っていた知識は、「ア○○ェイってネズミ講でしょ」みたいな?

世間一般で言えば誰もが知ってるマルチ商法の老舗における会員制ショッピングを楽しんだところが発端でした。CMを流さず独自ルートでの販売網によることで、通常であれば高額商品として販売されるような高品質な日用品や家電を安く買うことができ、その上で有料会員になると購入額に対してポイントが付いて、そのポイントは現金として還元されると。ここまでは購入することだけのメリットで、さらに販路を自分で開いていくとボーナス(報償)がついて…というセールストークが。

お金を手にすることにガツガツしていた私は、ただの消費者でよかったハズが、あれよあれよという間に、このマルチ商法を支持するまでに至ったのです。

お金を入れることよりも大切だったのは、お金を出すこと

結果を先にお話しすると、マルチ商法で私の収入をあげることは出来ませんでした。ただ、同時期に始めた人の中には現在でも活躍し続け、収入を実際にあげているように見受けられる方々もいます。(@インスタ)

このマルチ商法に手を染めていたのは20年くらい前の話ですが、私としてはこの経験をしたことでメリットしか得ていません。デメリットは、商品欲しさにリボ払いというものをやってしまった黒歴史ができたことくらいです。

マルチ商法と言ってもピンキリで、私が参加したところはア○○ェイという老舗のネットワークビジネスですが、最初で最後のマルチ商法がア○○ェイで良かったと今でも思います。なぜかと言うと(自分の判断によるものが多いので全ての方々に当てはまるかどうかわかりませんが…)、日本で事業展開してから歴史が長く、かつ公にしているにもかかわらず、どうしても色眼鏡で見てしまい実情を知らないでいる人の意見を鵜呑みにしてしまったが、どうやらめちゃくちゃ社会貢献をしている企業であったことや、ネット上では「過剰在庫のせいで借金苦」などと描かれて(実際にあったかもしれませんが)恐々としていたが、気に入らなければ100%現金返済補償をしている。しかも、この100%現金返済補償は購入後(確たる納品書の日付から)1年以内をカバーしてくれるわけです。

契約日から8日以内のクーリングオフ制度は浸透しているけれど、買ってから使ってみて気に入らなければ1年以内に全額返金しますというプロ根性!!!

モノがいいからお客様のニーズやウォンツに応えられるだけの自信がある。それでも人それぞれ使い心地や使い勝手があるので、長く使っても気に入らなければどうぞ返品してください。そして、その際は全額返金しますので。って、中々出来ることではありません。

風評を考慮しても、それだけの企業努力(しかも異国の地で)を長年続けてきているネットワークビジネスの会社を当時は他に無かったように記憶しています。

自分が購入した分と、買って使ってすごく良かったものを前のめり気味に友だちに伝えて、友だちが1人同じものを買ったので、その子の購入した1回分だけが私にとってのネットワークビジネスでの唯一の報酬結果でした。

セールスが苦手だし、オススメしたものを欲しいからといってすぐ買ったり、買い続けられるような友だちもいなかったので、自己消費で終わっただけでした。それだけでも十分満足してました。

不労所得と言う名の「お金の入り」を得ようとしましたが、身の丈には合わない世界に足を踏み入れてしまって、結局は貯蓄も時間もどんどん減って行っただけでした。

時は金なりと言うけれど、お金=時間ではない

お金の入りを意識していると『時間は有限だから』ということも念頭にあり、めったやたらと時短になるような便利グッズやら収納グッズを100均やプチプラで買い集めたりしていました。

でも、お金と時間が同じということではなくて、価値で言ったら時間の方が圧倒的に大切で重要なんだなと。だって、使ってしまったお金と同額分は節約したり、働いて得たりしようとすればいくらだって可能ですが、○歳とか何年何月の「今」というのは一生に一度しかありません。

24歳とか35歳が毎年続いていくわけでもないし、自分の置かれている環境だって生活だって、5年後も全く同じとはいかないわけですから。

去年の健康診断の結果と同じように今年の結果が出るわけじゃないということを、アラフィフというか40代最後の日々を送りながらため息つきつつ身に染みている程です。

20~30代の若い頃というのは「入ってくる」ものに重要視しがちですが、年齢を重ねて40代~50代になってくると「出ていく」ものを重視しないと、手痛い目に遭うのかなと思うネットニュースが毎日のように配信されてきます。

子供の手が離れて50代からネットワークビジネスにハマっている友だちを応援したい気持ちと別の道を歩んだほうがいいのにと案ずる気持ちに揺れ動きながらも、情熱を注いでいる当人(だったことがある身として)は、何を言っても耳に入らないことを知っているため、リボ払いをして家族に心配や負担をかけないでいてくれることをただただ願っている次第です。