投資に回す余裕資金とは?

先日、久しぶりにあった友達と子育て談義しつつ近況報告をしつつ、食事なんて二の次でずーっと歓談しまくりだった際に、ふと投資の話が出ました。

投資をやってみたいけど、そもそも貯金すら出来ないのに余裕資金なんて目処が立たない。余裕資金がある人って別次元にいるんでしょ?みたいな話になったのです。

「いやいや、目の前にいますがな」と。

投資に回す余裕資金とは?

二番目の子供を産んだ時に同じ病院で、病室が近くて彼女の方から声をかけてくれたのが仲良くなったキッカケだったので、投資セミナーとかそうした類の場所での出会いでもなく、その友達とは普通の母親同士としてお付き合いが始まったので、お金の話を赤裸々にするという機会も特になく。

それぞれの子供たちも全員小学生になり、彼女も週4日勤務のパートタイムで仕事を持つようになったので、話題は自然に家計やら教育費の話になりました。

彼女の中では投資に興味があるけれど、投資に回す余裕資金というのがそもそも何を言うのかよく分からないとのこと。

「投資に回すのは余裕資金で」とよく言われているから、読んで字のごとく余ってたり、金銭的な余裕から出るお金の事と思ってしまうけれど、私の中では「無くなってしまっても耐えられるお金のこと」と彼女に伝えました。

例えば、私が人にお金を貸すということは、ほぼあり得ないのですが「お金を貸すくらいならあげる気持ちで渡しましょう」ってな教えがありますでしょう?

“人に貸すくらないならくれておしまいなさいよ”という気前の良い台詞ですが、そういう場合に相手が求める金額は無理だけど、カンパしてあげられるというような額でしょうか?いや、それだと千円単位とかになるから少ないか。。。

借金で首が回らなくなってる友達や身内がいたとして、その人に渡せる金額というほうがイメージしやすいですね。一般的には、何回かに分けたとしても5万から10万円ぐらいでしょうか。自前で用意するなら、このぐらいの金額のことを指すんだと私は解釈しています。

他には節約して頑張って頑張って貯めたお金があったとして、例えば100万円の貯金を目指してて100万円に到達して、更に10万円まで貯まって110万円の貯金になったら、その10万円のことを指します。

実際、私はそこからスタートしましたから。

もっと分かりやすい余裕資金は、相続したお金です。親子関係だけじゃなく相続って意外とあずかり知らぬところから引き継いだりするんです。例えば、登記変更していない代々受け継がれてきた土地を相続人が売りたくなったとしても、相続権を持った子子孫孫がワラワラいて、偶然にも自分がその中の1人だったりするなんてことは、結構頻繁にあります。

頻繁にあるというのは1人の当事者に対して何度もということじゃなくて、色んな人の身に1度は降りかかる可能性としてです。数十万くらいなら普通ではないでしょうか。

そうしたお金が舞い込んでくると、簡単に「贅沢しちゃおう♪」って気分になりがちですが、それこそが余裕資金と呼ぶものなので、私だったら全額を投資に回すということにします。要するに臨時収入の部分です。余裕資金という言葉より、臨時収入の方が身近かもしれませんね。

臨時で入ってきたぐらいなので、突発的とか予想外だったりするお金です。本来だったら手にする予定じゃなかったお金。それこそが余裕資金となります。

臨時収入であれば宝くじよりも入ってくる可能性が高い

臨時収入って案外あるもので、会社の業績が良かったりすると特別ボーナスが出たりしたこともあったし、ご主人や奥さまが浮気をしてしまったとして、その際の慰謝料を得た場合とか?離婚はしないけれど、二度とやらない口約束の確約を含めた慰謝料を貰ったとしたら、それこそ投資に使って増えたお金で豪遊したいですよね。

宝くじを買って「当たりますように~」と大当たりを願うよりも、可能性としては臨時収入の方が割と入手する機会に恵まれやすいかと。

余裕資金は大金じゃなくていいのです。大金のほうが、より投資力がUPしますが、それは既に投資のご経験がある方の場合であって、NISA口座すらまだ作れていない初心者さんのうちは、少額で投資を始めた方が絶対に安心です。

投資でビギナーズラックを引き当てると、その後が続かなくなりますから、臨時収入は投資に回す余裕資金のことと心得て、コツコツ余裕資金貯金を証券口座で始めましょう。

「証券口座へ入金する」というアクションが投資への下準備になりますし、NISAを始めるにしても証券口座を作らなければ取引きが出来ませんから。。。

「自分には今まで一度も臨時収入なんて無かった!!!!!」と思うアナタは、もしかしたらあったことにすら気づかないで使っちゃったのかもしれませんし、元手のかからない開運アクションというのは沢山ありますから、そうしたことをコツコツやり続けながら機会を楽しみに待つのもいいかもしれません。

ここまで紹介したようなお金が無いうちは、投資に回すお金は余裕資金ではなく、無理め資金に該当するので、「投資で増やそう!」「投資で儲けよう!」という誇大広告やSNS上のナゾ投資家にそそのかされるだけですので投資に関しては手を出さないようにしていた方が良いと思います。

余裕資金を活用した6月の配当金は…

そんなアドバイスを友達にしてみましたが、余裕資金があったとしても初めて取り組む時は何かと煩わしさがあったりするので、証券口座を開設するまでが1つのハードルだったりするもんです。

ただ、続々と6月の配当金が入り始め、余裕資金を活用した上での今回の配当金は特定口座とNISA口座を併せて総額で64万円でした。

「配当金から税金が引かれないとこんなに手元に残るの…?」とNISAで運用することのメリットを実感した今回の配当金受取り。「税引き」という金額に目が慣れてしまうのもマネーリテラシーを低くしていることかもしれない。税金を払うことは仕方がないと思う部分を持ちつつも、徴収された税金の使い手のマネーリテラシーが為ってないのはいかがなものでしょうね。

法律を決める、罰を下す権限や力を持った人たちこそ、今一度マネーリテラシーを学び直して欲しいと切に願う今日この頃です。

「億劫だなぁ」という思いを抱えているだけで、もしかしたら私以上の配当金を得ていたかもしれないので、ご主人の浮気未遂に悶々としていた友達にもボーナス月なのだから、サクッと慰謝料もらって投資のための余裕資金にしちゃえばいいのにと余計なアドバイスをさせて頂きました。

 

