高齢出産で帝王切開を3回した時の話

長女と次女は6月生まれで、長男は9月生まれなので、毎年この夏の時期になると産後や妊娠中のときのことを思い出します。

初産のときすでに高齢出産でした

長女を妊娠した時は37歳で38歳になってから出産しました。結婚したのが37歳になる年だったので、初産の時からすでに高齢出産でした。

十代の時から生理痛がひどく、20代後半で卵巣嚢腫の手術もしていたことから、結婚後は出来るだけ早く妊娠したかったものの、年齢的にも自然妊娠は難しく、夫婦で話合った末、早急に体外受精での妊娠を決意。

AMH検査をしたところ30代後半ではありましたが、出た数値は30代前半くらいの値だったので、すぐに採卵をして受精卵の凍結保存をしました。

結婚した時から夫は2人以上子供を望んでいたので、迷うことなく凍結保存に。

そこから長女、次女、長男という3人を授かることができました。

初産から帝王切開を繰り返し…

長女の時、妊娠30週あたりからお腹の中で逆子になっていることが判明。鍼灸院に通ったりウォーキングしたりしましたが、週数が増えるにつれ母胎の方が動くとすぐにお腹が張ってしまい、逆子も直らず予定日の1週間前に緊急入院となり、そのまま帝王切開が確定しました。

若い頃の卵巣嚢腫で内視鏡手術をした時の後遺症で、私の子宮はいびつな形になっており、子供たちにとっては相当居心地が悪かったと思います。

その後の次女や長男も逆子でした。高齢出産かつ2回目の出産なので、自然分娩は完全にNG。次女の時は、前置胎盤気味だったこともあり、産休開始の1ヶ月前から入院を余儀なくされました。

さらに、長女の時と同じ大学病院に入院したものの、病院設備が古く、私のような難易度の高い妊婦(高齢かつ子宮に病変があり、3人目を希望している)に急変があった時にスタッフの人数なども踏まえて対応が難しくなるため、近隣にある別の大学病院へ転院するという事態に。

ただでさえ、生まれてからずっと私と2人きりで過ごしてきたまだ2歳にならない長女と、今とは違って育児に慣れていなかった夫を自宅に残し、不安しかありませんでしたが、転院先の病院で無事に次女を帝王切開で産むことができました。

このときは2回目の帝王切開でしたが、初回で出産した病院ではなく、また予定帝王切開で日程が決まっていたにもかかわらず、長いこと腕につけていた張り止めの点滴を外して解放感を味わっていたその日の夜に、陣痛が起こり緊急帝王切開に。

長女の時はすぐに病室に戻ってこられたにもかかわらず、緊急帝王切開だったからなのか、病室へ一向に戻ってこない私の身に最悪の事態が起きたのではないかと、病室で待機していた夫の青ざめた顔と、とにかく身体がブルブルと寒さで震えて凍ってしまうのではないかと不安になって憔悴しきった私の情景が今でも鮮明に思い出されます。

3回目の帝王切開の時は、長女を出産した病院の建て直し後だったため、高齢かつ3回目で子宮の状態がすこぶる悪い妊婦でしたが、設備も最新のものになっていたことから、自宅に近いいつもの大学病院で安心して生涯最後となる帝王切開を受けました。

帝王切開は3回とも横切りでした

2回目の次女の時は緊急帝王切開だったので、横切りではなく縦切りになる可能性が大きいと言われていましたが、横切りの方針になったようで、帝王切開の傷跡は横切りだけで済みました。

最後の時から7年が経過しましたが、痛みやかゆみ赤みも消えていまではすっかり傷の上に覆われるお肉のおかげで目立つことはありません。帝王切開後の傷跡はケロイド状態になりやすいようでしたが、幸い次女の時の大学病院内の形成外科にケロイドについて診療してくださる先生がおり、退院後も傷跡のフォローをしてくださったのが良かったのだと思います。

放置してしまうとかゆみや痛みが長引くようです。妊娠線ケアについては熟知していましたが、傷跡のケアは考えていなかったので転院していなければ、このような処置をとっていただけなかったと思うと、トラブルが災難だとは限らないなと思いました。

高齢出産で3回の帝王切開を無事済ませることが出来たのは、病院の方々や周りの方々の協力と子ども達の頑張りがあってこそだと思います。

自分自身も、2回目3回目と回数を増やすごとに酷くなる陣痛より痛い後陣痛を耐え抜いたことを誇りに思いますが、誰にでも勧められることではないと改めて思います。

出産は、どんな状態でも命がけですから、我が子を抱き上げることはものすごい奇跡です。しかも、成功例を聞いたところで自分に当てはまるかどうかも分かりません。

お金持ちだから何とでもなることでもないし、若いから大丈夫ということでもありません。ただ、周りで待ち望んでくれている家族のためにも、できるだけ母子ともに健やかな出産であって欲しいなと、マタニティマークをつけた妊婦さんに遭遇すると願わずにいられません。

娘達が大きくなって結婚した時は、出来るだけ適齢期に出産をして欲しいと切に願います。医療の進歩があってこそ、3人の子供たちと出会えた奇跡がありますが、産後の負担を一身に背負うのは自分自身です。

50歳にさしかかろうとしているのに、11歳と9歳と7歳を育てていくのは夫婦で協力しあっても、一筋縄ではいかない日々です。

自然に妊娠できる喜びも、経膣分娩での出産経験もない経産婦ですが、家族5人で暮らせることが当たり前ではなく、有り難いことだと振り返れるのは、夏の暑さが当時を思い出させるからかもしれません。

 

 

メルカリの評価をつける時に参考にした考え方

小林正観さんという方をご存知ですか?何冊も本を執筆されている方で、人生において発生する出来事について、とても面白い考察をされています。

代表的なのは「ありがとうを2万5千回言うと…」身の上に不思議な現象が起こるといったようなことです。科学的に根拠がない話をきくと、とてもワクワクしてしまうタチなので、この方のおっしゃることを割と素直に実行して来た私なのですが、今回メルカリでの取引の際に、購入者さんからの評価がなかなか付かずかなり悶々。

評価を待つ間に、その小林正観さんの発した言葉に衝撃を受け思わず評価の方向性を変えたことがありました。

人を責める人は人生から見放されるって本当か???

