数字に弱いアラフィフ主婦が買ってよかった優待銘柄

5年以上持ち続けている優待銘柄は?

2つの証券会社を使って株式投資をしています。SBI証券口座は夫から口出しされるので、あまり気に掛けていませんが5社の銘柄を保有しており、独身時代から運用している三菱UFJモルガンスタンレー証券口座にも5社の銘柄を持っています。合わせて10社の銘柄ですが、そのうち5年以上持ち続けているのが下記の銘柄です。

①MIXI【2121】②くら寿司【2695】③オリエンタルランド【4661】④東急【9005】

誰もがご存知の一部上場企業ばかりです。いまは一部上場ではなく、プライム市場?企業?と言うのでしたっけ??

優待銘柄の持ってて良かった理由とは?

先日、ディズニーランドへ家族5人で行った記事を書きましたが、ずばり1泊2日でかかった費用の総額は124,639円でした。近郊に1泊旅行へ出かけてもサラッと10万が飛ぶのが本当にキツイ。このくらいの金額出せば1人で海外行けちゃうと下唇をかみしめておりますが、お金があっても時間がない働くお母さんには「海外旅行一人旅」など夢のまた夢でございます。

チケット代は大人9400円x2人と子供5600円x3人で35,600円かかりましたが、この時のチケットはオリエンタルランド株の長期ホルダーとしての優待と通年優待で出たチケットを活用したので実際の支払はありませんでした。

オリエンタルランドは配当額が極めて少なく、年間配当利回りは0.5%を切っています。(2025年5月現在)ですので、配当金シーズンに突入したとしても「銀行金利よりは、まだマシか…」という心持ちで長年使わずに、いつか家族でディズニーへ行く機会が来るまでの「旅行用貯金」みたいな扱いでいたところ、今回ディズニーへ行く時には積み上げた配当金が31,935円ほどに!!

なので、5名分のチケット代と諸々の出費分をこちらの配当金で補った結果、家族5人で行ったディズニー旅行が実際のところ57,104円で済んでしまいました。

一人あたり11,420円でディズニーランドを満喫してきたわけです。

パーク内で使ったスプラッシュマウンテンのDPA代とか、食事代やお土産代なんかを合わせてかかった費用は32,840円だったので、先程の配当金分を差し引くと自腹を切った金額は905円。なんと千円以下でした。

ディズニーランドから帰ってくる時の交通費は東急の株主優待で発行された乗車券を使ったため、千円ちょっとの交通費も浮きました。

回転寿司チェーンの「くら寿司」は、長期で持ち続けていますが途中で売ったり買ったりをしたことがあります。1度売ったものを買い直すことをした企業は私の10年超の投資歴で、くら寿司と今は1株も持っていない三菱ケミカルだけだと思います。

毎月外食するわけじゃないのですが、家族の誕生日や進級したり入学したりというようなイベントの際は、お寿司を食べに行きたいというので、近所にくら寿司があり続ける限り、そして優待が続けられる限り持っていたい。

あとは東急ですが、東急路線沿線に住んでいるので東急の株主優待を受ける機会が多いため、必然的に持っている面があります。もともとは映画好きな私が109シネマズで映画鑑賞しまくりたいという夢のために買った東急レクリエーション株が上場廃止となり、それを受け継いだ形で東急の株に変換されただけですが、映画鑑賞時に無料ということじゃなく1000円で鑑賞するということに改悪となりましたが、地味に家族で出かける時の乗車回数券にメリットがあり、保持し続けています。

(MIXIは配当金のみなので優待は無い為に割愛)

優待銘柄だからと言っても、使いづらいものは普通に買わないでしょうが、配当金の旨みがなくとも、長い目でみると投資額と同額を定期預金に預け入れていただけじゃ得られない恩恵を沢山受けられたので、優待を維持しつづけられる企業努力には感謝の気持ちで一杯です。

投資に尻込みしてしまうくらいなら、身近な優待銘柄を買うだけでもいいと思う

個別株の投資歴が10年超になりましたが、投資をやる上で誰もが読んでいると言われている有名な本『ウォール街のランダムウォーカー』を先日ブックオフで発見し、手に取りましたが最初の数頁で眼精疲労のために、そっと書棚に戻した私です。文字が小さすぎて挿絵がなさすぎて、10年経っても一度も読んだことがありません。