夫婦ゲンカから離婚の二文字がちらついた時に考えること

暑くなったかと思えば、天候の悪い日が続いたりと5月・6月は年々体調を崩しやすいシーズンになってきました。夏の暑さもこたえるけれど寒暖差や曇天は気持ちを憂鬱にするし、何より40代ラストイヤーを爆走中の私としては、ホルモンが枯渇しつつあるというだけでも日常生活を送るのがシンドイわけで。

そんな矢先、新学期から学校で友達関係のトラブルにあっている長女の対応やら、長男の療養看護で日々のリズムが狂い、スマホとゲーム機を手放さない夫の態度にぶち切れ、以前投稿したこちらの記事にあった友達からの相談に乗っているうちに、離婚の二文字がちらつくようになりました。

離婚の二文字がちらついた時に考えること

友達のご主人の浮気に対するアプローチを調べまくっていたせいか、私のweb画面上にはサレ妻さんたちの情報が次々と表示されるようになってしまいました。

以前、別の友達から教えてもらったコチラのブログ(「超ブラック!兼業農家に嫁いだら」byまゆみさん)を読み込んでいたのもあったのかもしれませんが、私のように3人子供がいる奥さまが数年前の母の日に突然ご主人から「ほかに好きな人がいる」と告白されたことを発端にご自身の夫婦関係について現在進行形で綴られているコチラのブログ(「夫が不倫してました」by桃さん)も、Googleが選び出してくれましたが、関係が悪化した後の結婚生活の維持も大変だけど、離婚も本当に大変ですよね。

弁護士に依頼しないと離婚出来ないケースとなると、本当に精神衛生上しんどいだろうと思います。当事者の間に別の人が入ると、それが弁護士であろうと中々進まないものですし。

裁判離婚ともなれば、裁判所が決定してくれるので早いと思いますが裁判にもってくまでが長いでしょ?調停やって不成立で審判やってそれもダメで…いやぁ、夫婦ゲンカが可愛いものに見えてきましたわ。でもね、不貞を働かれたらそりゃもう信頼関係の回復にも時間がかかりますから。

信頼関係を回復させる時間が勿体ないなと思ったら、慰謝料とか養育費とかザザっと計算して、弁護士入れてスパっと離婚した方がタイパ(タイムパフォーマンス)もよしでしょうね。コストよりも悶々とする時間の方がモッタイナイ。

専業主婦の方々は是非1日も早い社会復帰を

先程、取り上げたブログの作者さんたち、お一人は看護師さんで、もう一人は長きに渡り専業主婦をされていたようですが、この度のご主人の不貞により働きに出て、最近では正社員として登用されたとか。

結婚しても収入源は絶対確保しておくのが望ましいです。女性の持つ仕事スキルの高さは、計り知れないものがあるのに、なぜにこんなにも夫一人の給料だけでやり過ごそうとしてしまうのか。実にモッタイナイ。

専業主婦をしていて、かつ子育てを長年続けてきたということで職務経歴書に書けることは一杯あると思うし何なら、中高年で転職活動しようとしている50代のオッサンより仕事で貢献できるスキルはあると思います。

そりゃブランクがあるし、言ってみれば他業種・他業界への転職みたいなものなのだから、最初の数か月は働かされる側も雇用する側もスムーズに行かないと思いますけれど、慣れてきたら抜群のセンスを発揮できると思えてやまないのは、現在PTAでご一緒している長年専業主婦をしてきた方々をみていても才能のムダ使いだなと。

PTA役員なんてボランティア活動の代表格みたいなジャンルなのに、細部まで行き届いた気配りや、作業効率UPに向けた提案とか、有料級のスキルレベルの宝庫です。

離婚しろと強制するわけではないけれど「俺の稼ぎで暮らしてるくせに」とか言っちゃうような夫の元で自己肯定感を失うくらいなら、1日でも早く専業主婦の方々には社会復帰して頂きたいくらい。

共働きであっても、フルタイムではなくパートタイムだったりすれば自分一人の収入で子ども達との生活を維持していくのは難しいということもありますが、結局のところ自由度が下がることと天秤にかけてしまうと、給料収入を得るより夫の言うことを受け入れていた方が働くよりはいいという意見に行き着いてしまうのですかね。

節約よりも収入を稼ぐ力と貯める力があることの強み

私は高卒で、20代の頃から職を転々としまくったので履歴書の欄が足りなくなってしまうような経歴の持ち主です。今の職場は派遣で雇われた後、正社員登用されて間もなく勤続20年というところですが世代で言ったら就職氷河期世代に属しています。

就職氷河期と言われますが、業種を選ばず興味のあるなしで選択してきただけなので、何かしら仕事にありつけていました。正社員で採用されても半年で辞めた会社もあったし、派遣先で契約打切りになったこともあります。現在の職場に辿りつくまでに10社ぐらいは変わっています。

つぎはぎだらけの履歴書になったのは仕事都合だけじゃなく、1年間ガッツリとワーホリでオーストラリアに行っていたこともあったし、ブラックな職場がイヤで半年間何もせず実家に出戻っていたこともありました。

フラフラし続けていた20代。高学歴でもなく、高度な資格を持っていたわけでもありません。転職を繰り返していたし、住む場所もコロコロ変わっていたので蓄えもなく、なかなか定着する仕事に巡りあえずにいたことをとても不安に思う毎日でした。

学歴や資格もなく、履歴書はつぎはぎだらけ。結局、何のスキルが一番あったのかさえ分かりません。(それは未だにハッキリとしませんが…)

ただ、いま振り返って思うと不安で悩んで困ることもありましたが、頭の中だけで終わらせるのではなく何でもいいから、自分が少しでも興味を持った業界や職種に向かっていったことが良かったなと。今ほど、転職に寛容な時代でもなかったにもかかわらず履歴書は散々な仕上がりですが、やりたいことを細切れでもやり通したことは、過去に後悔を残さなかったという点で自己満足度はめちゃくちゃ高いです。

いまの職場に落ち着いてはいますが今年50歳になることで、そう遠くない未来に定年があります。にもかかわらず、子ども達はまだ小5・小3・小1ですから、働き続けることは必須です。夫婦でフルタイムの共働きでも高齢出産ペアなりの問題点はあるため、そう簡単に離婚を選ぶことも出来ません。

1万円という金額、もっと小さい千円という金額でも節約するより労働した方が早くお金を作ることができるし、そもそも貯めたものに手をつける必要がなければ、もっと早くお金を増やせます。

DVやモラハラなどの必然的な離婚で無い限り、夫婦生活を維持しながら仕事を続ける経験値をあげて、最終的に天寿を全うする時に後悔や苦労をしないで済む一生を送りたいなと、夫婦ゲンカから一週間を経て腹立たしさがだいぶ収まってきた今、思う次第です。

