数字に弱いアラフィフ主婦が買ってよかった優待銘柄

5年以上持ち続けている優待銘柄は?

2つの証券会社を使って株式投資をしています。SBI証券口座は夫から口出しされるので、あまり気に掛けていませんが5社の銘柄を保有しており、独身時代から運用している三菱UFJモルガンスタンレー証券口座にも5社の銘柄を持っています。合わせて10社の銘柄ですが、そのうち5年以上持ち続けているのが下記の銘柄です。

①MIXI【2121】②くら寿司【2695】③オリエンタルランド【4661】④東急【9005】

誰もがご存知の一部上場企業ばかりです。いまは一部上場ではなく、プライム市場?企業?と言うのでしたっけ??

優待銘柄の持ってて良かった理由とは?

先日、ディズニーランドへ家族5人で行った記事を書きましたが、ずばり1泊2日でかかった費用の総額は124,639円でした。近郊に1泊旅行へ出かけてもサラッと10万が飛ぶのが本当にキツイ。このくらいの金額出せば1人で海外行けちゃうと下唇をかみしめておりますが、お金があっても時間がない働くお母さんには「海外旅行一人旅」など夢のまた夢でございます。

チケット代は大人9400円x2人と子供5600円x3人で35,600円かかりましたが、この時のチケットはオリエンタルランド株の長期ホルダーとしての優待と通年優待で出たチケットを活用したので実際の支払はありませんでした。

オリエンタルランドは配当額が極めて少なく、年間配当利回りは0.5%を切っています。(2025年5月現在)ですので、配当金シーズンに突入したとしても「銀行金利よりは、まだマシか…」という心持ちで長年使わずに、いつか家族でディズニーへ行く機会が来るまでの「旅行用貯金」みたいな扱いでいたところ、今回ディズニーへ行く時には積み上げた配当金が31,935円ほどに!!

なので、5名分のチケット代と諸々の出費分をこちらの配当金で補った結果、家族5人で行ったディズニー旅行が実際のところ57,104円で済んでしまいました。

一人あたり11,420円でディズニーランドを満喫してきたわけです。

パーク内で使ったスプラッシュマウンテンのDPA代とか、食事代やお土産代なんかを合わせてかかった費用は32,840円だったので、先程の配当金分を差し引くと自腹を切った金額は905円。なんと千円以下でした。

ディズニーランドから帰ってくる時の交通費は東急の株主優待で発行された乗車券を使ったため、千円ちょっとの交通費も浮きました。

回転寿司チェーンの「くら寿司」は、長期で持ち続けていますが途中で売ったり買ったりをしたことがあります。1度売ったものを買い直すことをした企業は私の10年超の投資歴で、くら寿司と今は1株も持っていない三菱ケミカルだけだと思います。

毎月外食するわけじゃないのですが、家族の誕生日や進級したり入学したりというようなイベントの際は、お寿司を食べに行きたいというので、近所にくら寿司があり続ける限り、そして優待が続けられる限り持っていたい。

あとは東急ですが、東急路線沿線に住んでいるので東急の株主優待を受ける機会が多いため、必然的に持っている面があります。もともとは映画好きな私が109シネマズで映画鑑賞しまくりたいという夢のために買った東急レクリエーション株が上場廃止となり、それを受け継いだ形で東急の株に変換されただけですが、映画鑑賞時に無料ということじゃなく1000円で鑑賞するということに改悪となりましたが、地味に家族で出かける時の乗車回数券にメリットがあり、保持し続けています。

(MIXIは配当金のみなので優待は無い為に割愛)

優待銘柄だからと言っても、使いづらいものは普通に買わないでしょうが、配当金の旨みがなくとも、長い目でみると投資額と同額を定期預金に預け入れていただけじゃ得られない恩恵を沢山受けられたので、優待を維持しつづけられる企業努力には感謝の気持ちで一杯です。

投資に尻込みしてしまうくらいなら、身近な優待銘柄を買うだけでもいいと思う

個別株の投資歴が10年超になりましたが、投資をやる上で誰もが読んでいると言われている有名な本『ウォール街のランダムウォーカー』を先日ブックオフで発見し、手に取りましたが最初の数頁で眼精疲労のために、そっと書棚に戻した私です。文字が小さすぎて挿絵がなさすぎて、10年経っても一度も読んだことがありません。

