子供乗せ電動アシスト自転車を購入した後の使い勝手や乗り心地など

我が家の子供乗せ電動アシスト自転車はブリジストンのBikkeにしました。

その後の乗り心地について触れてみたいと思います。

電動アシスト自転車の恩恵のすごさ

Bikkeを買ってから、いろんな場所へ行くのが本当に楽になりました。
一番助かったと思ったのは、子供の急な発病で仕事を切り上げて保育園に向かうい、病院がしまるギリギリの時間でお迎えをしてという時。

いままでは、ベビーカーに1人ともう1人は歩かせてといった具合でしたから、とにかく時間との戦いです。
そんな時は無駄にイライラしてしまっていましたし、子供も手に負えないことがしばしば。

自転車に乗せてしまえば機嫌もよくなり、その上スムーズに移動が出来て本当に感動の連続でした。

それから買い物も断然楽になりました。

子供2人を連れて買い物に行くと、いままでは徒歩で帰るために買う量もセーブしていましたが、一度に買っても重さが苦になることもなく、とても快適に買い物を済ませることができます。

我が家は駅から徒歩20分のところにあるため、隣駅まで行くのが億劫でしたが、電動アシスト自転車にしてからは隣駅といわずかなり離れた場所まで自転車で行けるようになりました。

普通の自転車であれば、絶対に到達できそうもない場所でも、電動アシストがあるため快適にペダルを漕ぐことができます。子供を乗せなければ、それなりに長距離を漕ぐことも苦ではありませんが、2人を乗せて遠くまで自転車を漕ぐのは本当に大変です。

便利さを追求!カスタマイズしてみました

これは購入した時に同時に行ったのですが、ブリジストンのBikkeGRIはスタイリッシュなカゴなため、ぜんぜんモノが入れられません。他社のカゴと見比べてもその小ささは一目瞭然でした。

Bikkeを買う上でカゴについては最後まで悩んでいたのですが、ヤマハのPASBabbyのカゴでも取り付け可能ということでしたので、カゴだけを替えてもらうことにしたのです。
カゴ代として4000円ほどかかりましたが、それでも本来のカゴよりぜんぜん使い勝手がよく、色も黒にしたのでダークグリーンにも映えて、自分でも良い選択だったと思います。

ただ、後日談としてヤマハのPASbabbyのカゴは雨が降った後に水が溜まりやすいのです。ハンドルを持ってしずくを振り落とせば、多少水気がなくなるものですが、柵状の内側が溝になっているためそこに雨水がたまり、バッグがビッショリと濡れてしまうことも。

そうした点を除けば、カゴのサイズとして大満足ではありました。

電動アシスト自転車あるある!?

買い物は確かに楽になりましたが、電動アシスト自転車を駐輪する時は予想外に停められないということがたまにあります。

最近の駐輪場は立体型が多いため、空いていても駐輪スペースを上へ押し上げるタイプの場所では、まず駐車することができません。また、地上に設置されたところでも、車体が重いので子供たちを乗せてというのはまず無理です。

いったん子供たちを自転車から降ろしてからでないと、少しの段差でも自転車を持ち上げることができません。
(私の腕力の無さもよろしくないのですが。)

子供たちを自転車から解き放つと、すぐに遊びまわろうとするため、少しも目が離せません。

普通の自転車であれば、ここまで重さに苦労することがなかったので、最初の頃は毎回四苦八苦していました。

大きな駐輪場であれば、こうした電動アシスト自転車の悩みを解決してくれるかのごとく、専用の駐輪スペースが確保されているので、そうした場所を頭に入れておくことで、この問題はほぼ解決です。

そうした普通の自転車にはない問題として残るのはバッテリー問題。購入したばかりだからかもしれませんが、私がバッテリーを充電する頻度は週に1度ぐらいです。
2週間に1度ということもあります。