 

6月はボーナスと配当金の季節です

オリエンタルランドから株主優待のチケットが先日送られてきました。前年の株主優待チケットが1枚余っていて、今年の株主優待チケットが1枚届いたら、プーさんのポップコーンバケットを買いに次女と二人でディズニーランドデートをしに行こうと思っていました。

6月はボーナスと配当金の季節デス

6月や12月と言えばボーナスと配当金が振り込まれる季節です。私は職場で給与担当もしているので、賞与計算の前に労働保険料の支払いやら厚生年金の賞与支払算定書類作成に追われるので、ウキウキするよりも金額を間違えないようにするためのプレッシャーがあり、眠りの浅い日々が続きます。

私にとってはボーナスよりも配当金の方がめちゃくちゃありがたいので、ボーナスの振り込みよりもずっとずっと心待ちにしていた配当金の入金が、カード引き落とし日の前日という最高のタイミングで入金されたので、本日現在やりきった感で一杯です。

そして、ほぼ同じ頃にオリエンタルランドから株主優待チケットが送られてきたので、前年分の期限が到来する6月末までにディズニーランドへ母娘入園できると浮かれていましたが、長男が溶連菌に感染するという事態に陥り看護休暇を数日間取得してしまったがため、これ以上6月の休暇申請をすることが難しく、前年分の株主優待チケットはディズニーヲタガチ勢な友達に譲り受けてもらいました。

すでに今月行ってきたようですが、ガチ勢しか分からないイベント開催中のために何度でも行きたかったようなので、大変喜ばれて何よりでした。

オリエンタルランドの特別優待があるらしい

話題に上っていましたが、今年はオリエンタルランドの創立65周年にあたる記念イヤーらしく、例年とは違って特別優待が実施される予定だそうで2025年9月30日時点で100株以上所持している株主を対象にチケットが1枚配布されるらしいですね。

配布される時期は12月頃となっていましたが、今月届いた株主優待チケットの有効期限が来年の6月末だから、これを使って12月以降に次女と二人でパークインすることができそう!

あ、でも今年株価が一瞬下がったタイミングで買い増しをしたので、現在のオリエンタルランド株数は2000株あるから、9月30日時点における通常の配布も併せると12月の時点で3枚の株主優待チケットを所持することに!?となると長女を連れていくべきか、いや末っ子長男と行くべきか…

2才差の子供が3人となると、なかなかペア行動もできず、どうしたら争奪戦にならずに済むか頭を悩ませます。とはいえ、実は株主優待目当てで株を買い増ししたことを少し後悔していたのです。

2000株所持することによって支払うことになる投資金額を、もっと利回りの良い企業へ投資した方が良かったんじゃないかと。オリエンタルランドの利回りって本日現在見ても1%切っているのですよ。配当金生活を楽しみたいのであれば確実に対象外なのだけど、3年後の2028年からクルーズ事業も始まるし、利回りでは楽しめないけれど評価損益額が上がってくれるかもしれない。

そして何よりガチ勢では無いけれど、私は日本のディズニーパークが好きなのです。ファンとしての喜びを味わいたい。味わい続けたい。

こうして利回り面では残念ではあるものの、オリエンタルランド株を買い増しして良かったと思える嬉しい発表をしてくれたオリエンタルランド(=推し)には感謝の気持ちを伝えたい。けれど、株主総会は平日だし場所が幕張だしお土産もないので、サクっと議決権をweb行使させていただきました。

配当金がありがた過ぎる

オリエンタルランドの配当金は微々たるものですが、それ以外に入ってくる6月期の配当金はオリエンタルランドを除くと3社ほど。それでも合算すれば50万を超えるので、2025年の下半期分のお小遣いとして大切に使っていきたいと思います。

我が家は1年分の生活費を年始に概算で引き出して、引き落とし口座へ振り替えたあとは一切引出しをしないスタイルなので、ボーナスが入ろうとも手をつけることは無く、家計から分配された私のお小遣いだけは到底やりくりできないので、配当金や売却益は無くてはならないものですが、先程もふれたように今年は1社売却して得た資金でオリエンタルランド株を買い増ししてしまったため、配当金と売却益を捻出できる資金が尽きてしまいました。

このところ、調子乗った使い方をしている訳ではないのに、物価高ゆえあっという間に残高が減っていくので、年末に期待される配当金が入るまでは財布の紐と気をひきしめつつ使っていきたいと思います。

ここまでで出て来た配当金は前から長期保有をメインにした証券口座の方だけど、そういえばNISAと家の資産運用先口座にしているSBI証券口座にも配当が入るのをすっかり忘れていました。

夫婦で管理している口座なので、自由度が低く売り買いのタイミングも夫と話合いをしなければならないので、思い切った動きもとれないから放置気味にしていたけれど、去年購入していた分と今年分のNISA口座に配当金が入ってきます。

夏休み中の予算として、そちらの配当金は使うことにしよう。といっても、数万円ですが非課税だから何も引かれずにそのまま入ってくるのを見ると、NISA制度の強みにひれ伏したくなりますわね。ありがたやありがたや。。。

数字に弱いアラフィフ主婦が買ってよかった優待銘柄

5年以上持ち続けている優待銘柄は?

2つの証券会社を使って株式投資をしています。SBI証券口座は夫から口出しされるので、あまり気に掛けていませんが5社の銘柄を保有しており、独身時代から運用している三菱UFJモルガンスタンレー証券口座にも5社の銘柄を持っています。合わせて10社の銘柄ですが、そのうち5年以上持ち続けているのが下記の銘柄です。

①MIXI【2121】②くら寿司【2695】③オリエンタルランド【4661】④東急【9005】

誰もがご存知の一部上場企業ばかりです。いまは一部上場ではなく、プライム市場?企業?と言うのでしたっけ??

優待銘柄の持ってて良かった理由とは?

先日、ディズニーランドへ家族5人で行った記事を書きましたが、ずばり1泊2日でかかった費用の総額は124,639円でした。近郊に1泊旅行へ出かけてもサラッと10万が飛ぶのが本当にキツイ。このくらいの金額出せば1人で海外行けちゃうと下唇をかみしめておりますが、お金があっても時間がない働くお母さんには「海外旅行一人旅」など夢のまた夢でございます。

チケット代は大人9400円x2人と子供5600円x3人で35,600円かかりましたが、この時のチケットはオリエンタルランド株の長期ホルダーとしての優待と通年優待で出たチケットを活用したので実際の支払はありませんでした。

オリエンタルランドは配当額が極めて少なく、年間配当利回りは0.5%を切っています。(2025年5月現在)ですので、配当金シーズンに突入したとしても「銀行金利よりは、まだマシか…」という心持ちで長年使わずに、いつか家族でディズニーへ行く機会が来るまでの「旅行用貯金」みたいな扱いでいたところ、今回ディズニーへ行く時には積み上げた配当金が31,935円ほどに!!