投資を戦略的に運用していく方々には必読なのでしょうが、いくら戦略的に捉えていても投資の先読みや運用収益は、本を読むだけで与えられるものだけでなく、むしろ痛い失敗をしないためには、超基本的なこと①余裕資金で行う②投機的な投資(FX・先物)はしない③金融機関の人が言うオススメに乗せられない!に気をつけて自分自身にとっての身近な優待銘柄を選ぶだけで良いのではないかと思うのです。

10年前と世界情勢も日本経済もずいぶん変化していますが、その軸の部分を貫いているだけの私でも一時的なマイナスがあったとして(そういうのも含めて運用ですけど)、デメリットなくやって来られているので。

子供へのマネーリテラシー向上を学ばせるのによかった

私たちが小学生の頃と違って、いまは学校や地域のイベントでもお金の使い方を子供のうちから学ぶ機会が沢山あります。(使わせる機会も沢山ありますが…)その中で、子供に株主として優待を受けているということを実感させられる銘柄でもあると思います。投資力は生きていく上で基礎学力と同じくらい身につけていって欲しいので、できるだけリアル体験をさせてあげられる場に一役買えている銘柄は、まだまだ沢山あると思いますが、何せじっくりそれらをリサーチする時間もないので、今回は現時点でも持ち続けている優待銘柄について触れてみました。

続・マネーリテラシーをかじった妻のイデコ(iDeCo)運用状況

イデコ(iDeCo)に関してはサッパリだった無頓着な私は、ひょんなことから職場の先輩がイデコを始めていた事を知り、2022年からイデコ(iDeCo)で資産運用を始めました。

私は2019年に社労士試験の勉強をリスタートしたことをきっかけに、社内の人事総務的な業務の意味合いがようやく理解できつつあるという、テキトー気質の会社員でした。ゆえに、マネーリテラシーを身につけろと言われても何をどうすれば身についたことになるのかもよくわかっておらず…

イデコ(iDeCo)って簡単にいったら財形のこと?

投資をしているとは言っても、先述した程度のマネーリテラシーなので、イデコ(iDeCo)とやらが、どこまで有益な制度なのか、サッパリわかりませんでした。

それでも、自分とほぼ給料が変わらない同僚の住民税が数万レベルで安いことを知ると、イデコ(iDeCo)についてリサーチする必要があります。「あの人だけズルくない?」という心理が働いて面倒だと思っていたマネーリテラシーを身につけるための情報収集ですらも、前のめり気味になるのです。

そして、自分なりに調べた結果、イデコ(iDeCo)とは以前からある財形のようなもののようだと。財形と違うのは、翌年支払うことになる住民税が減額できるし、確定申告したときも、控除額が大きくなるので所得税分の戻り(還付)額が増えるという。税金対策になるものだと。

自分で運用管理をすることで、財形よりも効率的というか効果的に資金を増やしていけるというもの。貯金が好きな人にとっては財形慣れしていると、財形の方が楽ちんだと思うのでしょうがそれでも、イデコを利用することでお金を大きく増やせる可能性が広がるということですかね。まだゴチャゴチャしてる…

財形をやっても住民税や所得税がお得に節税できたりしない。積み立てた財形貯蓄につく利子分が非課税になる。

イデコだったら、住民税や所得税が節税になるし、運用益分も非課税になる。

というところでしょうか。

イデコ(iDeCo)のメリットは、こんなところに影響する

住民税って、子供が保育園に通っていたりすると、その保育料にかかわってきたりするので、ワーママにとっては結構あなどれない税金なのですよね。住民税額数千円の違いが、保育料のランクの境目にかかるだけで月々の保育料に結構大きな差がつくので。

その他には退職金がない職場だったりすると、退職時にまとまったお金を受け取る機会が自分で作らない限りはありませんよね。お金のことを色々考えるのって面倒くさいと言いつつも、お金が無いと結局はお金のことを色々考えてしまうものですから、最初に決める、「運用対象」と管理運営機関になる「銀行」を決めて、無理の無い範囲の月(の拠出金)額を決めたら、もう定年までほったらかしできるのがいいですね。

貯金を貯める普遍の極意は「先取り」ですから。自分が銀行口座から引き出すよりも早く、イデコ分の月額(掛金)が引き落とされているなら、どうしたって貯まりますからね。しかも、節税しながらとか有能すぎる。。。

イデコ(iDeCo)のデメリットは、ズバリ!!!!