YouTubeのショート動画をランダムに表示していたら、小林正観さんの言葉をまとめた動画がありました。

人を責め続けてばかりいると、人生から見放されるという結構強烈なことに触れられているのです。

正観さんと言えば、人生において掃除(そ)と笑い(わ)と感謝(か)を持っていれば宇宙が味方してくれるようになっている法則とか、競わない(き)比べない(く)争わない(あ)というお考えも提唱されていて、私自身とても腑に落ちることばかりで、この考えを日常的にせっせと実践してきました。なので、この切り抜き動画を見たときに正直、困惑したのです。

-以下、動画引用-

人を責める人は、
人生から見放される

怒りをぶつける
非を暴く
正論をたたきつける
それは、すべて責める心の仕業である

正しさで殴る人間は、他人を傷つけ自分も傷つけている
謝らせることに執着する人
悪いところを指摘せずにいられない人
「ちゃんと」を押しつける人

正観はそれを『毒の種』と呼んだ

責める人には感謝がない
責める人にはゆるしがない
責める人には愛が届かない
そして、いつか―――
まわりから人がいなくなる

何も言い返さない人が一番強い と。
未熟な相手をそのままにしておけること
自分の感情を放たないこと

それができる人間だけが、
責めない人間という、美しさにたどり着く。

最後に残るのはやさしさだけである。

-引用ここまで-

頭に強い衝撃を受けました。「正しさで殴る人間は…」のあたりなんて、子育て中の日常においては毎日のように、子ども達や夫に対して放っている言葉が、それに当たります。

悪いところを指摘せずにいられませんし、「ちゃんとしなさい!」は今朝も長女に向かって言いました。正観さん的に言うところの「毒の種」を今日も力一杯まき散らしてきたことになります。

何も言い返さない人が一番強い

未熟な相手をそのままにしておけること、責めない人間という「美しさに」たどり着き、最後に残るのはやさしさであるとのことですが、何も言い返さない人が一番強いというところが引っかかるのです。

一番強くありたいと思わない場合はどうしたらいいのだろう…と。

強くありたいと思っていなければ、言い返すのはありなのだろうかと。というのも、今まさに未熟な相手と思われる人が存在していて、その人についての評価をどう下すべきか悩んでいるのです。

相手は我が子ではなく、私がメルカリで出品したPC部品をお買い上げいただいた購入者さんのことなのです。

未使用でしたが、数年ほど自宅保管されていたものだったということもあり、その点を踏まえて購入いただける方を希望しているというのが、わかるように商品説明のところに書きました。

1万円以上の高額出品でもあったため、なるべく慎重なやりとりが出来る方に購入いただきたいなと思っていましたが、「欲しけりゃ何でもいい」という人もいるワケですから、そのあたりは投資と一緒で賭けてみないとわかりません。

そして、この度めでたく購入頂いたのですが、取引が開始されると購入のごあいさつメッセージが送られてきて、その中で「発送手配完了後に追跡番号を教えて頂けると」とありましたので、最初の返信をした後にお約束した通りに発送完了のご連絡をする際に追跡番号をお伝えしました。

購入頂いた翌日の早朝、発送を済ませ上記の連絡をしたのですが、7月9日に発送し翌7月10日には購入者に配達されたことが確認されましたが、その日の夜になっても翌日になっても評価がされません。

7月11日の午後に私から「お品物は届いたようですが、ご確認いただけましたら、評価の方をお手数ですがよろしくお願いします」という取引メッセージ送りました。

取引メッセージを送ってもなお評価はされず、結局相手からの評価があったのは7月14日でした。

そして、話は正観さんの「毒の種」に戻ります。私はこの取引相手の評価をどうすべきか迷っていました。

「毒の種」をまかない方法を選ぶとすれば、この購入者さんの評価を「良かった」とするのが良いのでしょうか?それとも、ありのままの自分を通すのであれば「残念だった」として、他の方々が評価していたように「受取評価までの時間がかなり遅く大変不安なお取引でした」とコメントするのが良いのでしょうか?

基本的に購入者を選ぶ手立てはありません。購入希望の方の善し悪しは、「運」と言ってもいいかもしれません。ですから、「運」と言えば小林正観さんのおっしゃる事由を尊重するに越したことはないのですが。

最終的に私のとった行動とは…

自分の中の正義感を振りかざすのであれば、「この度のお取引ありがとうございました。他の方がおっしゃっているように、受取評価までの時間がかなり遅く大変不安なお取引でした」とコメントし、今後この方と取引をされる方々への間接的な注意喚起になるようなことをするでしょう。

受取評価のリミットは商品到着から1週間です。1週間が経過するとメルカリ事務局が強制的に評価を下し、取引完了となります。

早期に評価をしないと1週間は悶々とした気分を引きずることになります。メルカリ歴は長いし、やり取りの件数は150件を超えています。その中で、今回のような購入者さんは初めてでした。

結局、最終的に私がとった行動は「残念だった」という評価だけをつけてコメントは何も残しませんでした。

評価の選択肢は2つしかなく、購入者と出品者双方の評価が終わらなければ売上金が入ってきません。「良かった」ではないので、ただ「残念だった」としました。

「文句の一つでも言いたかった!!!!」という気持ちは今でもあります。

でも、受取りから1週間以内に評価するというルールに反していたわけじゃないですし、今までに取引いただいた方々は本当に気持ちよく取引できたわけですから、メルカリという場を今後も気持ちよく利用し続けるためにも、何も言葉を残さないことで毒の種を蒔かないことが出来たのは、よい経験になったかもしれません。

人を責めて人生から見放される前にしておきたいこと

自分の生まれ持った性格のせいでもありますが、特に子供や夫をはじめとする家族に対して正義感を振りかざし正論をたたきつけ、正しさで相手を屈服させようとしたり、きちんとすることを押しつける傾向が多々あったなと。

遅ればせながら40代最後の7月に、また1つ新しい価値観に出会えた気がします。

人を責めて人生から見放されるような寂しい老後の種まきを今のうちから防止できるのは大切な気づきでございました。

 

 

小学5年生の長女と考えるお金のこと②

前回、長女に今年の下半期分のお小遣いと言うことで1万円を一括で渡すことを宣言しましたが、実は長女にまだ大金を渡すアイデアについては伝えておらず、とりあえず現時点での所持金残高を打ち明けてもらってからということで、保留にしています。

昨夜、長女の方から所持金が全部入ったコインケースを見せられ、その額は…

小学生のお金の使い方は親をマネする説!?

