夫婦の会話で一番盛り上がるネタの話

夫婦になって十数年が経ちました。同い年なので、お互いそろそろ50代を迎えます。私たちは晩婚かつ高齢出産で子供を持ったために、新婚生活で思い出を作る時間はなく、この十数年は主に夫婦で子育てに明け暮れていました。

我が家において夫は超倹約家で心配性ですが、私は浪費家であり楽天家なため、新婚当時スーパーに買い物へ行くとしょっちゅうケンカになっていました。

必要な物と欲しいモノがあれば、必ず買いたい私と頑なに必要な物だけしか買いたくないし、その上できるだけ必要な物を最低価格で買いたい夫。いま振り返ってみると、本当に少額のもので険悪なムードになっていたのが懐かしい思い出です。

夫婦になったけれど趣味も興味も異なる場合のネタは?

夫はガンプラ作りが趣味ですが、子供が小さいためこだわり抜いて作りあげたい夫としては邪魔されない環境になるまでは、せっせと買い集めるだけで、時々取り出しては先々の楽しみに思いを馳せることを満足感を得るタイプ。私といえば、映画鑑賞や読書が趣味ですが映画館へ行っての映画鑑賞が独身のころから大好きで、できれば映画は一人で見たい。いまは思い立ったら映画鑑賞という環境でもないため、年に1回ぐらいのご褒美イベントになってしまい、そもそもが会話としてのネタになりません。

3人が全員この春から小学生になり、いよいよ具体的なお金の話をする機会が最近は、増えてきました。

夫婦でするお金の話は具体的にどんなこと?

私の友だちには夫(もしくは妻)とお金の話をする機会が無い方もいます。中には、「夫の年収すら知らない」という私としては驚きの実情を聞いたこともありました。そのご夫婦は、ご主人が大企業に勤める50代の方なのでとりたてお金のやりくりに困ることも無さそうだし、「妻たる者、夫の懐具合を探るなんてはしたない」と言っていました。4歳年上なだけで、ここまで昭和的な熱いポリシーを持ち続けていたことにビックリしました。

夫婦でするお金の話は具体的にどんなことを話しているかというと、

・住まいのこと

・資金繰り状況

・投資

・日々の食費や外食、お出かけに関すること

・相続対策

といったところでしょうか。これらのトピックで夫婦がどんな会話をしているかと言うと、例えばマイホームについての時は、我が家は5人家族ですが結婚してすぐに引っ越した現在の2LDKの賃貸マンションに住んで十数年になります。5回は更新しています。

周りのママ友や子無しご夫婦はマイホーム暮らしが多く、皆マイホームの良さをオススメしてくれますし、時々お邪魔してキレイに整ったお宅を拝見すると、羨ましいといった話から始まります。

子供に通わせたい公立中学は、現在の住居の学区外になっているため長女が中学に入学する年までには、引越を検討しなければならず、先日も3LDKの賃貸マンションの募集を目にしてすぐさま内見の予約を入れ見学してきましたが、なにせ家賃が現在の家賃の倍になるため、かなり慎重に判断しましたが結局見送りに。

このところの不動産価格の高騰は、一体いつになったら下火になるのでしょうね。

コロナ禍が落ち着いたと思いきや、次から次に物価が値上がり傾向になってしまい、先行きが不安になる要素ばかりです。夫も私もマイホーム信仰はなく、賃貸最高!というのが共通しているので、ときどき新築マンションの価格や近所に立ち並ぶオープンハウス施工の狭小新築住宅の価格に目を留めながら、こんなに高額になった不動産を買うことのメリットやデメリットについて、といような白熱自宅トークを展開しています。

夫婦でするお金の話の重要性とは

夫婦でする最も重要な話はお金のことであると考えているのには、私なりに理由があります。それは、万が一にも夫婦どちらかに何かがあった時に、残された家族をいかに守れるかということを事前にお互いが把握していることが、どれだけ大切かということを、仕事を通して痛感しているからです。

法律事務員という仕事柄、「万が一」という状況に日常的に触れています。ニュースの中の出来事が実際に数え切れないほど身近に起こる職業というと大袈裟ですが、本当に日々予想外の出来事が突然ふりかかってしまった人たちを間近でみていると、万に1つで無かったとしても、普通の生活が普通じゃなくなる可能性が、そこかしこにあるわけで。

その中でも特に生活に直結するのがお金のことです。突然の体調不良で働けなくなるのは、事故だけに限らずハラスメントなる人為的なことから来ることも、近頃ではめずらしくありません。住宅ローンをペアローンで組んでいたとしたら、夫婦のうち片方が不調に至ると家族全体がその影響を受けます。自己破産というのは、何もギャンブルや買い物狂いや投資に失敗したからといってするものでは無いというのも、仕事で破産に取り組んでいて実感しました。

賃貸か持ち家か論争は以前からずーっとありますが、財産があれば持ち家を買っておくのも一つの手だと思いますが、ローンを完済するまでは資産にならず、そのローンを完済出来るかどうかがこの頃の経済傾向を見ていると、かなり難易度が高い気がするのです。完済どころか、ローンを払い続けることも厳しいと嘆くネットの記事を目にする度に「結婚相手の次にマイホーム購入は慎重に判断しなくては」と警鐘をガンガン鳴らしたくなります。

夫婦の間で増やした財産であっても、離婚する際は夫(妻)の名義だったものが財産分与で妻(夫)に分け与えられますが、相続になってしまった場合は妻(夫)の立場だからといって夫(妻)の財産を自由にすることは出来ず、成人した子供がいれば割とスムーズに行くでしょうが、未成年の子供がいた場合や子なしのご夫婦だったりすると、自分ごととしての話では無くなってしまうために、生活に直結して大問題になってしまいます。

お金の話を夫婦でするのが大事だと分かっていても、なかなか切り出しにくいのはありますよね。今回は長くなってしまったので、その点については次回に触れたいと思います。