なので、5名分のチケット代と諸々の出費分をこちらの配当金で補った結果、家族5人で行ったディズニー旅行が実際のところ57,104円で済んでしまいました。

一人あたり11,420円でディズニーランドを満喫してきたわけです。

パーク内で使ったスプラッシュマウンテンのDPA代とか、食事代やお土産代なんかを合わせてかかった費用は32,840円だったので、先程の配当金分を差し引くと自腹を切った金額は905円。なんと千円以下でした。

ディズニーランドから帰ってくる時の交通費は東急の株主優待で発行された乗車券を使ったため、千円ちょっとの交通費も浮きました。

回転寿司チェーンの「くら寿司」は、長期で持ち続けていますが途中で売ったり買ったりをしたことがあります。1度売ったものを買い直すことをした企業は私の10年超の投資歴で、くら寿司と今は1株も持っていない三菱ケミカルだけだと思います。

毎月外食するわけじゃないのですが、家族の誕生日や進級したり入学したりというようなイベントの際は、お寿司を食べに行きたいというので、近所にくら寿司があり続ける限り、そして優待が続けられる限り持っていたい。

あとは東急ですが、東急路線沿線に住んでいるので東急の株主優待を受ける機会が多いため、必然的に持っている面があります。もともとは映画好きな私が109シネマズで映画鑑賞しまくりたいという夢のために買った東急レクリエーション株が上場廃止となり、それを受け継いだ形で東急の株に変換されただけですが、映画鑑賞時に無料ということじゃなく1000円で鑑賞するということに改悪となりましたが、地味に家族で出かける時の乗車回数券にメリットがあり、保持し続けています。

(MIXIは配当金のみなので優待は無い為に割愛)

優待銘柄だからと言っても、使いづらいものは普通に買わないでしょうが、配当金の旨みがなくとも、長い目でみると投資額と同額を定期預金に預け入れていただけじゃ得られない恩恵を沢山受けられたので、優待を維持しつづけられる企業努力には感謝の気持ちで一杯です。

投資に尻込みしてしまうくらいなら、身近な優待銘柄を買うだけでもいいと思う

個別株の投資歴が10年超になりましたが、投資をやる上で誰もが読んでいると言われている有名な本『ウォール街のランダムウォーカー』を先日ブックオフで発見し、手に取りましたが最初の数頁で眼精疲労のために、そっと書棚に戻した私です。文字が小さすぎて挿絵がなさすぎて、10年経っても一度も読んだことがありません。

投資を戦略的に運用していく方々には必読なのでしょうが、いくら戦略的に捉えていても投資の先読みや運用収益は、本を読むだけで与えられるものだけでなく、むしろ痛い失敗をしないためには、超基本的なこと①余裕資金で行う②投機的な投資(FX・先物)はしない③金融機関の人が言うオススメに乗せられない!に気をつけて自分自身にとっての身近な優待銘柄を選ぶだけで良いのではないかと思うのです。

10年前と世界情勢も日本経済もずいぶん変化していますが、その軸の部分を貫いているだけの私でも一時的なマイナスがあったとして(そういうのも含めて運用ですけど)、デメリットなくやって来られているので。

子供へのマネーリテラシー向上を学ばせるのによかった

私たちが小学生の頃と違って、いまは学校や地域のイベントでもお金の使い方を子供のうちから学ぶ機会が沢山あります。(使わせる機会も沢山ありますが…)その中で、子供に株主として優待を受けているということを実感させられる銘柄でもあると思います。投資力は生きていく上で基礎学力と同じくらい身につけていって欲しいので、できるだけリアル体験をさせてあげられる場に一役買えている銘柄は、まだまだ沢山あると思いますが、何せじっくりそれらをリサーチする時間もないので、今回は現時点でも持ち続けている優待銘柄について触れてみました。

ディズニーに5人家族で行った場合の予算はどのくらい?

5人家族の我が家がディズニーランドへ行った時に、どのくらいお金がかかったのか次回のときの参考にまとめたいと思います。

ディズニーに5人家族で行ったときに出費した項目は?

我が家は夫婦と10歳・8歳・6歳の3人の子供がいます。住まいは都内に隣接した県です。車があればそんなに時間をかけることなく往復できる距離ですが、我が家には車がなく。夫婦それぞれ車の免許を持っていますが、どちらもペーパードライバーに近いので、子供たちを乗せて運転するには不安が…

なので、行きの交通手段は高速バスで、帰りは電車にしました。

日帰りで帰ってこられる距離ですが、アラフィフの夫婦二人が1日中パークで過ごしたあと、まだ手のかかる子供たちを連れて公共機関で帰宅するのは、想像しただけで気を失いそうだったので、1泊2日のホテルを予約しました。

かかった費用は宿泊代、交通費、チケット代、パーク内の費用、食事代となります。

5人というだけでも、普通に外食しただけで5,000円以上飛ぶのにディズニーなんて行ったら、いったいいくらかかるのかという不安しかありませんでした。

ディズニーに5人家族で行ったときの実際にかかった費用は?

ずばり1泊2日でかかった費用の総額は124,639円でした。単純計算すると1人あたり24,927円。

チケット代…大人9,400円x2人、子供5,600円x3人=35,600円

ホテル代…45,450円

交通費…行き(高速バス)5,950円 帰り(電車)1,075円=7,025円

パーク内の費用…32,840円

【内訳】

スプラッシュマウンテンDPA代 1500円x5人=7,500円

飲食代・ハングリーベアレストラン(5人)=7,580円

飲食代・クリッターサンデー等スイーツ=1,300円

お土産関連代(お配り用・自分用・写真代)=16,460円

食事代(ホテルは朝食のみだったのでコンビニで購入分)…3,724円

ディズニーに5人家族で行く場合の一般的な予算との比較

5人家族と言えど、その家族構成や行く時期(我が家は5月下旬の日曜日でした)や、プランによって違うようですが、一般的に5人家族が日帰りでディズニーへ遊びにいった場合の平均的な予算をAIが算出すると76,000円ぐらいが総額になるようです。