今年の頭に定額制お小遣いの導入をして欲しいということを長女から提案されました。長女は几帳面で真面目なところがあり、計画力やリサーチ力もある方です。

誰に似たのかはナゾですが、宿題は親の声がかかる前に全て終えてしまうし、塾の予習復習も自らとりかかる模範生です。

ちなみに、下の2人は長女程の前向きさはありません。次女は学習障害があり、夫が毎日必死で次女の勉強指導を担当してくれています。その横で長男はタブレット学習をその日の分だけきっちりこなしているようですが、宿題は大体忘れがちです。

学習姿勢がバラバラで長女は表向きには有望株ですが、3人姉弟の中でも初孫で利発的な性格を絶賛してきた夫側の祖父母に溺愛されて育った部分が大きいのか、私たちの目の届かないところで、相当お金使いの荒い過去があったようです。

祖父母との交流が途絶える件があったので、この一年はお金も計画的に使っているように見えましたが、申告額はとんでもない少なさでした。

1月から6月まで定額分として500円のお小遣いがあり、先月までで3000円を受け取っているほか、春休みやGWと先日の家族旅行前に家事手伝いとしてアルバイト代を4500円ほど払っていたので、それら全てを合わせたら7500円ものお小遣いを受け取ったことになりますが、彼女から告げられたその額は…

286円でした。。。(T△T)

何かというとスーパーへ行ってみたり、100均へ行ってみたりしている様子は気づいていましたし、それでもお金を保管しているコインケースには500円玉が何枚もあった時があるので、しっかり管理しているとばかり。

歩いて数分のところにスーパーがあり、100円で買える自動販売機があったりするので、安いモノさえ買っていたら大丈夫だと思ったようです。

その思考は夫がよくやるパターンの買い方。夫の場合は、買い物する回数が週に1度と決まっており、食材と日用品の補充がメインです。夫が子ども達を連れてドンキに激安お菓子パトロールを週末にしているので、その買い方を参考にしたのか。。。

それでも、夫が買うのは3人分でも1000円を超えない単価のものですから、相当計算しつくされた買い物になっていたハズです。一方、私は仕事からの帰宅途中に長女を塾まで迎えに行ったその足で、帰宅後に食べる夕飯用のお総菜類に値引きシールが貼られていると躊躇せずにカゴへ入れていました。

現金購入が基本なので買ったとしても2千円するかしないかでしたが、毎週金曜日の塾帰りは、特に財布の紐がユルユルで長女の望むものを少なからず買ってあげていました。

親のマネーリテラシーを高める必要性があった

小学生のうちに正しい金銭感覚を身につけておくのは、いずれ社会に出た時に絶対役に立ちます。だからこそ、どこのご家庭でもしっかりと子供たちにマネーリテラシーを高める教育を受けさせたいと思うわけです。

親がね、ちゃんとした金銭感覚を持っているという自信があれば良いのでしょうが、若かりし頃に自分自身がそうでなかったために、小さい頃にどうすればいいかと言うことはイマイチ伝えられずにいるのが悩みだったわけです。

それでも、運良く大きな借金や破産をすることなく中高年になれたわけですから、仕事以外に法律事務所の扉を叩くような金銭感覚にはならずに済んでいるわけで。

小さい頃にはコンプレックスだったお金との付き合い方も、いまでは亡くなったあとのことまで考えられる程に知識だけは身につけられたので、そこまでの道のりを長女に話して聞かせる必要がありそうです。

相続トラブルを目の当たりにする度に思うのが、親として先立つ前にしっかりとマネーリテラシーをその時代に合った知識でアップデートしないと、どれだけ残された家族が苦労することになるか…

親だからしっかりとしたマネーリテラシーを持っていると期待していると、本当に痛い目に遭いますから。他人事のようでいて、自分も親となった今リテラシーの中身を更新する必要があります。

マネーリテラシーを高めるのは「心」がヒントです

お金を沢山稼いだとしても、気を許せばすぐにお金は消え去っていきます。現代は巧みなマーケティングで購買意欲をかきたてる情報があふれており、人間関係がある限り必ずお金が介在することが出て来ます。

以前、記事にもしましたが身内に不幸があっても少なからず出費があります。それは咎められるような使い道ではありませんが、日本のように礼節文化が至るところにあると、拒みたくとも拒めない機会も少なくありません。

最近では慶弔事も一頃より簡素化されてきたようですが、諸外国に比べるとやはりあらゆる場面で人間関係をスムーズにさせるための出費はよくあると思います。

そして、その人間関係が悪化したとしてもストレスの捌け口として暴飲暴食であったり、趣味嗜好への課金であったりと、大人の方がお金を持っている、もしくはキャッシュレス決済が出来る信用を得ているだけに、簡単に出費できてしまいます。

ミニマリストになりたいというわけではありませんが、モノを必要以上に持たない暮らしが出来る方々は、心をしっかり操縦できるのでしょう。取り上げられるお部屋のように美しく洗練され、スッキリとした心持ちでいられるのだとなと。

ストレスを溜めない、もしくは上手に回避しているからこそ、清潔さの保たれ整った暮らしが続けられるのだとしたら、やはりマネーリテラシーで必要なのは、金融知識ではなく、心の持ち方が重要になってくるのかもしれません。

マネーリテラシーを高めるには部屋の片付けが肝心かも!?

お金を稼ぐ力、貯める力、使う力、増やす力と家の中や部屋の中を片付ける、整える力はイコールだとしたら、自分のマネーリテラシーが上がった様子は一目でわかりますね。

長女も、学校の友達と何かあった時や勉強でわからない事があった時など、悶々とした気分を抱えている時がありますが、大体そんな時は子供部屋が荒れています。

今週末は夏休み直前の最後の週末になります。親子でこれまでの振り返りと、これからの取組みについて、しっかりと時間をとってみようと思います。

 

義理の叔父が亡くなった時の香典について

昨日、義理の叔父の訃報を受けました。私と仲の良い叔母のご主人でもあり、同い年の従姉妹の父親であった叔父さんは、寡黙な方だったので幼心に緊張感を持ちつつ、認知症が始まる数年前まで長いことお付き合いがありました。

最近、訃報が伝わってくる機会が増え、自身の年齢があがって行けば、自分より年上の方々もそれなりのお年を召されるのだと分かっていながらも、複雑な心境に陥らずにいられません。

義理の叔父への香典の包み方

今回、遠方に住んでいる親戚が亡くなり、従姉妹からも家族葬でささやかな葬儀にする予定なので、出席いただかなくても良いからねと連絡がありました。

若かりし頃は、こうした時は自分の親と相談して話を進めていましたが、その親も既に他界したり施設にいたりで、どのように振る舞うのが相応しいのか調べることにしました。

慶弔関係は土地柄もあるようですが、今回は私自身がアラフィフ目前で既婚であり、親しい間柄の親族宅に関することでしたので、後日あらためて弔問することを伝えましたが、落ち着くまではしばらく間をあけることになりそうなので、香典を包み自宅へ発送することにしました。

義理の叔父に対する香典の金額は?