イデコのデメリットはズバリ、「途中解約(原則)不可」・「途中引き出し不可」が大きなところでしょうか。定年後の資産形成のための制度なんだから、現役途中は引き出す必要ないでしょ?ってことで、運用を途中でやめたりすることは基本的には出来ないとか。

原則ってだけで、もちろん例外はあるのですが、一筋縄では行かないレベルの面倒くささです。それだけ圧強めに貯蓄を応援してくれるということですが、子育て中の現役世代であろうとなかろうと、急な入り用ってあるじゃないですか。

そうなると、イデコでせっかく運用していても、資金不足でどっか別のところから借入したり、手軽にキャッシングとかしちゃったりしたら、イデコで資産形成している意味なくなっちゃいますからね。それならば、ニーサ(NISA)やってた方がよっぽどいいでしょう。イデコ(iDeCo)とニーサ(NISA)の違いは、また別の機会にでも。。。

マネーリテラシーをかじった妻のイデコ(iDeCo)運用状況は

初年度にあたる2022年の拠出金は、年度途中から始めたため23万円スタートで、翌年2023年からは会社員の個人拠出額MAXの27万6千円です。2025年の現在で拠出金の累計額が78万2千円となっている中、資産残高として表示された額は、850,407円でした。プラス68,407円で損益率8.7%でした。

「損益」と表示されると損しているのか得しているのかよく分からない気分に読み取る私ですけれど、マイナスがついてないので、資産が8.7%増えているようです。

とはいえ、運用商品が将来受け取る時点で、増えるか減るかは「時の運」ですから、引き出せないのをいいことにほったらかしにしているだけじゃなく、せっせと時の運を身につけるべく、日頃の心がけは大切にしたいものです。

マネーリテラシーをかじった妻がイデコ(iDeCo)を始めたワケ

ずっと個別株ばかりやっていて、イデコに関してはサッパリだった無頓着な私は2022年から夫の提案もあり、イデコで資産運用を始めました。

給料から毎月天引きされている4つの社会保険料

私は会社勤めのフルタイムワーママです。毎月の給料から社会保険料として①雇用保険と②厚生年金と③健康保険に④介護保険が引き落とされています。(40歳を超えると健康保険に介護保険分が上乗せされてサラっと徴収されます。)

社会人になったばかりの頃は、厚生年金と健保(健康保険)の違いすらよくわかっていませんでした。社会保険?社会保障?ナニソレよくわかんないという感じです。

イデコ(iDeCo)を始める前は、この4つの社会保険料(厚生年金と健康保険)だけを払っていました。

イデコ(iDeCo)って簡単にいうと何?

年金は国から強制加入させられているものですが、イデコ(iDeCo)は強制ではありません。そもそもイデコ(iDeCo)というのは、昔むかし日本経済が元気だった頃にあった厚生年金基金が「厚生年金に掛け金を上乗せして運用してあげるから。将来年金受け取るときには、基本的な年金額より多くなるよ~」とデカいこと言っていたにもかかわらず、長引く不況が原因で運用していくのが難しくなっちゃって、次々と基金の解散がおこり、基金が運用してきたけれど「もう無理だから自分たちであとはよろしくやってよ」と半強制的に持ち戻しされた制度です。

※細かいところは違うかもしれないけど、私はこのような理解でいます

私が社会人になりたての頃(1998年)に働いていた会社では、厚生年金の上乗せ部分と称する厚生年金基金への掛け金が給料から引き落とされていましたが、10年以上前に基金解散のご案内が来ていました。

厚生年金だけでやっていくなら、それはそれでいいけど、イデコ(iDeCo)制度を使って自分で年金の上乗せ部分をやるなら、掛け金は全部所得控除してあげるし、運用益が出たら利益部分に税金はかけないであげるから~!がんばれ~!でも、基本的にはコレ年金もらう時のためのものだから、積み上げた掛け金とかを途中解約はさせられないから最低でも10年はこのお金引出できないけど、ゴメンねー。

みたいな?

