50歳の誕生日に女性が欲しいプレゼントとは?

同い年の従姉妹が来月50歳の誕生日を迎えるのにあたり、いつもとは違った特別感のある誕生日プレゼントを用意したいと考えています。

自分が50歳になることよりも、園児の頃から一緒だった従姉妹が50歳になることに驚きを隠せません。

50歳の誕生日に女性が欲しいプレゼントの選び方

人生100年時代の半分を生きてきたとなれば、誕生日プレゼントとして贈られるようなものは大体手にしてきたと思います。

大半は喜んで貰えるようにリクエストを聞くこともあれば、相手に似合いそうなものを選んできましたが、大人になりそれぞれ家庭を持ってきたあたりから、相手の家族も喜ぶようなものを選ぶことが多くなりました。

「コレが好き!」というのがあるタイプでもないので、毎年プレゼント選びは悩ましく。仲良し度合いも高めなので、喜んで貰えるように試行錯誤しています。

今回もネットで最初に検索してみましたが「50歳 記念日」と捉える店が沢山出てきたものの、名前入りのグラスとかお酒とか、値段の割に自分が貰っても嬉しくない検索結果のオンパレードで…

しかも、検索中に一抹の寂しさを感じたのは「50歳 女性 シニア」と検索候補が出て来たことでしょうか。まぁね、確かに…ほんの百数十年前の江戸時代であれば50歳なんて寿命でしたから。シニアというカテゴリーに入っててもおかしくない。

ただ、令和時代の50歳は全然イケイケですよ?50代に見えない50代がウヨウヨしています。そんな女性に差し上げるとなると本当に悩みます。

50歳ともなると欲しいものは既に沢山手に入れているし、経験も豊富だし。愛用の美容グッズだって備えています。となると、花束だったりスイーツ系なのか。。。

50歳になった女性達が実際にもらって嬉しかったもの

悩んでも良いアイデアが浮かばず、すでに50代入りした友達数人に直接聞いてみることにしました。

友達A:食事をごちそうしてもらったこと

友達B:50本のバラの花束をもらった

友達C:せっかちさんの昭和歌謡メドレー集

形に残るものじゃなくて、その瞬間が思い出になるプレゼントは確かにステキですよね。その上で友達Cの「せっかちさんの昭和歌謡メドレー集」って何??という感じなのですが、実はこのプレゼントを贈ってきたのは友達Cのご主人だそうで。

友達Cのご主人は私も仲良くさせてもらっている方なので、ご主人の人となりは重々承知しているのですが、昭和歌謡メドレー集はまだ分かる。でも「せっかちさん」とは?

友達Cはせっかちさんどころか歩くペースもゆっくりで、どちらかと言えばのんびりさん。どこからせっかちさんが来たのか彼女に確認してみたところ、そのプレゼントされた音源を送るから聴いてみてとのこと。

送られてきた音源を聴いたところ…

1975年生まれの私たちに馴染みのある懐かしの80年代ポップスのイントロが流れてきました。懐かしいわぁ~フンフン♪と口ずさもうとしていたらサビを待たずにエンディングが。最初の歌の余韻から引き続き次の曲のイントロが流れ、これまた盛り上がりが来る手前で曲終わりに、そして次の曲へ次の曲へと同じような出だしと曲終わりの昭和歌謡が続いていきます。

「せっかちさん」というのは、一曲の最初と最後だけで繋がれたメドレー集だったのです。音楽関係の仕事をしているご主人のセンスと奥さまへの愛が光る贈り物でした。

これはもう50歳の記念だけじゃなくってるし…

参考にも出来ないクオリティの高いプレゼント過ぎでした。

50歳になった女性を喜ばせるのはモノより思い出だった

50歳になるまで関係が続いてきた間柄ですから、シャレとしての笑いが求められている部分もあります。50年もの間、元気に楽しくそして美しく生きてきた相手を称えるものを贈りたい。けれども、大人の女性たちは昔ほど気軽に会える距離感に無いことも事実です。

普段から会える距離にいる相手であれば、誕生日前後にお誘いして食事に出かけたりもできますが、今回お祝いしたい相手は遠距離に住んでいて中々気軽に誘い出すことも、会いに行くこともできません。

色んなことを考慮した上で、50歳を記念するお誕生日プレゼントは何とも無難なAmazonギフトカードにしました。記念イヤーなので少し奮発して1万円分のギフトカードをボックス入りで贈ることにします。

Amazonで買い物する機会はあるだろうし、お祝い用にデザインされたカードが想像していたよりもステキだったのと、昔よりAmazonカードの有効期限が長期間になっていたこともあり届いたカードでじっくりと欲しいものを選んでもらえたら良いなと。

さらに、シャレを効かせて生まれ年がデカデカとかかれたTシャツも購入しました。

彼女に発送する荷物を梱包する時から、ふざけたアイテムをまず最初に目にして笑みを浮かべる場面を想像すると、こちらまで楽しくなってきます。

年齢がまだ一ケタだった頃からプレゼント交換をしてきた私たち。果たして今回のチョイスが彼女にとって特別な歳を彩ることができるのでしょうか。

当日まで、この暑い夏の中をハラハラドキドキしながら待ちたいと思います。