私自身が50代になるので年齢的には1万円~3万円くらいを包むのが相場になっているようです。叔母であった場合は迷わず3万円を包みますが、義理の叔父との関係性と後日あらためて訪問することを踏まえて、今回は1万円を包むことにしました。

香典を出す際のマナーを再確認する

香典は慶事とは違いピン札を使いません。新しい紙幣に採用された渋沢栄一氏は本妻のほかにお妾さんが複数いたことから、慶事に相応しくないのではと物議を醸しておりましたが、今回においてはその心配も無用です。

次に香典の外袋の「のし」ですが、いくら仲の良い親族とはいえ、宗教はキリスト教ではないというのは分かっていますが、従姉妹の実家にある仏壇は格調高くて絢爛豪華なものでした。

毎月、お坊さんがいらっしゃるという話を聞いたこともあったので、「御霊前」でいいと思うのですが宗派までは分からず。となると「御香料」の方がいいのか…

葬儀の予定が決まったら、従姉妹から連絡を受けることになっているので、その時に確認してみようと思います。確認がとれなかったら御霊前として出すことにしましょう。

次に、薄墨の筆ペンで必要事項を記入しなければなりません。薄墨の筆ペンの存在はこうした時にしか出てきませんね。薄墨にするのも「悲しみの涙で墨が薄くなった」という気持ちを表すあたりが、何とも奥ゆかしい日本らしい文化の表れですよね。

ピン札(新札)を使わないのも、不幸を予期して事前に用意していたように思わせないための配慮ですから。若かりし頃は「イチイチ面倒くさいわね…」と思ったこともありましたが、故人やご遺族の意を汲むという心遣いは悲しみにくれる機会が増えてくると、大切な人を亡くした側にとっては素敵な心遣いの伝統だと思いました。

中袋の真ん中あたりに「金壱萬圓也」と書き、裏側には郵便番号・住所・氏名です。

香典を郵便局から発送する際にはコチラを使って出します

香典の準備が出来たら、郵便局で購入した箱入りお線香(商品名:翠麗すいれい)に香典を同封して発送します。

 

 

 

 

 

 

本来であれば、弔問してお線香をあげたかったのですが、その機会はもう少し先になりそうなので、気持ちだけでも伝えられたらというところです。

こちらの翠麗という箱入りお線香にはメッセージカードがついているので、香典袋に一筆箋を入れてもよいとは思いましたが、こちらのカードに以下のメッセージを書き添えます。

喪主名 様   

心よりお悔やみ申し上げます

誠に勝手ながら、お香典返しは辞退させていただきます

                        名前

親しい身内の間柄ですが、大人になるとそれなりのお付き合いの作法も必要ですよね。あまり望ましいことではありませんが、今後もこうした場面が増えてくると思うと、今一度しっかり弔事マナーをあらためたくなる私なのでした。

 

 

小学5年生の長女と考えるお金のこと①

来週が終わると夏休みがスタートしますね。我が家の長女だけは自宅で自由に過ごし、3年生の次女と1年生の長男は学童へ行かせます。

長女は2年生の時点で学童への行き渋りが始まって以降、放課後や長期のお休みの時は、自宅や塾や祖父母のいる義実家へ行かせたりしていました。

5年生ともなると活動範囲や交友関係の広がりを見せ、それに伴ってお金を使う機会も増えつつあるのが、目下のところの悩みです。

小学生のお小遣いは定額制?都度払い制?

お小遣いのあげかたについては色々と試してきました。

・学年×100円の金額を1ヶ月分で渡す

・音読カードの項目を全部終えたら文房具屋さんで好きなモノを1つ買ってあげる

・家事の細々したものに「1回につき○○円」と仕事報酬方式

・ワンコイン(500円)を月初に渡してやりくり方式

ざっとこのような感じで色々と試したのですが…イマイチ金銭感覚が養われていないと思えてなりません。お小遣い帳をつけさせても続かないので、どんなことに使ったのかは自己申告になってしまっています。

夫は重度の倹約家思考をした母親に育てられてきたため、めちゃくちゃ金銭感覚が研ぎ澄まされており、滅多なことで出費をしないタイプです。なので独身の頃も相当額の貯金を持っていました。(桁で言うと八桁です)

一方、私はと言いますと目標があれば貯金もするし節約もしますが、基本的には財布の紐がユルいタイプですから、夫とは真逆です。使わない人からすればムダ使いと言われるような金銭感覚ですが「ガマンは心身に良くないから」という理屈で、使えるだけ使ってしまいます。

そんな身の上なので、我が子にどうやって指導するべきなのか手詰まりになってしまいました。

小学生のお小遣い事情を調べました

一般的な小学生のお小遣い事情を調べてみると、小学5年生では定額制の場合は、1ヶ月に500円~1000円という金額幅です。

定額制じゃないご家庭で多かったのは、お年玉からやりくりさせるというもの。

我が家は親戚付き合いがなく、私の実家は施設に入った母親と長いこと無職でニートだけどジム通いは欠かさない独身の兄がいます。そんな環境なのでお正月に自分の実家へ顔を出すことはなく、義実家へ行くことが今までの慣例でした。

義実家へ行くことも昨年の相続争い事件から足が遠のいたので、我が家でのお年玉は1000円から500円をあげるぐらいでしたから、それで1年やりくりさせるのも難しく。

一般的な小学生のお小遣い事情もこれ以上は参考に出来るようなことはありませんでした。

ですが、小さいうちの習慣が大人になってからの金銭感覚となるため、ここは真剣に取り組む必要があります。私自身がお金のコンプレックスを克服するために苦労してきたこともありますし、自己破産する方々の資料作成をしてきた経験から小さなうちからしっかりとした金銭感覚を身につけさせなくてはなりません!!!!

そこで、私は次なる試みとしてある方法を試してみることにします。

小学生のマネーリテラシーを爆上げさせたい

まず、今年の年末までと言うことで1万円を渡します。こんなに大きい金額を持たせたことは現在まで1度もありません。今日現在(7月10日)を起点にするならば、大晦日にあたる12月31日までに約25週あります。

1週間あたり400円で、1ヶ月あたり約1800円くらいでしょうか。一般的な定額制のお小遣い額よりも多くなります。

あればあるだけ使ってしまった私のDNAが色濃く出ているのであれば、年末を待たずに無くなる可能性は大いにありますし、夫のDNAに寄せていければ倹約家気質に。

このお金の用途は完全に子供の趣味嗜好に関するものになるでしょう。学校や塾で使う学用品や衣類、家族で出かける際にかかるものに関しては親が都度負担することにします。

これから夏休みになるので、以前取り組んだ家でのアルバイト(家事)の交渉があるかもしれません。その際は、バイト代として支払うこともあると思います。

お金を稼ぐ力、貯める力、使う力、増やす力…近頃、さかんに言われるようになったマネーリテラシーを夏休み含む今年の下半期にマスターしてもらえると私としては、1万円の有効な使い方が出来るのかなと。

期待半分、不安半分ですが密かな私の自由研究にしてみたいと思います。

 

三浦海岸にあるマホロバマインズ三浦へ家族旅行♪

学校の開校記念日と市制記念日で連休になり、我が家から車無しでも行きやすい、三浦海岸にあるマホロバマインズ三浦へ家族5人で2泊3日のお泊まりをしてきました。

マホロバマインズ三浦のココが良かった!その①

こちらのホテル内にはウォーターパーク(クア&室内温水プール)があり、子ども達には大好評。ただ、細身の次女はプールに入ると体温が下がりやすいためか、温水ででも苦手なので、プールサイドにある温かいジャグジーが彼女にとってはオアシス。

潔癖症な夫はプールとか温泉には入らないので、子供3人を私一人で見るのは到底不可能に近く、次女一人だけをジャグジーに入れておくのも心配だなぁと思っていたところ、洋服を着たままでも見学が可能であることが判明!