一人あたり15,200円ですね。今回我が家のプランでかかった一人あたりの金額は24,927円でしたから、差額としては約1万円(9727円)でした。

激混みな日曜日に行ったこともあり、かなりエネルギーを消耗しました。アラフィフな私たち夫婦ですから、人混みの中を幼児や小学生を引き連れて歩くのは死活問題でした。しかも、その日は晴天に恵まれていたので下手をしたら熱中症騒ぎになっていたかもしれません。

ベビーカーを押しながらベビちゃんにコスプレさせて楽しんでいる若いご夫婦と沢山すれ違いましたが、楽しんだ後で自宅に帰って諸々の後始末をしたりすることを省略できただけでも差額分は払っただけあったなと思いました。

異年齢とエンタメに全く興味のない夫を引き連れての初ディズニーをするにあたり、パーク内の行動計画を立てる際に、「#孫と遊ぶ」で検索した私ですが、せっかくの機会を疲労から来るイライラで台無しにしないためにも、お泊まり予定で訪れることをオススメしたい。

宿泊先はオリエンタルホテル東京ベイでしたが、程よい距離感だったので昼過ぎに一度パークアウトをして夕方は長女と二人だけで再度パークインできたのも、宿泊ならではの遊び方でした。なかなか3人の子供の1人だけとゆっくり出来る時間がもてないので、とても良い時間の使い方ができました。

お金の増やし方がよくわからなかった頃の話①

GWが過ぎ6月がもうすぐそこまで。今年も半分が過ぎ去ろうとしています。年始に立てた抱負を日々の努力とともにコツコツとこなしてきた人には、努力の結果が現れる頃と言えるでしょうね。

私も、昨年までを振り返り『今年こそは結果を出す!!』と息巻いていましたが、言うは易し行うは難しと言った中間結果でございまして…

貯金が出来る人は『入れる』より『出す』ようです

お金持ちになっていく、つまり上手に貯金が出来る人たちは『入れる』ことよりも、どうやって『出す』かに気を配っているという記事を読みました。

断捨離で有名なやましたひでこさんの著書『お金持ちは断捨離上手』に書かれていました。

私の実体験に話は飛びますが、『お金を貯めよう!』『貯金!節約!』に意識がいっていた頃は、どうやってガッツリと収入を増やすかということを必死で探していました。親元を離れて一人暮らしをしていたし、独身でしたから好きなことにお金を使う選択権は100%自分にあります。

ときどき実家に帰ると物欲皆無な父から『お前は本当に金遣いが荒いな』と、しょっちゅうお褒めの(皮肉)言葉を言われていました。

お金が『入ってくる』ように意識していたにもかかわらず、自己投資と称してビジネスセミナーに足繁く通い、スキルアップのための資格取得に時間を費やし、有益な人脈づくりのために意識高い系のオフ会に顔を出したりしたものですから、方々で出会いがあるものの別々のグループが形成されるので、あっちの集まりに参加し、こっちのグループの仲良しと会う約束をして…というようにとにかく交際費と交通費がかかりまくっていました。

お金が入ってくることに気を取られてマルチ商法に手を…

交際費や交通費は削れないと思い込み、食費や日用品で節約しても、結局その間は貯金が貯まるどころか危うくカードの返済すら間に合わなくなりそうなこともしばしばありました。そして、より手っ取り早く確実な方法で稼げる方法はないかと日夜情報収集に明け暮れて、最終的にはマルチ商法に手を出していました。

マルチ商法をしたい!しよう!と思っていたわけではありません。私が持っていた知識は、「ア○○ェイってネズミ講でしょ」みたいな?

世間一般で言えば誰もが知ってるマルチ商法の老舗における会員制ショッピングを楽しんだところが発端でした。CMを流さず独自ルートでの販売網によることで、通常であれば高額商品として販売されるような高品質な日用品や家電を安く買うことができ、その上で有料会員になると購入額に対してポイントが付いて、そのポイントは現金として還元されると。ここまでは購入することだけのメリットで、さらに販路を自分で開いていくとボーナス(報償)がついて…というセールストークが。

お金を手にすることにガツガツしていた私は、ただの消費者でよかったハズが、あれよあれよという間に、このマルチ商法を支持するまでに至ったのです。

お金を入れることよりも大切だったのは、お金を出すこと

結果を先にお話しすると、マルチ商法で私の収入をあげることは出来ませんでした。ただ、同時期に始めた人の中には現在でも活躍し続け、収入を実際にあげているように見受けられる方々もいます。(@インスタ)

このマルチ商法に手を染めていたのは20年くらい前の話ですが、私としてはこの経験をしたことでメリットしか得ていません。デメリットは、商品欲しさにリボ払いというものをやってしまった黒歴史ができたことくらいです。

マルチ商法と言ってもピンキリで、私が参加したところはア○○ェイという老舗のネットワークビジネスですが、最初で最後のマルチ商法がア○○ェイで良かったと今でも思います。なぜかと言うと(自分の判断によるものが多いので全ての方々に当てはまるかどうかわかりませんが…)、日本で事業展開してから歴史が長く、かつ公にしているにもかかわらず、どうしても色眼鏡で見てしまい実情を知らないでいる人の意見を鵜呑みにしてしまったが、どうやらめちゃくちゃ社会貢献をしている企業であったことや、ネット上では「過剰在庫のせいで借金苦」などと描かれて(実際にあったかもしれませんが)恐々としていたが、気に入らなければ100%現金返済補償をしている。しかも、この100%現金返済補償は購入後(確たる納品書の日付から)1年以内をカバーしてくれるわけです。

契約日から8日以内のクーリングオフ制度は浸透しているけれど、買ってから使ってみて気に入らなければ1年以内に全額返金しますというプロ根性!!!