投資を戦略的に運用していく方々には必読なのでしょうが、いくら戦略的に捉えていても投資の先読みや運用収益は、本を読むだけで与えられるものだけでなく、むしろ痛い失敗をしないためには、超基本的なこと①余裕資金で行う②投機的な投資(FX・先物)はしない③金融機関の人が言うオススメに乗せられない!に気をつけて自分自身にとっての身近な優待銘柄を選ぶだけで良いのではないかと思うのです。

10年前と世界情勢も日本経済もずいぶん変化していますが、その軸の部分を貫いているだけの私でも一時的なマイナスがあったとして(そういうのも含めて運用ですけど)、デメリットなくやって来られているので。

子供へのマネーリテラシー向上を学ばせるのによかった

私たちが小学生の頃と違って、いまは学校や地域のイベントでもお金の使い方を子供のうちから学ぶ機会が沢山あります。(使わせる機会も沢山ありますが…)その中で、子供に株主として優待を受けているということを実感させられる銘柄でもあると思います。投資力は生きていく上で基礎学力と同じくらい身につけていって欲しいので、できるだけリアル体験をさせてあげられる場に一役買えている銘柄は、まだまだ沢山あると思いますが、何せじっくりそれらをリサーチする時間もないので、今回は現時点でも持ち続けている優待銘柄について触れてみました。

回転寿司で5人家族が食べまくった時の金額について

雨に降られることもなく、晴天ではなかったものの長男の入学式が無事に終わり、家族5人でお祝いをするために、くら寿司へ行ってきました。

回転寿司での支出は、一人当たり平均でいくら?

マルハニチロによる『回転寿司二関する消費者実態調査2020』なるレポートには、回転寿司で食べる量は男性平均11.1皿・女性平均7.9皿とありました。

また、回転寿司での支払金額は男性が一人あたり平均1,711 円・女性が一人あたり平均 1,317 円ということです。補足的な質問として回転寿司店で“食べ過ぎた”と感じる金額は? という質問の回答には平均 2,401 円/人 とありました。

今回、我が家は私たち夫婦と小5長女・小3次女・小1長男という構成です。アプリからテーブル予約をして行きました。子供たちが小さいので5人1テーブルで何とか収まります。

テーブル予約をしていても、入学祝いと思われる団体が目立ち、平日の昼間でも10分ほど待ってからテーブルにつきました。

回転寿司の金額がどんどん値上がりしている。でも食べたい

おめでたい席なので、歯止めをきかせることなく頼んでみると、昼時ということもあってか、すぐにオーダーストップがかかります。今回行ったくら寿司では平日限定のうどんがあったりしたので、ついついお寿司以外にも頼んでしまいました。しかしながら、子供たちはキャンペーンでピカチュウコラボしているお皿や、スイーツに目をつけオーダーしようとした時には思わずストップ!

企業側の戦略に陥ってしまったら、お腹いっぱいになるわけではないのに、支出が広がる一方です。

『この一皿のお金を持って駄菓子屋さんに行ったら、おとな買い出来るよ』と、諭してみんなで分け合って食べる一皿だけを選びました。通常料金のお皿に関しては欲望のおもむくままにオーダーをしまくって、もうこれ以上頼めないとオーダーストップしたときは、入店から1時間が経過していました。

5人家族で回転寿司に行き支払った金額は…

10,120円でした。ここから残っていた株主優待分千円を使ったので、9,120円が実際に払った金額ですが、ここまで正直かかるとは思ってもみず…お財布には1万円ちょっとだけしか無かったので、焦りました。

半年ぐらい前に来たときは、8千円くらいだったハズなのに。インフレですか??これもインフレのせいですか??

このところ我が家は、くら寿司より「はま寿司」に行くことが増えていたので、くら寿司の株主優待もあまり有効利用できなくなりつつあったのですが、くら寿司株を買った時より、1株あたり500円ほどの評価損が出ているので、手放そうにも手放せずいましたが、このまま持っていても良さそうな気がしてきました。

投資の難しさは、買うときよりも手放すタイミングですよね。1万円以内で食べられるうちは、まだありがたいということにならないよう、日本経済が上向きになってくれるよう将来の経済を担う若者に我が子達がなってくれれば、今回の出費も先行投資になるかもしれません。