夫には服を着たままで、3人の子供たちが別行動を取りそうになって私の目が届かないところに行った場合の監視役として、入ってきてもらいました。

見学者用のサンダルも用意されていて、プールで遊ぶ子供たちの様子も心配することなく、それぞれプール遊びを満喫することができました。

プール内はスイムキャップの着用が必須です。私たちは持参していましたが、レンタルしている方々もいました。旅先でスイムキャップなんて持って行くこともあまりないですしね。。。

クアハウスの方も見学OKのようでしたが、体感する室内温度が高すぎたのか暑がりな夫は、見学を諦め部屋に戻っていきました。

今回の宿泊プランは、こちらのウォーターパーク利用券が家族分付いていたため、夫の見学は時間制限なく出来ましたが、15分以上の見学をする場合は見学者のウォーターパークの利用料が別途かかってしまうようです。

宿泊中、もう1度ウォーターパークに入り直すことも出来るようになっており、体力があれば午前と午後の2回に渡って遊ぶことが出来ます。チェックインの前から遊べるということに気づかず、私たちは1日目のウォーターパーク遊びを逃してしまいました…

マホロバマインズ三浦のココが良かった!その②

海まで徒歩7分の立地でした。平日だったこともあってか、海岸には人が少なく広大な海を堪能することが出来ました。

とてもキレイなビーチで、息子と2人でのびのびと遊ぶことができました。プールで遊びつかれていた娘達は部屋でのんびりとしていましたが、私は滅多に2人きりになれない息子との時間が出来たし、波音は心地よく日々の忙しなさをリセットすることができました。

息子は昼下がりに夫と2人で海岸に行ったにもかかわらず、キレイな貝殻を一生懸命発掘していました。

小1の息子ですが、歩き疲れることのない距離に海岸があるのもこのホテルのうれしいところだなと。

一昨年に、こちらのホテルを初めて利用しましたが、その時の天気は大荒れで海岸に出向くことはなく、土砂降りの海岸線を部屋の窓から眺めているだけで終わってしまったので。

マホロバマインズ三浦のココが良かった!その③

朝夕バイキングのプランでした。日曜の夜が最初のバイキングでしたが、海鮮ももちろん美味なのですが、ステーキが!とにかくステーキが美味しいのです!!!

そしてスイーツも絶品!!!!!主食の配分とスイーツの配分を間違えて、一日目は無念のスイーツ制覇でしたが、二日目には全種類を達成し、その上でジェラートをしこたまおかわりできました。(夢中になりすぎて写真撮影どころでは無かった)

家族5人がそれぞれ好みの食事を頂けるのがバイキングの良いところですが、お子様用として用意されていたハンバーグや唐揚げがこれまた美味しく、カップルで来ていた大人が通りすぎてしまう姿を見るたびに「あぁ、あの唐揚げを食べずして立ち去ってしまわないで欲しい…」と切なくなるほど。

朝のバイキングも盛りだくさんで、握りたてのおにぎりも大変美味しく。また、目の前で揚げてくれる揚げ出し豆腐も絶品でした!!!

懲りすぎたお料理じゃなく、ほっと一息つけるレパートリーが豊富なのも嬉しかったです。三世代でこちらのホテルに泊まった時も、義両親らの食べっぷりも良くお料理の品揃えに皆、大満足しました。

マホロバマインズ三浦のココが良かった!その④

温泉も素晴らしかったです。2泊3日でしたから、清掃時間が終わった後で午後のチェックインが始まる迄も入浴できたため、午後1時から夫に子供を託して1時間ほど1人でゆっくりお湯に浸かってきましたが、なんとその1時間のあいだ中ずっと貸し切り状態でした。

内風呂にはジャグジーになっている部分があり、そちらで日頃のコリをとり、開放感に溢れた露天風呂は日差しが強いので長居はしなかったものの、お日様の下で心地よいお湯に浸かることが出来て、夜とは違った温泉を味わうことが出来ました。

マホロバマインズ三浦のココが良かった!総まとめ

今回、5人家族(大人2名、小学生子供3名)で2泊3日の宿泊で、スパ利用とバイキング2食付(朝・夕)のプランを利用しました。

 

利用日の2ヶ月前に予約して早割60プランというものでしたが総額108,240円でした。連泊したため割安になっているのもあるでしょうが、ありがたい価格設定と充実した内容で、我が家では定番の旅行先になりそうです。

今後、悩ましい点としては温泉の利用は7歳以上で120㎝以上の子供は混浴ができないとのことでしたので、温泉を好まない夫がいる我が家としては、来年になったら息子もさすがに保育園児には見えなくなっていると思うので、男湯に1人でいかせなければいけないことでしょうか。

ホテルの部屋に浴室があるので入浴は出来るものの、夫とは違い温泉好きな息子ゆえ、男湯へ1人で入らせるべきかせざるべきか悩ましいところです。

京急三浦海岸駅から無料送迎バスも出ていて、バス停は京急ストアの前にあります。バスを待っている間に京急ストアで部屋の中で食べたり飲んだりするモノを買いそろえることもできるし、気楽な家族旅行先としてはオススメです。

公式HPには無かった駅前から出ている送迎バスの時刻表はコチラ

 

水着や服に砂が入って砂だらけになった時の落とし方

暑ければ暑い程に恋しくなるのが海水浴。子ども達を連れて江ノ島に行ってきたときのことです。

私も夫も、どちらかと言うと山派なので、海遊びに関しては全くのど素人。小さい頃から海で遊び慣れていないがゆえに、今回子ども達を連れて海水浴へ行ったら大惨事になりました。

どこもかしこも砂まみれになった水着と洋服

子ども達にとって海デビューになったのですが、海水浴は念頭になく、砂浜で砂遊びが出来ればいいんじゃない?と思っていた私。

大海原を眼前にしたら、砂遊びよりもザブンっと海に行きたくなってしまったのでしょう。情操教育としては、とても大切なことなので思うがままに遊び尽くしてもらいました。帰る時刻となり、海の家でシャワーを浴びたついでに服や水着についた汚れもササッと落とし、「乾いたら砂もパラパラっと落ちるでしょう」と。

この後の大惨事を予想だにしていなかった私。帰宅して、汚れ物を入れた袋を開けてみると、そこには砂まみれになり、いつもより重量感のある衣類に仕上がっていました。砂が服についたままでは洗濯機に入れられないので、まずはベランダで乾かしてから砂を払う必要がありました。

我が家のベランダは、いつから砂場に?