そんなズボラ充電のため不意にいつもより遠くへ行く用事が出来たりすると、バッテリーの残量に焦ってしまうこともしばしば。

前もって遠出するとわかっていれば、前日からその準備をしますが、遠出の場合じゃなくても坂の多い場所を漕ぐだけで結構なバッテリーの消費になります。

なので、バッテリー残量がギリギリにならないように乗っていなくてもなるべく充電するクセをつけるようになりました。

普通の自転車を乗っていたころの感覚で、一番困ったのはこのバッテリー残量のことかもしれません。

車ならガソリンをスタンドで入れれば済みますが、電動アシスト自転車のバッテリーが家から離れた場所でゼロになってしまったら本当に大変です。

ただ、ブリジストンのBikkeにして良かったのは、漕ぐことで自然とバッテリーが充電される仕組みが備わっていることです。

フル充電ということにはなりませんが、わずかながら蓄電されるということを購入後に知ったのです。

購入直後はこうした戸惑いも多々ありましたが、今は本当に電動アシスト自転車サマサマの日々を満喫しています。

値段としては高い買い物になりましたが、使いこなせるようになった今は、すでに値段以上の価値があったと心から思う毎日です。

子供乗せ電動アシスト自転車をブリジストンのBikkeにした理由

ヤマハ・ブリジストン・パナソニックの試乗を終え、我が家で購入する子供乗せ電動アシスト自転車をブリジストンのBikkeにした理由は以下の通りです。

タイヤサイズが後ろは20インチ前は24インチだった

タイヤサイズは20インチぐらいのものを希望していましたが、出来れば26インチまで行かなくとも、もう少し大きめなタイヤサイズがいいなと思っていた矢先、この前後でタイヤサイズが違っていたのがブリジストンのBikkeでした。

後ろのタイヤサイズは20インチなので乗せ下ろしがしやすく、前は24インチなので道路の段差に強いのです。

ベビーカーを使っていた時に本体が軽いものにしましたが、タイヤが小さくほんのちょっとの段差でもグイッと前輪を浮かせないと段差を超えられないもどかしさがあって、タイヤサイズは大きい方が安定するのだなぁと思っていました。

ですから、自分が乗り子供も乗った自転車であれば、なおさら安定感があった方がいいので、前のタイヤだけでも20インチより大きいサイズであることは願ってもないことでした。

両輪駆動とチェーンが切れる心配がないベルトドライブ仕様

車に詳しいわけではないので、両輪駆動のすごさというのがいまいち理解できないでいたのですが、自転車というのはペダルを漕ぐと後輪にチェーンを通じて力が伝わる後輪駆動が一般的。
ですが、前輪にモーターを搭載することでペダルを漕げば、前輪が引っ張り後輪が押すという走りになります。
すると、走り出しも走行中も安定した走りが出来るとか。

前輪モーターはマンホールやアスファルトのでこぼこしたつなぎ目、小石や砂が路上などのスリップしやすい路面での走行時に、前輪が空回りを感じた瞬間にアシストを抑えめにしてスリップを回避してくれる性能もありました。

さらに、前輪にモーターがあることで後輪やチェーンの負担が軽減され、車体性能が長持ちするようです。
高い買い物ですから、出来るだけ長く乗り続けたいですよね。

チェーンへの負担が軽減されているだけでなく、チェーンそのものがベルトで出来ているベルトドライブ仕様になっていて、鉄製チェーンの10倍もの強度があるとか(ブリジストンHPより)サビないし、外れないし、注油もせずに済むなんて!

電動アシスト自転車を購入するちょっと前に、主人が乗っていた普通のママチャリのチェーンが外れ、家からかなり離れたところから押して帰ってくるという出来事があったばかりでした。

一人で乗っていて、普通の自転車であれば押して帰ることもなんとかなりそうですが、電動アシスト自転車で子供も乗って荷物もかかえている最中にチェーンが外れるなんて、考えただけで疲労困ぱいになってしまいます。
この仕様がほどこされていたのもブリジストンだけでした。

チャイルドシートのベルトがつけやすく外しにくい

ヤマハやパナソニックが標準搭載しているメーカー指定のチャイルドシートはOGKのOEM製品だということを自転車屋さんで聞きました。

パナソニックの場合、特にOGK製ということは明記されていませんがモノはほぼ同じとか。(そのためちょっとお値段が高め設定になっていた)ブリジストンは自社でチャイルドシートを製造しているのでメーカーの純正品として販売しています。

Bikkeに合うデザインが良かったので、必然的にブリジストンのチャイルドシートになりましたが、後日ハンドルのところにもう1つチャイルドシートをつけることになった時に、ブリジストン以外のものを取り付けようと思いましたが、純正のものでないと取り付けできないようで、その点は少々出費が高めになってしまいました。