ただでさえ、社会保険料として給料から引き落とされるのが、給料総支給額の3割ですし、その上でiDeCo始めちゃうとさらに手取りが少なくなるわけです。

手取りが少なくなる=月々つかえる額がさらに減る

となると、若いうちは総支給額そのものが少ない時期だし、子育て期間はそもそも出費がかさむ時期なので、こちらとしても手取りが少なくなるのはチョット…

しかも、急な入り用があっても引出し出来ないのなら、やる意味があんまりなくない?
と思われても仕方のない制度がこのイデコ(iDeCo)です。

なので、私もずっとイデコ(iDeCo)に手をつけていませんでした。

イデコ(iDeCo)のメリットは、こんなところにあったの!

私がイデコ(iDeCo)を始めたきっかけは、職場の先輩がこっそり始めていたのを知ったからです。イデコ(iDeCo)の手続きって職場が絡んでくるのですが、私が育休に入る前にはこの制度を職場で導入してなかったのが、先輩に給与関係を引き継いで育休に入っている間に、彼女だけがこの制度をスタートさせていたのです。

普通ね、普通は職場に新制度を導入するなら全体に通知しませんかね?しかも、事務員は私と先輩の2人だけなのに…

育休から復帰して、給与関係の業務を再度担当することになったら、給与額がそんなに大差ないハズの先輩と、住民税の徴収額が全然違っていたのです。金額にしたら数万です。私たちはそれぞれ東京23区ではないものの住んでるエリアは首都圏なので、以前では住民税の額に大差はありませんでした。

本人に確認するのもためらわれていたところ、イデコ(iDeCo)の管理運営機関より事業所への確認書面が届いたため、差額の原因がイデコ(iDeCo)だということが判明したのです。

 

株を買うタイミングはどうやって決めているのか

配当金や株主優待を受けるための権利が確定する日が目前に迫った今日、先週中に指値(さしね)で注文している銘柄が、なかなか約定せずヤキモキし始めて2日が経ちました。

日本株投資歴10年超の私が普段株を買うタイミングをどうやって決めているのか?自分の投資スタイルを一度見直してみようと思います。

株を買うタイミングはどうやって決めているのか?

そもそも、株を買うという行動を起こすのは2パターンあります。

1.狙っている銘柄を買う

2.すでに持っている銘柄を数量追加で買う

買おうとしている株がこの1か2のどちらかによってもタイミングが違うかもしれません。私の場合は最短でも半年から数年以上、株価の上下を追いながら手持ちの資金で買えるぐらいに値下がりしたタイミングで、狙っている銘柄を買います。

ひとつの銘柄をできるだけ一度に沢山持ちたいのですが、暴落までは待ちません。そもそも、暴落なんていつ起こるかプロですら読み間違えることはあるし。

自分が「この価格になったら買おうかな」という、無理しすぎず妥協しすぎずの価格になったら、それがこの先に下がるかもしれない可能性があったとしても、その時点で買ってしまいます。投資本でいったら何パーセント割安になったらという基準のことでしょうが、銘柄によっては必ずしも定めた%に至らないこともあるので。

何%というのは、この10年でもあまり気にして売買してこなかったけれど、それで損をしたことは無いので、自分の中の判断基準としては、このままでいいかなと。

そもそも%計算とか瞬時に出来るほどの計算力が無いからというのもありますが。

2つめの、すでに持っている銘柄を数量追加で買うときのタイミングは、これはもう本当に難しいです。今でも。

もう持っているのだから、増やそうと思っている気持ちというのは株数を増やすことで得られる優待狙いということもあって、例えば先日とりあげたオリエンタルランド株のように、すでに持っているけれどあと1000株追加したら優待が加算されるという理由で何となく増やしたいときなどは、年がら年中株価を追っていても、そこへ手持ちを全部投入することが果たして正しいのかどうなのか?特に、オリラン株のように配当金の旨みがないようなものは、多く持っていたところで、配当は少ないからインカムゲインは期待していないし、買ったところで手放す気が無いから売却時に出るキャピタルゲインも得られない。

そんな、「ふんわり投資」をしているだけに、買うタイミングがなかなか決められません。“投資していることにならないじゃん”とツッコまれてもいたしかたないレベルなので、このような私がベテランと言えるかどうか…

いまさらながら気恥ずかしくなってきました。

誰かがオススメしている株を買う?買わない?