モノがいいからお客様のニーズやウォンツに応えられるだけの自信がある。それでも人それぞれ使い心地や使い勝手があるので、長く使っても気に入らなければどうぞ返品してください。そして、その際は全額返金しますので。って、中々出来ることではありません。

風評を考慮しても、それだけの企業努力(しかも異国の地で)を長年続けてきているネットワークビジネスの会社を当時は他に無かったように記憶しています。

自分が購入した分と、買って使ってすごく良かったものを前のめり気味に友だちに伝えて、友だちが1人同じものを買ったので、その子の購入した1回分だけが私にとってのネットワークビジネスでの唯一の報酬結果でした。

セールスが苦手だし、オススメしたものを欲しいからといってすぐ買ったり、買い続けられるような友だちもいなかったので、自己消費で終わっただけでした。それだけでも十分満足してました。

不労所得と言う名の「お金の入り」を得ようとしましたが、身の丈には合わない世界に足を踏み入れてしまって、結局は貯蓄も時間もどんどん減って行っただけでした。

時は金なりと言うけれど、お金=時間ではない

お金の入りを意識していると『時間は有限だから』ということも念頭にあり、めったやたらと時短になるような便利グッズやら収納グッズを100均やプチプラで買い集めたりしていました。

でも、お金と時間が同じということではなくて、価値で言ったら時間の方が圧倒的に大切で重要なんだなと。だって、使ってしまったお金と同額分は節約したり、働いて得たりしようとすればいくらだって可能ですが、○歳とか何年何月の「今」というのは一生に一度しかありません。

24歳とか35歳が毎年続いていくわけでもないし、自分の置かれている環境だって生活だって、5年後も全く同じとはいかないわけですから。

去年の健康診断の結果と同じように今年の結果が出るわけじゃないということを、アラフィフというか40代最後の日々を送りながらため息つきつつ身に染みている程です。

20~30代の若い頃というのは「入ってくる」ものに重要視しがちですが、年齢を重ねて40代~50代になってくると「出ていく」ものを重視しないと、手痛い目に遭うのかなと思うネットニュースが毎日のように配信されてきます。

子供の手が離れて50代からネットワークビジネスにハマっている友だちを応援したい気持ちと別の道を歩んだほうがいいのにと案ずる気持ちに揺れ動きながらも、情熱を注いでいる当人(だったことがある身として)は、何を言っても耳に入らないことを知っているため、リボ払いをして家族に心配や負担をかけないでいてくれることをただただ願っている次第です。

書類整理をしながら得た小さな気づきとコツ

近頃、毎日のように家でも職場でもキャビネットや引き出しの中にある沢山の書類を着々と処分しています。三日坊主にならず、習慣にするべくコツコツ1枚でも多く処分し続けていますが、それでも片付けたい気持ちと見なかったことにしたい気持ちが交互に芽生えてきます。世の中「ペーパレスにしたいの?したくないの?」と首をかしげてしまいたくなる時をやり過ごしながらも、書類整理をしながら得た小さな気づきとコツを書き留めてみたいと思います。

書類の整理で捨てる!捨てない!捨てられない!の判断が出来ない時の心理とは?

昨日、家の棚にファイルされていた書類を片付けようとしたときに、処分するかしないかの判断をしている最中、何度も何度も芽生える気持ちがありました。それは、「不安」です。どんな書類を目にして不安に思っていたのか書き出してみると…

・子ども達が学校で検査を受けてきた各学年時の検査結果

・学校からの健康だより(良いことが書いてあったときのやつ)

・自転車保険の初回申し込み時の申請書類

・自分の過去の給与明細や賞与明細

・ショップカードを作成したときの注意事項書面

・銀行口座開設時の申し込み書面

などなど。文字にしてみると、しょーもないことに不安を覚えている気がします。

普段、法律事務所に勤務している関係で「書類と言えば証拠!」という世界で働いているせいか、どんな内容が書かれていたとしても、破棄することにその都度頭を悩ませます。予備で取ったコピーですらも処分しづらいのです。(弁護士が「もう1部同じコピー作って」と後から指示を出してくるので、予備で作っておくことがしばしば)

仕事に限ったことだけではなく家庭内でも同様です。我が家は5人家族なので、夫婦の仕事の書類や家庭内の書類、子ども達3人分の書類と夫が相続した賃貸アパート関係の書類など、とにかく日々膨大な書類が家でも積もりにつもっています。

特に最近は長男の小学校入学を期に、何枚もの書類に必要事項を書き込みつつ、進級した上二人の分に関するペーパーワークも重なり、行く行くはこの書類を整理整頓しなくてはいけないのかと憂鬱になりました。

書類の整理がキライと言ったところで、翌日にそれらの書類が丸ごと消えていたら嬉しいどころか怖いのですけれど。そうは言っていても、さっさと書類を処分して私は「時の運気を呼び込みたい!」その一心でイヤイヤながらも着手しました。

そうです。イヤなんです。不安の他にも「嫌々」やらなきゃいけないという気分が先行しているのです。「書類を処分することへの嫌悪感」が、和らぐ策をまず考えなくてはなりません。

書類の処分を怠り続けた人の末路…

話はちょっと逸れます。大正生まれの私の父は数年前に亡くなりましたが、私の物心がついた時から父は常に書類の整理整頓を心がけていたので、あらゆる書類が几帳面に家の中のキャビネット内に収められていました。インデックスをつけてファイリングされていたので、書類が見つからなくて困ることはなく、細かくファイリングしてあったがために探す時間は少々かかるものの、それでも必ず探し当てられたほどでした。

そして、以前ご一緒させて頂いていたベテラン弁護士は80代以降も現役を続けられ、定年がない職業なだけに、退任するのはきっと天寿を全うした時であろうと誰もが思っていましたが、数年前に体調を崩され現在は自宅療養中ですが、こちらの弁護士も書類整理にこだわりがあり、何十年も前の事件の記録もすぐに取り出せるスキルに長けていました。この方も昭和一桁のお生まれで、それはそれは几帳面に書類を保管されていました。

生まれた時代も似たような二人でしたが、書類整理のこだわり方も似ていて、書類の綴じ方や保存方法に独自のルールを設けていました。弁護士という職業柄、書類の量と重要度は私の父の比ではなく、壁面の作り付けキャビネットの上から下、さらにはデスク周りまでギッシリと書類の入った茶封筒がうずたかく積まれ、書類の保管用に事務所近くのマンションの一室(住居ではない)を賃貸していたほど。

とにかく、二人に共通していたのは「処分をしない」ということです。勝手にFAXで送られてきた広告ですらも、とってありました。整理整頓は出来ても、捨てることをせず処分を怠り続けた結果…

父の遺品となった書類は、亡くなって数年経つ今も同居していた兄が捨て続けています。戸建てで収納スペースもある分、どれだけ捨てても減らないとウンザリしています。ベテラン弁護士は体調を崩して以降引退しましたが、事務所に放置された書類はご家族が業者を頼んで全て自宅へ運び込んでいました。大きさ140㎝の段ボールがゆうに100箱以上はあったでしょうか。運賃だけでなく、このあとは運び入れた書類のほとんどを溶解処理しなくてはならないでしょうから、どれだけコストがかかるのやら。

以前は庭先で焼却していたようですが、現在では私有地内とは言え簡単にモノを燃やすことも出来ず、個人情報の集大成のような書類をご家族が1つずつ溶解処理のために、また業者の手配をしなくてはならないとなると、お気の毒でなりません。