チャイルドシートは子供がシートベルトをして手でつかむ取っ手があるだけのものと、脇からホールドされるタイプ(カゴになる感じ)のものがあります。

ブリジストンのBikkeにつけるチャイルドシートはホールドされるタイプなので、子供が走行中に寝てしまっても横から落ちることもなさそうです。シートベルトの付け方次第では、予想外のことが起きるかもしれないのでこのくらいガッチリと子供を囲ってくれている方が安心です。

ただ、乗せる時に左側からしか乗せられないのは、たまに不便さを感じることがありました。

その他、シートベルトがとてもつけやすく留め具を左右からスッと指すだけなので、忙しい朝には非常に効率よく装着できて助かりました。

バックルの留めやすさ、外しやすさは乗せ降ろしのスムーズさに比例します。簡単に外せるタイプだと、バックルを子供がいじって自分でボタンを押してしまいシートベルトを外してしまう心配もありますが、外す時は結構ボタンをしっかり力を込めて押さないと外れないようになっています。

カラーバリエーションが豊富だった

我が家の選定基準の中で、カラーは黒以外のものということにしていました。
試乗前に、近所の自転車屋さんでもらった3社のパンフレットを見ていた時に、Bikkeのカラーバリエーションが豊富だったのが印象的でした。

カラーを決める中で、私はダークグリーン系がいいなぁと思っていました。
アニメのガンダムに出てくるザクっぽい色味が好きなのです。

明るい色だとキズや汚れが目立ちそうだし、ツートンカラーはポップ過ぎて、旦那さんが乗るときに浮いてしまいそうでした。

ガンプラ好きの旦那さんも、私の提案に乗ってくれたのもありこの色味で探すことにしたのですが、この時点でパナソニックかブリジストンということになりそうでした。

しかし、試乗してみた時にパナソニックの始動時の加速が何とも受け入れがたく、ヤマハかブリジストンになった所、カラーの面で欲しい色がなく、ブリジストンが決定的になったのです。

こうして我が家で初めて購入することになった子供乗せ電動アシスト自転車はBikkeに決まりました。

子供乗せ電動アシスト自転車を初めて使う人が試乗の時に見るポイント

我が家の電動アシスト自転車選定基準が決まったところで、お次は実際に試乗へ行こうと思い立ちますが、家の近くにある自転車屋さんはスーパーの中や街角にある小規模なお店ばかり。

同時期に電動アシスト自転車を探していた近所のママ友から、試乗も出来て程よく大きい自転車屋さんを教えてもらったので、最寄り駅から数駅離れたところでしたが、義父に車を出してもらい娘を連れて目的の自転車屋さんへと向かいました。

いまはネットで電動アシスト自転車もオーダー出来ますし、その方が価格的には安い場合がありますが、やはり値段が高額で、子供を乗せることもあり、ここは絶対に試乗せずに買うということは出来ません。

大きい店だと人気3大メーカーの車種が揃っているようですが、小規模な店舗だと3社揃っているとこは少ないようです。

それぞれを試すために自転車屋さんをハシゴすることも時間的に難しかったので、自宅から離れてても少し大きめなところへ行ってみることにしました。

試乗の時に押さえておきたいポイント

店員さんに試乗希望を伝えると、「お店の近くを走ってきていいですよ」と言われたので、まずは1人で乗ってみることに。

初めて電動アシスト自転車です。

原付バイクほどではありませんが、止まっている自転車のステッパーを解除したあとは、かなりの重みがあります。

初めはヤマハのPASBabbyに挑戦!
乗るまでは走り出しが怖そうだなと思っていましたが、乗ってみるとすごくスムーズな走り出しでとても快適でした。
すぐに普通の自転車を漕ぐ感覚が蘇ってきました。

途中、坂道があったので電動アシスト自転車の威力を迷わず試してみることに。

なんたるスイスイ感!!!!ここ平地?というぐらいにスイスイ坂道を上っていけるではありませんか!!!

