レターパックを郵便局留めで相手に郵送する方法と注意点について

先日、上司からクライアントさん宛のレターパックを先方が指定した郵便局留めで発送するように指示がありました。

郵便局留めってよく聞くけれど、自分からこの発送方法で送ることは一度もなかったので、調べることにしました。

シンプルに疑問だったのが、送るのは指定された郵便局だったとしても、私書箱のように受取人に割り当てられたものじゃなく、『●●郵便局留』ってなっていたら、どうやって本人のものであると確認するのだろうか?ということです。

郵便局は本局のように大きいところもあれば、街中の小さな郵便局もあります。郵便局の規模次第で、本人宛とは言え郵便局側に何か必要な手配やら別途料金がかかったりするのかもしれないので、直接郵便局に行って調べることにしました。

郵便局留めで受取る人の住所は書く必要があるの?

今回はレターパックを利用して相手に送ります。レタパであれば追跡番号が付記されているので、受取る人の住所は必要なくてもいいのかと窓口で聞いてみたところ、

『局留めされて窓口でその郵便物をお渡しする際に、受取人さまのご本人確認をさせていただきますので、局留めのご指定でも受取人さまのご住所の記載をお願いしています』とのこと。

まぁ、確かに郵便局側だって昨今の治安とかモラルとか安心して利用してもらう状況を考えると本人を特定する住所は記載した方が安全だし、間違いないですもの。

なので、レタパではこのように記載するというのを教わりました。

本人確認用の住所は名前の下に( )書きで記載するほうが、配達員さんが誤配するのを防ぐために効果的なようです。ここに書くことで本人確認プラス誤配防止になるのを忘れずにしましょう。

郵便局留めにする時の料金はいくらかかるの?

驚いたことに料金は無料だそうです。無料サービスなので、郵便局に届いて郵便物を留め置いている連絡とか、10日間の保管期限を過ぎる時に差出人へ返送する際も特に連絡もないとか。

追跡番号から配達状況を確認すると『窓口でお渡し』というように表示されるようです。

最後に郵便局で聞いた補足情報について

行きつけの郵便局で仲良しの局員さんから、今回の局留めに関する方法を教えてもらったのですが、ネットで間違った情報を発信している人もいて、それを鵜呑みにされて窓口にお見えになる方も多く困っているとのこと。

私も、某知恵袋で元郵便局員によるベストアンサーになった記事を読みましたが、そこには『郵便局留めで受取人の自宅住所を書いてはダメ。自宅住所が書かれている場合、局留めにしていても自宅に配達する規則になっている』と。

この回答が出されていたのは2017年2月でした。2025年現在からすると8年前のことです。この8年の間に郵便料金だってぐんぐん値上がりしたし、昭和から受け継がれてきた年賀状という風習ですら出すことに躊躇するようになりました。

検索結果としてトップページに出てくるというだけで、内容について日付まで検証することあまり無いですものね^^;

でも、現在では本人確認が必須での郵便局留めサービスになっているようです。ネットの知恵袋の回答を善良な人が誤解することなく、この有り難いサービスをご利用されることを願っております。