翌朝、朝日が昇り出した早朝に一晩外で干して乾かした衣類をとりこもうとベランダに出てみると、まるで砂場になったようなジャリジャリ感がありました。

砂は滑りやすく、後で掃除する手間を省くために洗い桶をベランダに持参し、その中に水着や服についた砂を落とせばいいと思いましたが…

ご覧の通り、息子のポケットから「握りしめた砂をポケットにしまってたん?」と言わんばかりの大量の砂が出て来ました。


息子のズボンだけでもこの量。次女のTシャツとスカート、長女の水着とボトムス。

早朝のベランダで発狂するかと思いました。結局、パンパンと払っても取れずガムテープを数m分使い、それでも取れないので一晩水につけ置きし、再度ベランダで干したのちに、砂を払ってガムテープを使ってようやく洗濯機に放り込めるレベルまで砂が取れました。

あれだけ砂を落としたのに、ジャリジャリした砂が洗濯槽にあった理由

面倒くさい工程を2度も踏んでから洗濯機に放り込んだにもかかわらず、洗濯槽には砂が残っていたのを目にした時は、その場で足から崩れ落ちました。

「なぜ???どうしてなの????」

涙を浮かべながら、検証してみたところ私がベランダで格闘した衣類の中に無かった服の存在に気づきました。

長女が着ていたラッシュガードです。薄手の長袖でフード付きのラッシュガードを娘は着ていました。海の家でシャワーを浴びた時に、私が回収した衣類の中には無く、娘が自分で別個に持ち帰っていたようです。

彼女はそれを、なんの処理もせず普段着と同じように洗濯カゴの中に入れており、その上に他の衣類が積み重ねられていたために、私は気づかず洗濯をしてしまったのでした。

結局、私の苦労は全て水の泡となり、砂を落とした衣類にも他の衣類にも砂が入り込み、何とも言えない喪失感を得たのです。

水着や服に砂が入って砂だらけになった時の落とし方

今回、何度も水着や服に砂が入って砂だらけになった衣類から砂を落としてみましたが、今後二度とこんな機会がやってこないことを切に願いつつも、備忘録として砂を落とす方法をこちらに記しておきたいと思います。

①砂まみれの衣類を1つにまとめる※ゼッタイ重要

②浴槽で出来るだけ砂を水に浸けながら予洗い的に落とす

③外干しで乾き終わった頃合いで砂の落ち方が微妙な時は更に水に浸けて洗う

④再度、外干しして乾かしたら砂を払う(コロコロよりガムテープ推奨)

⑤洗濯する

書き出しでお話しした通り、私はそもそも山派な人間です。衣類についた砂の落とし方はマスターしたものの、もう二度と海水浴は御免だわと思った夏のお話しでございました。

ヤマトの往復宅急便で自宅からホテルまで送ってみた

小学校の開校記念日と市制記念日があり土日を含めると4連休になるため、夏休み前の少し早い時期に、三浦海岸まで2泊3日の家族旅行へ出かけることになりました。

今回のお宿は『マホロバマインズ三浦』です。お目当ては館内にあるアスレチック遊具が浮かぶ温水プール。そのため、子供たち3人分の滞在中の着替えと水着やら浮き輪やら何かと荷物が盛りだくさん。そこで、ヤマト運輸さんで取扱のある往復宅急便を利用してみることにしました。

最初、行きは自宅から発送手配して、帰りはホテルから発送の手配をすればいいと思っていましたが、往復便という便利なサービスがヤマト運輸さんで取扱があると知って、クロネコメンバーズのアプリから早速手配してみることにしました。

日曜日にホテルへチェックインして、火曜日にホテルをチェックアウトする予定でしたが、車ではなく家族揃って電車で行くために極力手持ちの荷物は少なくしたい。でも、普段使いしているモノはギリギリまで使う必要があります。

最近の運輸業界は人手不足ですし、配送スタッフの方々も常に大変そうなので、出来るだけ粗相のないように手配しなければなりません。初めてのことなだけに、不安ばかり先行してしまいました。

まずは発送締切日を確認して、チェックイン予定(=利用日)に到着しているためにいつ発送手配をすれば良いかヤマト運輸のHPで調べました。発送日ではなく「利用日」を選択すると、発送締め切り日が表示されます。

平日、私が自宅へ帰るのは夜7時前です。夕方4時から5時頃は、まだ子ども達しか自宅にいないので、荷物の集荷は夫が帰宅するであろう16時から18時を指定しました。

クロネコメンバーズのアプリから往復の送り状を作成できた

クロネコメンバーズであったことが幸いしてか、送り状も集荷依頼も今回のような特殊な宅急便もアプリから全て手配が出来てしまいました。日頃、仕事では手書き伝票を記入する業務に慣れていただけに、この便利なサービスに驚きを隠せませんでした。

「らくらく送り状発行サービス」で送り状をアプリ上で発行すると、集荷の時に配達員さんが往復便の送り状を持参してくださって、荷物に貼り付けてくださるようです。(集荷の際に私が不在だったため、全て娘から報告を受けました)

「送り状の発行依頼をしたアプリ画面のスキャンが必要だったりするの?」

「何か色々質問されたら娘が答えられるかしら?」

と、要らぬ心配をしていましたが、配達員さんが手際よく集荷予定の段ボールに送り状を貼ってくださって、用意しておいた現金を徴収してくださって無事に集荷が完了しました。

ホテル(宿泊施設)と自宅で往復してくれる宅急便のスゴさ

チェックインの日までにホテルに無事到着しているかどうかはアプリ内の「My荷物」で確認出来たので、宿泊日前日にホテルへ到着していたことも確認できました。

宿泊予約を入れた際に、ホテル側へ「事前にホテル宛で荷物を送るのは可能かどうか」を確認していたのですが、今後も旅行に行くときは是非この往復便を利用させて頂こうと思いました。(※宿泊施設規模によっては宅配荷物を受け付けてくれないところもあるようなので事前確認はしたほうが良いです)

自宅とホテルとが同一県内だったのと段ボールが120サイズだったためか、往復便の料金は税込みで3,380円でした。片道1,690円です!なんと有り難いサービス。

この先、輸送料金の値上げがあったとしてもレンタカー代より安いし、自宅までの復路の時もフロントに荷物を預かってもらったら手配等はヤマト運輸さん側が全て段取ってくれているので、段ボールの梱包以外はあらためて集荷手配も不要でした。

送り状もホテルに届けられた時に「往復宅急便」として専用のビニール袋に入れられて貼り付けられていたので、ホテル側のスタッフさんの手を煩わすこともなく済みました。依頼主控えを自宅へ集荷に来てくださった際に渡され、そこに往路・復路の伝票番号が記載されています。(それは問合せ番号に使うので無くさないように!)

チェックアウトと同時にフロントに預けた荷物も置き配にしてもらって翌日指定した時間で届きました。本当にありがたいサービスと出会えて、今年の夏休みの旅行(未定だけど)でも再び利用させていただきたいなと心に決めた次第です!