電動アシスト自転車おそるべし。。。
ガソリンも必要ないのに、こんな機動力が出せるって驚き。

手元でギア調整が出来るので、もちろんそちらも使ってみる。
操作時に手元に目をやると、運転がおろそかになってしまうので少々不安でしたが、心配であれば停まればいいのですよね。
ギア操作も難なくクリアしました。

停車させる時のハンドルロックですが、スタンドをかけるとハンドルもロックされるスタンド連動式ハンドルストッパーというもので、スタンドをかけたら本当にハンドルが固定されました。

その点も電動アシスト自転車初乗り者には“おぉっ”と感動せずにはいられませんでした。

次にパナソニックのギュット・アニーズに乗ってみました。
電動アシスト自転車そのものにはだいぶ慣れてきたのですが、パナソニックは漕ぎ出し時に自動的に加速するのですね。
それが想定外でヒヤっとしました。

漕ぐことに対してアシストしてくれているのは十分伝わってくるのですが、ちょっと怖かったです。
その点を除けば、ヤマハのものと大差はなく。

最後に乗ったブリジストンのBikkeは、ヤマハのPASBabbyに通ずる安定感。
パナソニックの自動加速の恐怖が払拭されました。

ハンドルロックに関しては、ブリジストンだけ手元でロックがかけられるものでした。
ハンドル左側にアシストパネルがあって、右側にダイヤルタイプのギアとハンドルロックレバーがついていたので、何だか手元が忙しくなるイメージ。

でも、スタンドを立てる時以外でもハンドルをグラつかせずに済むのは、いいかもしれないなと思いました。
保育園のお迎え時に、ママ友と自転車に乗ったまま立ち話をしている人の姿も見かけたので、そうゆう時に、手元でロックがかけられるのは便利そうです。

ヤマハ・ブリジストン・パナソニックと3台単独で試乗した後は、子供と一緒に乗ってみました。
やっぱり実際に乗せて走ってみるとイメージしていた時と全く違います。
乗せやすさが違うのには驚きました。

やはりタイヤ経が小さい方が乗せやすいというのは、実感しました。
うちの子はその年齢でいう標準体重より少し軽いほうですが、地面から抱き上げて乗せるにはちょっとでも低い方が負担が軽くていいです。

そして、意外とチャイルドシートのベルトのつけやすさが各社違いました。
電動アシスト自転車を購入後は、当然のことながら日常生活が待っています。
子供の安全が第一ですが、シートベルトでもたつく時間は結構イライラの要因になりかねません。

そもそも、お子さんによってはシートベルトを嫌がる子もいるでしょうし、嫌がる中で複雑なしくみのものは、いくら安全面を考慮してても、煩わしいかなと思いました。

試乗を終えて、店員さんに売れ筋商品やオススメを聞いてみましたが、「3社ともそれほど大きな違いはありません。あとは好みの問題だと思います」という、何となく自分で思っていたことをさらりと言われて手応えは特になく。

試乗前の事前リサーチでバッテリー容量が大きい方がいいということを読みましたが、その辺りを店員さんに聞くと、「結局は消耗品なので、確かに大きければ充電が少なく済むけれど、使用頻度や距離も違えばバッテリーの大小関係なく消耗するので、そこはあまり気になさらないでもいいかと」バッテリーの充電器って家庭用のコンセントにつなぐだけで、簡単に出来るのですね。
携帯電話の充電スタンドが大きくなったみたいな感じです。

そして、チャイルドシートって実は別売りだということに驚く。
子供乗せ前提だったので、最初から付いてるものだと思い込んでいました。

なので、本体+チャイルドシート代(1万~2万位)がかかってしまいます。

今回の試乗を経て、当初から選定基準としていた

・ハンドル一体型ではないもの
・タイヤサイズは20インチ
・カラーは黒以外の気に入った色

を、考慮した上で私は、ブリジストンのBikke GRIにすることにしました。

子供乗せ電動アシスト自転車を初めて使う人のための選び方・買い方

1人目が生まれてから思い出す中で高額なお買い物だったのがベビーカーでした。

すぐに成長してしまうので、必要最低限のものを揃えようとコンパクトな暮らしを心がけていましたがこの度、
ベビーカーを超える大物を購入することにしました。

子育て中の家には定番品となりつつある、
電動アシスト自転車です。

我が家周辺はフラットな道続きなので、いままで普通のママチャリで全く問題ありませんでしたが、
2人目が出来て自転車で20分ぐらい行ったところにある主人の実家を訪れる機会が増えたのですが、
実家付近は急勾配の連続で子供2人を普通のママチャリに乗せて行くにはとても無理があり、
この度我が家も電動アシスト自転車を購入することに。

義父母も電動アシスト自転車を購入してからは、「もうあの自転車無しでは生活できない」と断言するレベル。

とりあえず、電動アシスト自転車のことは右も左も分からないので、買う前に調べてみることにしました。

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