書類の処分の習慣は将来の資産になる

先人の知恵は後に続く若者への貴重な教えとなるのが世の常です。私は、老いた二人の先人が残した負の財産とも言うべき未処分の書類を見て、今日の1枚が未来の1箱になったら、残された家族の時間やお金という大切な財産がムダになってしまうと痛感しました。

「時の運」を呼び込みたいが為に書類を減らしたつもりでいましたが、油断すればすぐに日々の生活の中で書類が溜まっていきます。けれど、二人の老人たちが残していった書類の処分に家族の貴重な時間やお金が奪われてしまうことを考えると、早いうちから書類を処分する習慣を身につけておくことが、ムダな出費をくいとめることにつながるのであれば、その習慣は将来の資産になるとも言えるでしょう。お金を残すことだけが相続ではないことを、書類を捨てながら実感した私です。

書類を処分することへの嫌悪感…それは「今日の1枚は未来の1箱になる」という戒めを手にしたことで、私としては少し和らぎました。たった1枚を処分するだけでいい。そうすれば、2枚3枚と処分しようと手が動き始めます。1箱のルーツは1枚から!どんなに多忙でも1枚を紙ゴミとして捨てることは出来ます。

1枚が2枚、2枚が4枚…そして1箱2箱。明るい未来と大いなる資産のために、小さい不安はどんどん破り捨ててしまいましょう。

 

回転寿司で5人家族が食べまくった時の金額について

雨に降られることもなく、晴天ではなかったものの長男の入学式が無事に終わり、家族5人でお祝いをするために、くら寿司へ行ってきました。

回転寿司での支出は、一人当たり平均でいくら?

マルハニチロによる『回転寿司二関する消費者実態調査2020』なるレポートには、回転寿司で食べる量は男性平均11.1皿・女性平均7.9皿とありました。

また、回転寿司での支払金額は男性が一人あたり平均1,711 円・女性が一人あたり平均 1,317 円ということです。補足的な質問として回転寿司店で“食べ過ぎた”と感じる金額は? という質問の回答には平均 2,401 円/人 とありました。

今回、我が家は私たち夫婦と小5長女・小3次女・小1長男という構成です。アプリからテーブル予約をして行きました。子供たちが小さいので5人1テーブルで何とか収まります。

テーブル予約をしていても、入学祝いと思われる団体が目立ち、平日の昼間でも10分ほど待ってからテーブルにつきました。

回転寿司の金額がどんどん値上がりしている。でも食べたい

おめでたい席なので、歯止めをきかせることなく頼んでみると、昼時ということもあってか、すぐにオーダーストップがかかります。今回行ったくら寿司では平日限定のうどんがあったりしたので、ついついお寿司以外にも頼んでしまいました。しかしながら、子供たちはキャンペーンでピカチュウコラボしているお皿や、スイーツに目をつけオーダーしようとした時には思わずストップ!

企業側の戦略に陥ってしまったら、お腹いっぱいになるわけではないのに、支出が広がる一方です。

『この一皿のお金を持って駄菓子屋さんに行ったら、おとな買い出来るよ』と、諭してみんなで分け合って食べる一皿だけを選びました。通常料金のお皿に関しては欲望のおもむくままにオーダーをしまくって、もうこれ以上頼めないとオーダーストップしたときは、入店から1時間が経過していました。

5人家族で回転寿司に行き支払った金額は…

10,120円でした。ここから残っていた株主優待分千円を使ったので、9,120円が実際に払った金額ですが、ここまで正直かかるとは思ってもみず…お財布には1万円ちょっとだけしか無かったので、焦りました。

半年ぐらい前に来たときは、8千円くらいだったハズなのに。インフレですか??これもインフレのせいですか??

このところ我が家は、くら寿司より「はま寿司」に行くことが増えていたので、くら寿司の株主優待もあまり有効利用できなくなりつつあったのですが、くら寿司株を買った時より、1株あたり500円ほどの評価損が出ているので、手放そうにも手放せずいましたが、このまま持っていても良さそうな気がしてきました。

投資の難しさは、買うときよりも手放すタイミングですよね。1万円以内で食べられるうちは、まだありがたいということにならないよう、日本経済が上向きになってくれるよう将来の経済を担う若者に我が子達がなってくれれば、今回の出費も先行投資になるかもしれません。

続・マネーリテラシーをかじった妻のイデコ(iDeCo)運用状況

イデコ(iDeCo)に関してはサッパリだった無頓着な私は、ひょんなことから職場の先輩がイデコを始めていた事を知り、2022年からイデコ(iDeCo)で資産運用を始めました。

私は2019年に社労士試験の勉強をリスタートしたことをきっかけに、社内の人事総務的な業務の意味合いがようやく理解できつつあるという、テキトー気質の会社員でした。ゆえに、マネーリテラシーを身につけろと言われても何をどうすれば身についたことになるのかもよくわかっておらず…

イデコ(iDeCo)って簡単にいったら財形のこと?

投資をしているとは言っても、先述した程度のマネーリテラシーなので、イデコ(iDeCo)とやらが、どこまで有益な制度なのか、サッパリわかりませんでした。

それでも、自分とほぼ給料が変わらない同僚の住民税が数万レベルで安いことを知ると、イデコ(iDeCo)についてリサーチする必要があります。「あの人だけズルくない?」という心理が働いて面倒だと思っていたマネーリテラシーを身につけるための情報収集ですらも、前のめり気味になるのです。

そして、自分なりに調べた結果、イデコ(iDeCo)とは以前からある財形のようなもののようだと。財形と違うのは、翌年支払うことになる住民税が減額できるし、確定申告したときも、控除額が大きくなるので所得税分の戻り(還付)額が増えるという。税金対策になるものだと。

自分で運用管理をすることで、財形よりも効率的というか効果的に資金を増やしていけるというもの。貯金が好きな人にとっては財形慣れしていると、財形の方が楽ちんだと思うのでしょうがそれでも、イデコを利用することでお金を大きく増やせる可能性が広がるということですかね。まだゴチャゴチャしてる…

財形をやっても住民税や所得税がお得に節税できたりしない。積み立てた財形貯蓄につく利子分が非課税になる。

イデコだったら、住民税や所得税が節税になるし、運用益分も非課税になる。

というところでしょうか。

イデコ(iDeCo)のメリットは、こんなところに影響する

住民税って、子供が保育園に通っていたりすると、その保育料にかかわってきたりするので、ワーママにとっては結構あなどれない税金なのですよね。住民税額数千円の違いが、保育料のランクの境目にかかるだけで月々の保育料に結構大きな差がつくので。

その他には退職金がない職場だったりすると、退職時にまとまったお金を受け取る機会が自分で作らない限りはありませんよね。お金のことを色々考えるのって面倒くさいと言いつつも、お金が無いと結局はお金のことを色々考えてしまうものですから、最初に決める、「運用対象」と管理運営機関になる「銀行」を決めて、無理の無い範囲の月(の拠出金)額を決めたら、もう定年までほったらかしできるのがいいですね。

貯金を貯める普遍の極意は「先取り」ですから。自分が銀行口座から引き出すよりも早く、イデコ分の月額(掛金)が引き落とされているなら、どうしたって貯まりますからね。しかも、節税しながらとか有能すぎる。。。

イデコ(iDeCo)のデメリットは、ズバリ!!!!