どこかの金融機関でアナリストをしている人とか、ベテラン投資家やものすごい短期間で資産を築いた目利き投資家たちのオススメ銘柄を、そのまま「その人が言っているから」という理由だけで、何もリサーチしないで買うことはありません。

友だちから「どんな銘柄がオススメなの?」と聞かれたとしても「コレがオススメだよ♪」と気軽に言えないのは自分の性格ということもあるし、人が自分の意見を当てにして鵜呑みにして買って損されるのは、正直シンドイ面があるからです。

投資の話を見聞きして楽しめるのは、自分が選んだ銘柄とは違う銘柄を相手が選んでいた時に、「なぜそれを選んだの?」かと聞いた時のストーリー性に興味を持ったり今後の銘柄選びの参考にするくらいです。

株式投資を始めた頃に、私の指南役だった父の勧めで買った銘柄が三菱自動車【7211】だったのですが、その後リコールが相次ぎ「実の父が言うことでも真に受けて買うのはやめよう」と悟りました。

株を買うときに心がけていること

私の投資歴の中で以下のことは必ず守ることにしています

・元金未満にしない

・余剰資金でやる

・利益は全額再投資するだけじゃなくて使いたいことに使う

・FXや先物、アクティブファンドはやらない

非常にオーソドックスなやり方です。短期間で儲けるつもりが全くありません。このくらい手堅くやっていても、百数十万で始めた株式投資が現在では八ケタの資産まで膨らんでくれました。

ネットニュースを見ていると、退職金をつぎ込んで後悔しているケースや、大きく儲けようとしてFXなど難易度の高いものに手を出してしまって泣きをみるケースなど、本当に「ヤダ、投資って怖い」と思わざる得ない方法で取り組まれた結果が次々と表示されます。投資で損したくないと言う割には、このオーソドックスな点を守らず、その場を後にする人が多いのは不思議です。

「そこは危ないからさわっちゃダメよ」と子供に言っても、言うことを聞かずに触って火傷するパターンと一緒だなと、今朝子供に注意しているときに思いました。

私も損失を出すのは未だに怖いです。買ったあとで株価が値下がりしているのを見るのは、気持ちのいいものじゃないので、チェックは必ずしも毎日しているわけではありません。ただ、「損失」の捉え方としては投資資金の値下がりということだけではなく、利益を得られたはずの機会を失うことの損失も怖い。大きく儲けようとしないのは焦って事をし損じたり、生活に必須の行動ではないのにムキになって周りの空気を濁したくないからです。

株の分散投資は口座を分けて管理しています

私が現在持っている証券口座は三菱UFJモルガンスタンレー証券とSBI証券の口座です。もともと三菱UFJモルガンスタンレー口座は、すでに株式投資を長いことやっていた父を真似て開いただけで、当時はネット証券の口座を持つことの不安もありましたし、証券会社が破綻したときに店舗を構えた所の方が問合せしたりしやすいかもしれないということからでした。手数料がバカ高くて、以前は都内の支店にしていましたが、三菱UFJモルガンスタンレーのネット支店のような扱いになるMUFGテラスというものに変更しました。MUFGテラスというのは三菱UFJモルガンスタンレー証券が提供するオンライン取引サービスです。店舗を持たず、チャットやメール、電話などで投資相談や取引を行うことができます。相談することはあまりないですけれど、何か不測の事態に陥ったときには心強いかなと。

そして、いまとても人気のあるSBI証券口座は家の資産運用のために夫と話しあって開設したものです。手数料の安さにパニックになりそうでした。NISA口座もSBI証券で作っています。