 

 

投資に回す余裕資金とは?

先日、久しぶりにあった友達と子育て談義しつつ近況報告をしつつ、食事なんて二の次でずーっと歓談しまくりだった際に、ふと投資の話が出ました。

投資をやってみたいけど、そもそも貯金すら出来ないのに余裕資金なんて目処が立たない。余裕資金がある人って別次元にいるんでしょ?みたいな話になったのです。

「いやいや、目の前にいますがな」と。

投資に回す余裕資金とは?

二番目の子供を産んだ時に同じ病院で、病室が近くて彼女の方から声をかけてくれたのが仲良くなったキッカケだったので、投資セミナーとかそうした類の場所での出会いでもなく、その友達とは普通の母親同士としてお付き合いが始まったので、お金の話を赤裸々にするという機会も特になく。

それぞれの子供たちも全員小学生になり、彼女も週4日勤務のパートタイムで仕事を持つようになったので、話題は自然に家計やら教育費の話になりました。

彼女の中では投資に興味があるけれど、投資に回す余裕資金というのがそもそも何を言うのかよく分からないとのこと。

「投資に回すのは余裕資金で」とよく言われているから、読んで字のごとく余ってたり、金銭的な余裕から出るお金の事と思ってしまうけれど、私の中では「無くなってしまっても耐えられるお金のこと」と彼女に伝えました。

例えば、私が人にお金を貸すということは、ほぼあり得ないのですが「お金を貸すくらいならあげる気持ちで渡しましょう」ってな教えがありますでしょう?

“人に貸すくらないならくれておしまいなさいよ”という気前の良い台詞ですが、そういう場合に相手が求める金額は無理だけど、カンパしてあげられるというような額でしょうか?いや、それだと千円単位とかになるから少ないか。。。

借金で首が回らなくなってる友達や身内がいたとして、その人に渡せる金額というほうがイメージしやすいですね。一般的には、何回かに分けたとしても5万から10万円ぐらいでしょうか。自前で用意するなら、このぐらいの金額のことを指すんだと私は解釈しています。

他には節約して頑張って頑張って貯めたお金があったとして、例えば100万円の貯金を目指してて100万円に到達して、更に10万円まで貯まって110万円の貯金になったら、その10万円のことを指します。

実際、私はそこからスタートしましたから。

もっと分かりやすい余裕資金は、相続したお金です。親子関係だけじゃなく相続って意外とあずかり知らぬところから引き継いだりするんです。例えば、登記変更していない代々受け継がれてきた土地を相続人が売りたくなったとしても、相続権を持った子子孫孫がワラワラいて、偶然にも自分がその中の1人だったりするなんてことは、結構頻繁にあります。

頻繁にあるというのは1人の当事者に対して何度もということじゃなくて、色んな人の身に1度は降りかかる可能性としてです。数十万くらいなら普通ではないでしょうか。

そうしたお金が舞い込んでくると、簡単に「贅沢しちゃおう♪」って気分になりがちですが、それこそが余裕資金と呼ぶものなので、私だったら全額を投資に回すということにします。要するに臨時収入の部分です。余裕資金という言葉より、臨時収入の方が身近かもしれませんね。

臨時で入ってきたぐらいなので、突発的とか予想外だったりするお金です。本来だったら手にする予定じゃなかったお金。それこそが余裕資金となります。

臨時収入であれば宝くじよりも入ってくる可能性が高い

臨時収入って案外あるもので、会社の業績が良かったりすると特別ボーナスが出たりしたこともあったし、ご主人や奥さまが浮気をしてしまったとして、その際の慰謝料を得た場合とか?離婚はしないけれど、二度とやらない口約束の確約を含めた慰謝料を貰ったとしたら、それこそ投資に使って増えたお金で豪遊したいですよね。

宝くじを買って「当たりますように~」と大当たりを願うよりも、可能性としては臨時収入の方が割と入手する機会に恵まれやすいかと。

余裕資金は大金じゃなくていいのです。大金のほうが、より投資力がUPしますが、それは既に投資のご経験がある方の場合であって、NISA口座すらまだ作れていない初心者さんのうちは、少額で投資を始めた方が絶対に安心です。

投資でビギナーズラックを引き当てると、その後が続かなくなりますから、臨時収入は投資に回す余裕資金のことと心得て、コツコツ余裕資金貯金を証券口座で始めましょう。

「証券口座へ入金する」というアクションが投資への下準備になりますし、NISAを始めるにしても証券口座を作らなければ取引きが出来ませんから。。。

「自分には今まで一度も臨時収入なんて無かった!!!!!」と思うアナタは、もしかしたらあったことにすら気づかないで使っちゃったのかもしれませんし、元手のかからない開運アクションというのは沢山ありますから、そうしたことをコツコツやり続けながら機会を楽しみに待つのもいいかもしれません。

ここまで紹介したようなお金が無いうちは、投資に回すお金は余裕資金ではなく、無理め資金に該当するので、「投資で増やそう!」「投資で儲けよう!」という誇大広告やSNS上のナゾ投資家にそそのかされるだけですので投資に関しては手を出さないようにしていた方が良いと思います。

余裕資金を活用した6月の配当金は…

そんなアドバイスを友達にしてみましたが、余裕資金があったとしても初めて取り組む時は何かと煩わしさがあったりするので、証券口座を開設するまでが1つのハードルだったりするもんです。

ただ、続々と6月の配当金が入り始め、余裕資金を活用した上での今回の配当金は特定口座とNISA口座を併せて総額で64万円でした。

「配当金から税金が引かれないとこんなに手元に残るの…?」とNISAで運用することのメリットを実感した今回の配当金受取り。「税引き」という金額に目が慣れてしまうのもマネーリテラシーを低くしていることかもしれない。税金を払うことは仕方がないと思う部分を持ちつつも、徴収された税金の使い手のマネーリテラシーが為ってないのはいかがなものでしょうね。

法律を決める、罰を下す権限や力を持った人たちこそ、今一度マネーリテラシーを学び直して欲しいと切に願う今日この頃です。

「億劫だなぁ」という思いを抱えているだけで、もしかしたら私以上の配当金を得ていたかもしれないので、ご主人の浮気未遂に悶々としていた友達にもボーナス月なのだから、サクッと慰謝料もらって投資のための余裕資金にしちゃえばいいのにと余計なアドバイスをさせて頂きました。

 

定年前にしておきたい5つのこと

今年9月の誕生日を迎えると50歳になります。私の職場では、今のところまだ60歳定年とされているため、定年まであと10年という心づもりでいます。が…

10年経ったところで長女は21歳、次女は19歳、長男は17歳という状況です。夫は同い年なので、ほぼ状況はかわらず。

今どきの60歳は大病を患ってなければバリバリの現役として活躍されているので、定年退職したとしても働けばいいのですが、就職先のあてがあるのかどうなのか…

再雇用という制度もなく、そもそも今の職場の存続があと10年あるかどうかも危ぶまれるところなので、日々私は自分の身の振り方についてアレコレ思いを巡らせているわけですが、巡らせていても行動していないから全くもって不甲斐ない。

