PTAの役員をやることになりました。その③

4月に入り人生初の「第1回目PTA会議」に出席しましたが、その後もサッパリPTAについてのルールとか進行や目的が不明なまま、5月に執り行われる運動会に向けて、日々PTA関連のグループLINEでは頻繁にメッセージが飛び交っておりますが、何を読んでも既読スルーをしているセルコ(私)です。

(前回はコチラ)

PTA役員になってみたけど、役割分担の意味がサッパリでした

PTAと名の付くものには「役員」と「実行委員会」とがあり、役員は新役員と2年目役員で合計25名、実行委員会は合計で90名以上?いるようでした。月イチで実施されるPTA会議に出席するのは役員25名と各実行委員会の委員長&副委員長と学校側のようです。だから1つの教室が一杯になるかならないかぐらいの人数であるところ、「できることから」がスローガンなので全員が絶対に出席というわけでもありませんでした。

学校によっては、きっと何を差し置いても「強制参加!」みたいなところもあるのでしょうね。うちの学校のPTAも、たった数年前はそんな雰囲気を漂わせていたらしいです。ネットでPTAがらみの検索をすると「集まること」も強制的な団体も多いのでしょうか。うんざりしているご様子が描かれたブログをよく見ます。

昨年の11月ぐらいに新年度に向けたPTA役員の募集が始まり、その時に当時役員をしていたママ友さんから声をかけられ、説明会があるから覗いてみてと言われたので行ってみたのが、そもそもの発端でした。

説明会では役員の仕事は「月に1回の役員会に出席し、運動会等の学校行事のお手伝い、近隣の学校や地域の方々との交流があり、かけがえのない貴重な経験を積むことができます」とのお話しがありました。

自分の地元でもなく結婚を機に転居してきたエリアなので、地域への愛着も強い方ではなく、フルタイム勤務だから実行委員会のように平日の昼とか夜に集うのは難しいし、ポイント制を導入しているPTAなので、卒業するまでに児童1人に対して2ポイント(最低でも1ポイント)取得する必要があるため、面倒くさいけど末っ子が入学するタイミングで任期2年の役員になれば、在校中の我が子3人分におのおの2ポイントが与えられるということで、引き受ける心づもりをしていたわけです。

だから「役員はやるけれど、できるだけ稼働時間が少なめな担当がいい!」と思って、会計を選んだのですが、会計業務以外にも学校行事のお手伝いもやるのです?という展開でして…

いやー、想定外でした。長女がコロナ禍で入学したので、イベントもそんなになかったし、子ども達の情操教育的なイベントとか、広報的な担当はそれぞれ実行委員が活躍されるだけなのかと思ってたし、役員の中でも実行委員のサポート的な役割分担決めがあったから、会計なんて本当に金銭出納と管理だけだと思っていたのに、子供たちのための校外イベントとか校内イベントとか、バンバンお声がかかるのです。

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PTA役員の中でも会計は数字に強い人じゃないとダメなの?

会計業務が出来る人は数字に強くないとダメなのかなって思うじゃないですか。実のところ、私は数字にあまり強くありません。投資をやっていたり、仕事で経理業務も兼任しているし、何十年も前に日商簿記3級を取得するというところまではやりましたが、暗算とか割合なんかの%計算は本当に苦手です。計算機とエクセルで何とかなるじゃんと逃げるタイプです。「この割合がどうやって影響するか」みたいな難しい分析もできないし、そういった文章を読むのも苦手です。

けれど、出て行くお金と入ってくるお金の記録とか、元々あったお金が最終的にどうやって増えたか(減ったか)ぐらいはできます。でも、家計簿は続かないからつけてないし、お金の使い方もザックリです。「マイナスにならなければいい」という思考の持ち主です。それでも、役員で会計のお仕事を担当したいなと思ったのは、前年度のPTA決算書面で繰越金の額があまりにも大きすぎて、「こんなに多くて大丈夫!?」と心配になったことがキッカケです。

PTA役員になる前から思っていた疑問点

PTA関連でニュースになりやすいのが巨額の繰越金を横領した事案です。PTA関連に限らず、労働組合やマンション管理組合などの非営利組織では、ちょくちょく経理担当者による横領事件が起きたりします。ずさんな管理が原因とも言えるし、担当者のモラル低下が原因に繋がっていると思いますが、子供の学校のPTAにおける繰越金がここ数年、何百万も繰り越され続けていることを疑問に思っており、コロナ禍で予算消化できず会費徴収を続けた結果なのかと思っていましたが、決算書面もデータ配信だったためコロナ禍前のデータが残っておらずフツーの会員でしかない私には繰越金の流れが、さっぱりつかめないのがモヤモヤしていました。

PTA上部団体の日Pとか市Pのガイドラインを検索してみたところ、許容される繰越金のレベルは数十万だとか。出来る限り、その年度内で徴収した会費で運営し、繰越金を出さないようにするのが良いとされているようでした。

子供が保育園に通っていた時の保護者会での話になりますが、繰越金をゼロにするのも中々大変な作業でしたので、組織が解散にならない限りはゼロを目指すのではなく、なるべく少額の範囲に抑えるべきだと思います。多額の繰越金が無ければ横領されるような懸念もありません。

また、役員経験のある保護者さんたち数名から「会議費といいながら、役員の集まりの飲食代に使われている」というような話も聞きました。このご時世にPTA会費を飲食に使っているだなんて耳を疑いました。

確かに役員募集の際の説明会でもペットボトルのお茶を紙コップに注いで配布されましたし、現役員さんたちにとってそのあたりが、なぁなぁなのかなと。

自分が会計担当になってみたら、その辺の懸念事項に触れることも出来るし、役割と問題解決の一挙両得が出来そうだと思い始めたのです。

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