これらの複数口座を持っていますが、

モルガンスタンレー口座→私の個人管理

SBI証券口座→夫婦で管理

というふうにしています。プレッシャーをかけられると伸び伸び出来ないので、独身時代に開設したモルガンスタンレー口座の方に関しては、夫も口出ししないとのことなので、好きな銘柄を好きなタイミングで動かしています。利益が出れば、それだけ家族に還元されるので口を出すどころか応援してくれているところがあります。

逆にSBI証券口座は家族の将来に関わってくる資産なので、心配性な夫の采配で運用銘柄を決めています。そっちは買うタイミングや売るタイミングも夫のアドバイスをベースに判断しているので、非常に穏やかな気持ちで取り組めています。投資の分散は大切です。偏ったバランスで運用してしまうと、せっかく時間をかけて来たにもかかわらず、利益が出るどころか元金以下になってしまう可能性もあるのですから。人によって、その不安や心配になる中身が違うので、自分にあった銘柄選びの基準を決めて、そしてトライ&エラーを繰り返していくのが投資の勉強と言うのではないでしょうか。

オリエンタルランドの株を買うタイミングはいつがベスト?

3月の春分の日を過ぎると、株の売買タイミングについて色んな思いをめぐらせる時間が増えてきます。なぜかというと、配当金や株主優待をもらうための権利確定日が刻々と近づいてくるから。

今年の権利確定日、通称「利確日」は3月31日(月)ですから、3月27日(木)までに買うか売るか…この判断は経験年数が何年経っても、スパッとできずにモヤモヤしがちでございます。

昨年はオリエンタルランドの株主優待券を使って、家族5人でディズニーランドへ行って来ました。昔々にくらべて、パークに入る時も入った後も年々出費がかさむようになってきたディズニーランドですが、独身だろうと子連れだろうと、やっぱり夢の国へ行くのは楽しいわけで…。お金・時間・労力をかけてでも行ってよかったと思えました。

オリエンタルランドの株を初めて買ったときのこと

そんな夢の国を経営する「オリエンタルランド」の株ですが、2025年3月時点では、3000円台です。この金額を高いと見るか安いと見るか?その判断をするための参考になればと思って、私がオリエンタルランド株を初めて買ったときのお話をしたいと思います。

2015年当時に購入した時の株価は1株8146円でした。この価格ですらも、当時の自分の見立てでは「買い時」と思ったくらい当時からオリエンタルランドの株は人気でした。買うまでにも値動きは3~4年ほど追っています。欲しいと思って即買えるほどの金銭的余裕も持っていたわけではなかったので、目を付けつつ慎重でした。

オリエンタルランド株の配当金は正直まったく魅力がありません。オリエンタルランドじゃなかったら、こんなにも利回りの低いところは評価益が出たところで、パパっと手放してしまいます。最初に買ったのが2015年だったので、もう10年持っていることになります。10年持ち続けてきて出た配当金の合計は、10万円にも満たなかったと思います。株価は高いのに配当金が少なすぎて途中から配当のお知らせすらも気にするのをやめました。

オリエンタルランドの株が急落したときのこと

購入は2回にタイミングを分けていたので、平均すると8146円という価格です。

この購入金額を現時点での3000円台になった株価を比較すると、

「すごい損失じゃない!?」

と思ったそこの貴方。この話には続きがありましてね。2023年に株式の分割が行われました。その時に持っていた株数は200株でしたが、この分割を機に800株増えて1000株になりました。

分割された後は購入時の株価が1株あたり1630円と修正されました。これによって、私の懐は当然ですが何も痛んでいません。ですが、分割についての情報を全く入手してなかった私は、一夜にして株価が急降下したため昼休み中の休憩室で絶叫しました。その頃の私は、年齢的な心身の不安定さや3人育児と仕事の両立に悩んでいて、株主向けのニュースレターすら読まずに片付ける日常でしたから。寝耳に水の出来事に叫び声をこらえることができなかったのです。