それでも40代最後の夏を迎えながら、定年前にしておきたい5つのことを考えてみました。

①骨から整える健康管理をする

ママ友としての繋がりのおかげで、自分より年下の友達がいます。「ママ友」というよく分からない枕詞が取れて、いまは信頼のおける友達として付き合っている一回り下の友達の職業は警察官です。

彼女は育児や家事をワンオペでしながら、業務の一環で合気道の大会に出場するための稽古に励む一面もあり、常に頭脳と体力と精神が研ぎ澄まされており、更に女子力を高めるための日夜、美容情報を収集し日を経るごとに美しくて目映い輝きを放っているステキ女子なのですが、その彼女から「まずは筋膜をほぐすのが基本です!」と圧高めに教えてくれたのが、ユミコアダイエットです。

体重を気にするのではなく、体型を整えていくことを重視するメソッドを展開しているのがユミコ先生。TVでもよくお見かけします。

女性は閉経期を迎える40代後半から骨粗しょう症の懸念もあり、ホルモンが放出されている今のうちからしっかりと骨と向き合っておく必要があるのではないかと。

お金があっても時間があっても「膝が痛い…腰が痛い…」と、どこかしら痛みを訴えるなんてナンセンスなので、筋膜はがしから始まりボディバランスを整えながら、食生活と向き合って良い習慣をつけておきたいと思いました。

②計算力とデータ分析力を身につける

数字というのは生きていく上でとても重要です。子ども達の宿題や家庭学習に付き合っていると、読み書きそろばんを当たり前に習う義務教育というのは本当にありがたいと思います。

学校教育の是非については色々と問われていますが、読み書きそろばんという面においては低学年から始まり4年生頃までの知識を完全に身につけることは、必須だと夫と2人でよく話しています。

私自身の学歴は高卒ですが、父は早稲田の政経で母は信大を卒業してから定年まで小学校教諭をしていました。脱サラした父は、私が誕生し物心ついた時には個人事業主としてコンサル業を営んでいましたが、多角的に数字を読む力があると事業にも投資にも役立ちます。

IT化が進んだことで世界中で膨大なデータが蓄積されていく今、データ分析は無くてはならないものであると、Googleデータアナリティクス講座を受講していた際に講師陣が述べていました。AIの導入があれば分析など人が関わらなくとも済む話になりましょうが、データといえど取扱いについて、そう簡単ではないものだというのはこの講座で学びました。データ分析力が身につけば、ただの事務職よりももっと面白みが出て来そうなので、仕事の合間に習ったスキルをモノにしていきたい。

③英語力を身につける

20代の中頃に1年間ワーホリでオーストラリアに滞在していました。その頃は、英語で寝言を言うレベルまで仕上がっていましたが、言葉は使わないとどんどん話せなくなってしまいます。

いまは、英語圏ではない知人とWhatsAppでやりとりする機会があったりするのですが、テキストを送信する際にはGoogle翻訳を使ったりするので、本来の英語力は減退の一歩を辿っています。

都内至るところで海外旅行者を見かけますし、自宅近くの最寄りでも沢山の外国人を見ます。SNSで繋がりを簡単に持てる機会も身近にあるので、英語力はいつまでたっても磨く必要があります。

④日本人を極める

日本で、日本人として生まれることが非常に特殊で珍しい運命だということをある日のインスタ記事で読みました。日本人として生まれる確率は、全世界人口の中で1.5%とか。もっと詳細なデータだったと思いますが、日本にいると日本人としての特殊性はあまり気に留めることはありません。

いまの日本の政治や経済力をみていると、諸外国との比較をする上でついついうつむいてしまいたくなるような気持ちになりますが、本来この恵まれた国の国民として生きることは非常に幸運なことであるということに気づかされました。

外国の方とやり取りする上でも、海外へ足を運ぶ際にも母国についての知識と誇りをもっているといないとでは、自信の持ち方が全く異なると思います。

塗りつぶされた歴史や歪んだ価値観を一旦ゼロにして、本来の日本人が持つ素晴らしさや弱さを再点検していきたいなと、子供と一緒に教科書を見ながら感じるところがありました。

学ぶことの面白さとして、自国のことを深く掘り下げることは決して無駄ではないし、子供が結婚し、孫が生まれていくような命のリレーが続いていくことを見越した考えが芽生えてきたのは、やはり50代が目前になってきたからかもしれません。

⑤経済力を身につける

就労していても、いつ何時その地位が崩れるかわかりません。子育て世代として付き合いのある周りのご家庭は持ち家であることが多く、みんなとてもステキで立派なお住まいです。お掃除も行き届いていて、共働きなのに本当に尊敬しています。

ですが、口には出せない心配な部分も正直ありまして…

皆さん住宅ローンを組みながら「不動産は資産。賃貸は資産にならないから買った」と口々に言っているので、賃貸暮らしの私としては居づらい場面でもあります。たしかに不動産は資産としての価値があり、自己破産をする際には資産としての扱いになりますが、ローンを払っている以上は資産というより負債です。

そのあたりの解釈はベストセラー本になっているロバート・キヨサキ氏の「金持ち父さん 貧乏父さん」に書かれていますが、給料のように毎月口座にお金が入金されるのでなければ、賃貸も持ち家も価値としては変わりません。何なら、持ち家のほうがローンを抱えているという点で借金となりますから、いくら節約して貯金を殖やしたところで、ローン残高がゼロにならない限りはむしろ負債です。

自己破産に至ってしまう人々の背景には、少しの贅沢をしたがために住宅ローンのある家計が圧迫されてというケースが多々あるのを見てくると、不動産を資産と捉えて無理な住宅ローン(最近ではペアローン)を契約した後に「貯金が全然貯まらない」と嘆いているママ友たちの会話を耳にしながら、借金を持たないことの大切さを痛感しますし、会社員としての身分ですら絶対的な安心感というのもありません。

ただ、日本という国の労働者と賃貸不動産でいうところの賃借人は法律で固く守られているので、その権利を使えるうちに次なる経済力を身につけておかなければ、健康的で楽しいこれからの人生にならなくなってしまいそうです。

先日、友達に勧められて映画『国宝』を観てきました。歌舞伎の世界については完全に無知で、伝統芸能の一つであるという認識しかありませんでしたが、歌舞伎で身を立てること人間国宝として認められるということ、伝統を受け継ぎながら受け継がせること、長く続けていくことの大切さ、そして日本ならではの美意識を大きなスクリーンから学ばせてもらいました。

行動を起こせるうちに色々と実践していく10年にしたいと思う40代最後の夏の始まりなのでした。