株を買うタイミングはどうやって決めているのか

配当金や株主優待を受けるための権利が確定する日が目前に迫った今日、先週中に指値(さしね)で注文している銘柄が、なかなか約定せずヤキモキし始めて2日が経ちました。

日本株投資歴10年超の私が普段株を買うタイミングをどうやって決めているのか?自分の投資スタイルを一度見直してみようと思います。

株を買うタイミングはどうやって決めているのか?

そもそも、株を買うという行動を起こすのは2パターンあります。

1.狙っている銘柄を買う

2.すでに持っている銘柄を数量追加で買う

買おうとしている株がこの1か2のどちらかによってもタイミングが違うかもしれません。私の場合は最短でも半年から数年以上、株価の上下を追いながら手持ちの資金で買えるぐらいに値下がりしたタイミングで、狙っている銘柄を買います。

ひとつの銘柄をできるだけ一度に沢山持ちたいのですが、暴落までは待ちません。そもそも、暴落なんていつ起こるかプロですら読み間違えることはあるし。

自分が「この価格になったら買おうかな」という、無理しすぎず妥協しすぎずの価格になったら、それがこの先に下がるかもしれない可能性があったとしても、その時点で買ってしまいます。投資本でいったら何パーセント割安になったらという基準のことでしょうが、銘柄によっては必ずしも定めた%に至らないこともあるので。

何%というのは、この10年でもあまり気にして売買してこなかったけれど、それで損をしたことは無いので、自分の中の判断基準としては、このままでいいかなと。

そもそも%計算とか瞬時に出来るほどの計算力が無いからというのもありますが。

2つめの、すでに持っている銘柄を数量追加で買うときのタイミングは、これはもう本当に難しいです。今でも。

もう持っているのだから、増やそうと思っている気持ちというのは株数を増やすことで得られる優待狙いということもあって、例えば先日とりあげたオリエンタルランド株のように、すでに持っているけれどあと1000株追加したら優待が加算されるという理由で何となく増やしたいときなどは、年がら年中株価を追っていても、そこへ手持ちを全部投入することが果たして正しいのかどうなのか?特に、オリラン株のように配当金の旨みがないようなものは、多く持っていたところで、配当は少ないからインカムゲインは期待していないし、買ったところで手放す気が無いから売却時に出るキャピタルゲインも得られない。

そんな、「ふんわり投資」をしているだけに、買うタイミングがなかなか決められません。“投資していることにならないじゃん”とツッコまれてもいたしかたないレベルなので、このような私がベテランと言えるかどうか…

いまさらながら気恥ずかしくなってきました。

誰かがオススメしている株を買う?買わない?

どこかの金融機関でアナリストをしている人とか、ベテラン投資家やものすごい短期間で資産を築いた目利き投資家たちのオススメ銘柄を、そのまま「その人が言っているから」という理由だけで、何もリサーチしないで買うことはありません。

友だちから「どんな銘柄がオススメなの?」と聞かれたとしても「コレがオススメだよ♪」と気軽に言えないのは自分の性格ということもあるし、人が自分の意見を当てにして鵜呑みにして買って損されるのは、正直シンドイ面があるからです。

投資の話を見聞きして楽しめるのは、自分が選んだ銘柄とは違う銘柄を相手が選んでいた時に、「なぜそれを選んだの?」かと聞いた時のストーリー性に興味を持ったり今後の銘柄選びの参考にするくらいです。

株式投資を始めた頃に、私の指南役だった父の勧めで買った銘柄が三菱自動車【7211】だったのですが、その後リコールが相次ぎ「実の父が言うことでも真に受けて買うのはやめよう」と悟りました。

株を買うときに心がけていること

私の投資歴の中で以下のことは必ず守ることにしています

・元金未満にしない

・余剰資金でやる

・利益は全額再投資するだけじゃなくて使いたいことに使う

・FXや先物、アクティブファンドはやらない

非常にオーソドックスなやり方です。短期間で儲けるつもりが全くありません。このくらい手堅くやっていても、百数十万で始めた株式投資が現在では八ケタの資産まで膨らんでくれました。

ネットニュースを見ていると、退職金をつぎ込んで後悔しているケースや、大きく儲けようとしてFXなど難易度の高いものに手を出してしまって泣きをみるケースなど、本当に「ヤダ、投資って怖い」と思わざる得ない方法で取り組まれた結果が次々と表示されます。投資で損したくないと言う割には、このオーソドックスな点を守らず、その場を後にする人が多いのは不思議です。

「そこは危ないからさわっちゃダメよ」と子供に言っても、言うことを聞かずに触って火傷するパターンと一緒だなと、今朝子供に注意しているときに思いました。

私も損失を出すのは未だに怖いです。買ったあとで株価が値下がりしているのを見るのは、気持ちのいいものじゃないので、チェックは必ずしも毎日しているわけではありません。ただ、「損失」の捉え方としては投資資金の値下がりということだけではなく、利益を得られたはずの機会を失うことの損失も怖い。大きく儲けようとしないのは焦って事をし損じたり、生活に必須の行動ではないのにムキになって周りの空気を濁したくないからです。

株の分散投資は口座を分けて管理しています

私が現在持っている証券口座は三菱UFJモルガンスタンレー証券とSBI証券の口座です。もともと三菱UFJモルガンスタンレー口座は、すでに株式投資を長いことやっていた父を真似て開いただけで、当時はネット証券の口座を持つことの不安もありましたし、証券会社が破綻したときに店舗を構えた所の方が問合せしたりしやすいかもしれないということからでした。手数料がバカ高くて、以前は都内の支店にしていましたが、三菱UFJモルガンスタンレーのネット支店のような扱いになるMUFGテラスというものに変更しました。MUFGテラスというのは三菱UFJモルガンスタンレー証券が提供するオンライン取引サービスです。店舗を持たず、チャットやメール、電話などで投資相談や取引を行うことができます。相談することはあまりないですけれど、何か不測の事態に陥ったときには心強いかなと。

そして、いまとても人気のあるSBI証券口座は家の資産運用のために夫と話しあって開設したものです。手数料の安さにパニックになりそうでした。NISA口座もSBI証券で作っています。

これらの複数口座を持っていますが、

モルガンスタンレー口座→私の個人管理

SBI証券口座→夫婦で管理

というふうにしています。プレッシャーをかけられると伸び伸び出来ないので、独身時代に開設したモルガンスタンレー口座の方に関しては、夫も口出ししないとのことなので、好きな銘柄を好きなタイミングで動かしています。利益が出れば、それだけ家族に還元されるので口を出すどころか応援してくれているところがあります。

逆にSBI証券口座は家族の将来に関わってくる資産なので、心配性な夫の采配で運用銘柄を決めています。そっちは買うタイミングや売るタイミングも夫のアドバイスをベースに判断しているので、非常に穏やかな気持ちで取り組めています。投資の分散は大切です。偏ったバランスで運用してしまうと、せっかく時間をかけて来たにもかかわらず、利益が出るどころか元金以下になってしまう可能性もあるのですから。人によって、その不安や心配になる中身が違うので、自分にあった銘柄選びの基準を決めて、そしてトライ&エラーを繰り返していくのが投資の勉強と言うのではないでしょうか。