オリエンタルランド株に投資した場合のリターンについて

このようにして長年持ち続けているオリエンタルランド株ですが、投資の参考指標で見ると、ディズニーランドに興味のない人からすれば、買うに値しない要素が満載でしょう。株価も高いし、高い割に利回りがよろしくない。PERも2025年3月時点で44%です。とあるサイトがたたき出した2024年~2025年の1年間でオリエンタルランド株価のリターンはマイナス37%と記載しているところもありました。

そんな評価がついているオリエンタルランド株の現時点での私の評価損益は、プラス153万円ですけれども…。

ちまたではNISAの利用者も増え、株式投資をする方が増えているというニュースをよく目にします。指標の目安とか、値動きの見方とか投資に関するお勉強をしなくちゃという気持ちと、勉強したけれどよくわからない、そもそも面倒くさくて勉強する気がうせたりもするでしょう。

投資は自分で責任を取れる範囲で行うのが基本中の基本ですから、投資対象は慎重に選ばなくてはなりません。けれど、慎重になりすぎて買う決心がなかなかつかないと、買ってもいないのに良いタイミングを逃すことを意味する「機会損失」をしてしまうことの方がよっぽど損です。

ディズニーが好きで、この先もディズニーに行きたい!

そして、2028年から始まるディズニー・クルーズにいつか搭乗してみたい!

そんな思いや願望を持っているならば、アナリストや投資のプロが計算したリターンに惑わされず、今の自分が投資できる金額でオリエンタルランド株を選んでみる。私がオリエンタルランド株を買って持ち続ける理由は、まさにコレ^^

投資で怖いのは投資先の企業が倒産してしまわないか?株価がこれ以上急落していってしまうのでは??というのが大きな不安要素になると思います。

ご自身から見て、オリエンタルランドが、これらの不安に思い当たるようであれば買わないほうがいいでしょう。オリエンタルランド株に投資して得られるリターンは、額面的なことだけではなく、毎年届けられる株主優待チケットでパークに遊びにいって出来た楽しい思い出のほかに、ふとした時に感じる誇らしさみたいなものでしょうか。やっぱり、自分の投資対象はいつまでも良い企業であって欲しいので、いろんな人たちが楽しくて幸せになる場所を長く提供し続けてくれる確かな企業の株を持っているということは、オリエンタルランドの株主として数字の上だけではないリターンがあるように思いました。

まとめ

初めてオリエンタルランド株を買って10年が過ぎました。ここまで長く保持していても、いつかは手放すこともあり得ます。投資は買うタイミングより売るタイミングの方が難しいです。例えるならば、付き合ってみたものの何か違う彼氏となかなか別れられない時のことに似ています。

自分の目が確かなものになっていくのは、短期間では身につけられません。買っても買わなくても自分で納得できる判断材料を下に、楽しい投資生活を送りたいですね。

同じ銘柄を別々の証券会社で買ったらどうなるの?

NISA口座の今年の成長枠分は使い切ってしまったので、買い増ししておきたい銘柄があるのだけれど同じ銘柄を別々の証券会社で買ったらどうなるのかという疑問が。

メイン証券口座→三菱モルガンスタンレー
サブ証券口座→SBI証券

投資をスタートしたのは15年前くらいだけど、SBI証券の口座を開設したのはここ数年内なので証券会社をまたいだ運用の仕方がわからない…

同じ銘柄を別々の証券会社で買った場合に株主優待の保有株数はどうなるの?

例えば、

株主優待対象は500株以上であった場合、

メイン口座→100株
サブ口座→200株
NISA口座→200株

というように別々の保有数だったら優待対象である500株になるのかしら?と。

調べた結果として株主優待の権利は、株式を発行する会社ごとの株主名簿で決まるので、複数の証券口座で同じ銘柄を購入しても保有株数は証券口座ごとではなく、
株主名簿に一元管理されているから、この場合の保有株数は

メイン100+サブ200+NISA200=合計500株

ということになるらしい。

だから株主優待対象◎

長年投資やってたって知らない事だらけでございますよ。

証券口座を複数持つことのメリット

メインで使っている三菱モルガン・スタンレーは店舗もあるので手数料はネット証券の手数料より全然高い。当初は有人店舗で口座開設したから手数料もめちゃくちゃ高くて、途中から同じ証券会社のオンライン取引に切り替えたらだいぶ違った。
PCに触ったことのない父が、私の手数料をみて自分もオンライン取引に変えるといってパソコン教室に通い、教室の月謝代払ってでもオンライン取引覚えたほうが手数料代にかかるお金をセーブ出来ると言っていた。