イデコのデメリットはズバリ、「途中解約(原則)不可」・「途中引き出し不可」が大きなところでしょうか。定年後の資産形成のための制度なんだから、現役途中は引き出す必要ないでしょ?ってことで、運用を途中でやめたりすることは基本的には出来ないとか。

原則ってだけで、もちろん例外はあるのですが、一筋縄では行かないレベルの面倒くささです。それだけ圧強めに貯蓄を応援してくれるということですが、子育て中の現役世代であろうとなかろうと、急な入り用ってあるじゃないですか。

そうなると、イデコでせっかく運用していても、資金不足でどっか別のところから借入したり、手軽にキャッシングとかしちゃったりしたら、イデコで資産形成している意味なくなっちゃいますからね。それならば、ニーサ(NISA)やってた方がよっぽどいいでしょう。イデコ(iDeCo)とニーサ(NISA)の違いは、また別の機会にでも。。。

マネーリテラシーをかじった妻のイデコ(iDeCo)運用状況は

初年度にあたる2022年の拠出金は、年度途中から始めたため23万円スタートで、翌年2023年からは会社員の個人拠出額MAXの27万6千円です。2025年の現在で拠出金の累計額が78万2千円となっている中、資産残高として表示された額は、850,407円でした。プラス68,407円で損益率8.7%でした。

「損益」と表示されると損しているのか得しているのかよく分からない気分に読み取る私ですけれど、マイナスがついてないので、資産が8.7%増えているようです。

とはいえ、運用商品が将来受け取る時点で、増えるか減るかは「時の運」ですから、引き出せないのをいいことにほったらかしにしているだけじゃなく、せっせと時の運を身につけるべく、日頃の心がけは大切にしたいものです。

マネーリテラシーをかじった妻がイデコ(iDeCo)を始めたワケ

ずっと個別株ばかりやっていて、イデコに関してはサッパリだった無頓着な私は2022年から夫の提案もあり、イデコで資産運用を始めました。

給料から毎月天引きされている4つの社会保険料

私は会社勤めのフルタイムワーママです。毎月の給料から社会保険料として①雇用保険と②厚生年金と③健康保険に④介護保険が引き落とされています。(40歳を超えると健康保険に介護保険分が上乗せされてサラっと徴収されます。)

社会人になったばかりの頃は、厚生年金と健保(健康保険)の違いすらよくわかっていませんでした。社会保険?社会保障?ナニソレよくわかんないという感じです。

イデコ(iDeCo)を始める前は、この4つの社会保険料(厚生年金と健康保険)だけを払っていました。

イデコ(iDeCo)って簡単にいうと何?

年金は国から強制加入させられているものですが、イデコ(iDeCo)は強制ではありません。そもそもイデコ(iDeCo)というのは、昔むかし日本経済が元気だった頃にあった厚生年金基金が「厚生年金に掛け金を上乗せして運用してあげるから。将来年金受け取るときには、基本的な年金額より多くなるよ~」とデカいこと言っていたにもかかわらず、長引く不況が原因で運用していくのが難しくなっちゃって、次々と基金の解散がおこり、基金が運用してきたけれど「もう無理だから自分たちであとはよろしくやってよ」と半強制的に持ち戻しされた制度です。

※細かいところは違うかもしれないけど、私はこのような理解でいます

私が社会人になりたての頃(1998年)に働いていた会社では、厚生年金の上乗せ部分と称する厚生年金基金への掛け金が給料から引き落とされていましたが、10年以上前に基金解散のご案内が来ていました。

厚生年金だけでやっていくなら、それはそれでいいけど、イデコ(iDeCo)制度を使って自分で年金の上乗せ部分をやるなら、掛け金は全部所得控除してあげるし、運用益が出たら利益部分に税金はかけないであげるから~!がんばれ~!でも、基本的にはコレ年金もらう時のためのものだから、積み上げた掛け金とかを途中解約はさせられないから最低でも10年はこのお金引出できないけど、ゴメンねー。

みたいな?

ただでさえ、社会保険料として給料から引き落とされるのが、給料総支給額の3割ですし、その上でiDeCo始めちゃうとさらに手取りが少なくなるわけです。

手取りが少なくなる=月々つかえる額がさらに減る

となると、若いうちは総支給額そのものが少ない時期だし、子育て期間はそもそも出費がかさむ時期なので、こちらとしても手取りが少なくなるのはチョット…

しかも、急な入り用があっても引出し出来ないのなら、やる意味があんまりなくない?
と思われても仕方のない制度がこのイデコ(iDeCo)です。

なので、私もずっとイデコ(iDeCo)に手をつけていませんでした。

イデコ(iDeCo)のメリットは、こんなところにあったの!

私がイデコ(iDeCo)を始めたきっかけは、職場の先輩がこっそり始めていたのを知ったからです。イデコ(iDeCo)の手続きって職場が絡んでくるのですが、私が育休に入る前にはこの制度を職場で導入してなかったのが、先輩に給与関係を引き継いで育休に入っている間に、彼女だけがこの制度をスタートさせていたのです。

普通ね、普通は職場に新制度を導入するなら全体に通知しませんかね?しかも、事務員は私と先輩の2人だけなのに…

育休から復帰して、給与関係の業務を再度担当することになったら、給与額がそんなに大差ないハズの先輩と、住民税の徴収額が全然違っていたのです。金額にしたら数万です。私たちはそれぞれ東京23区ではないものの住んでるエリアは首都圏なので、以前では住民税の額に大差はありませんでした。

本人に確認するのもためらわれていたところ、イデコ(iDeCo)の管理運営機関より事業所への確認書面が届いたため、差額の原因がイデコ(iDeCo)だということが判明したのです。