私達親子の当時(2010年頃)の投資知識なんてこの程度のお粗末具合。

それでも「投資」をし続けているのだから、投資の失敗なんて障子の影に映ってたのは幽霊じゃなくて、置物の影だったというくらい心配無用に思うのは、メンタルが鋼だからだろうか。。。

いまもメインでこの証券口座を自分のへそくり専用口座として活用している。独身の頃から持っているので、私と一緒に嫁に来たようなもんで、手数料が高かろうが解約する気持ちは無い(まだ)

それでも、ネット証券の手数料無しは羨ましくもあり、夫が興味を持ってくれたこともあって夫婦でSBI証券口座を作ることにした。

手数料無料だけど、外貨建てだとやはり少額ながらも手数料はかかるし、家庭内の資産運用は独断で行うことに気が引けるから、メインと分けて正解だった。

ついでに手数料無料とかあまり関係ないけどNISA口座もideco口座もSBIで。

銀行の普通口座を複数使い分けるのと一緒の感覚。

他のメリットとしては、どちらもオンライン取引であることには変わりないので、一方でシステムトラブルが発生したりしても、もう一方は影響無しだとすれば気持ちの面でも良いかも。携帯の回線トラブルもあったりするわけだから、1つのカゴに盛らないということで。

あとは証券会社ごとのオンラインセミナーだとか投資情報とかを見聞きできるってメリットがあるかも。私のように情報収集に力を入れずに独断と偏見で投資する人間にとってはメリットであっても有効利用はしない(言ってることが難解すぎて出来ないのが実際のところ…)

複数の証券口座を持つデメリット

証券会社によってwebサイトの作り方が違っているので、長らくやってる証券会社のサイトに慣れていたから、新しく作った証券会社のサイトがPCでもスマホでも、とにかく使いづらい。新しさへの不慣れということもあるけど、慣れてきても仕様が残念だったりすると本当に使いづらい。無駄に画面を切り替えさせるし、ゴチャゴチャしてる。楽天のショッピングページを連想させるレベル。みたい所に中々飛べないというアレ。

いずれは慣れるのだろうけど、デイトレーダーなわけじゃないので、慣れる前に仕様変更とか想定される。そんなことが今のところのデメリット

 

まだ買い増しに動くわけでないし、3月の利確シーズンが終わってしまったので、できるだけ値下がりを狙って買ってみよう。

 

メルカリのやり方がわからない人向けの売り方のススメその3

最近、子供の欲しがるものを探すときは、まずメルカリで検索するというクセがついてきました。

ディズニープリンセスやプリキュアといったキャラクターのようなものは、近場で入手できるものとそうでないものがあるので、欲しいとせがまれて探し出すのが一苦労でした。

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メルカリのやりとりで困った出来事や納得できない取引の評価付けは

はじめてのことでも、作業というのは続けていればすぐに慣れていくものの、それ以外の突発的な事柄というのは対応に時間がかるだけでなく、頭を悩ませることも多々あり。

そんなわけで、今回はメルカリでのやりとりで困った代表的な出来事をピックアップしてみます。

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メルカリのやり方がわからない人向けの売り方のススメその1

はじめのうちは、買うこと以前に「いいね!」をつけたりするのもドキドキの連続。

次第にメルカリの画面や操作にも慣れて来て、そろそろ出品欲が沸いて来たところへ、保育園のママ友が、なんと一晩にして4980円で冬物のコートが売れたという報告を耳にしまして…

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メルカリのやり方がわからない人向けの買い方のススメその2

先日、メルカリを教えてあげた年下のママ友からメルカリについて新たな質問がありました。
登録してから1週間経ってみたものの、欲しいものがあればいいのだけれど、何が欲しいのかわからなくなってしまったとのこと。

その理由の1つに、最初は欲しいなと思っても何やら聞きなれないルールを目にして、買うことが難しく思えてきたと言うのです。

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