3人育児でワーママ歴10年目が気をつけているママ友関係

4月になると育休から復職することへの不安のほかに、我が子の新生活から展開される新しい人付き合いにも不安が広がりますよね。

第一子を保育園へ初登園させる時は、離れ離れになる我が子との時間が切なくてたまりませんでした。慣らし保育中は、せっかく育児から解放されても、なかなか一人の時間を満喫することができず…。そんな中、気持ちをやわらげることができたのは同じ保育園に通うママ友さんとの何気ない会話でした。

ママ友とどうやって仲良くなっていけばいいのか?

子供同士が仲良くなっていけば、自然と相手の子の名前を何度も聞くようになります。お迎えに行ったときに、仲良しの子が話しかけてくれたことがきっかけでその子のママとお話するようになったり、保育園で開催される懇談会で初めてその子の親御さんにご挨拶したりと、ありきたりなところから始めることが多かったです。

もちろん、中にはご挨拶だけで完了してしまうお相手もいますが、「仲良くできたらラッキー」くらいにしか思っていないので、その時にマッチングできなくても問題ないです。

ただ、やっぱり話しかけられやすい雰囲気作りには気を付けていました。(初対面から堂々と話しかけるだけの度胸がある方ではないので)話しかける勇気はないけど、話しかけられたら話せるぐらいのコミュニケーション力はある方だなと自己分析しました。なので、話しかけていただけるよう清潔感と親しみやすさ(ほほえみ)を醸し出していました。まぁ、長いこと社会人やっていれば初対面の人に不遜な態度をとる人はなかなかいませんよね^^;

話しかけていただいたら、「はい」とか「そうですね」だけじゃなく、「それって…」「ちなみに…」と繋げながら、さりげなく自分が知りたかった情報を探りだしたりするのが、初回の会話のコツでしょうか。自分が知りたかったことを聞くと、相手が答えてくれて、相手が知りたかったことを聞かれたら、自分が知っていることを答える。

もしも、ここで自分が知らなくて答えられなかったとしたら、あとで調べてみたりして、次にあったときに「そういえば、あの時の…」と言って、話しかけたりしていました。

そんな些細なことを繰り返していくと段々顔と名前が印象として残っていきますから。

ママ友との付き合いがつらくなった時

ママ友との交流を広く浅く心がけていても、会話を続けていくと段々いろんな共通事項が増えていき、仲良し度が増してきたりします。私にもママ友との付き合いがつらくなった時がありました。

我が家で通う保育園には、保育園なのに保護者会があって、小学校のPTAよりも盛んに活動していた程でした。小学校と同じように『1児童につき1回』という謎ルールもあり、3人いる我が家は3回保護者会役員をしなければなりませんでした。

そんな中、仲良くしていたママ友と一緒に保護者会のメンバーに選出された時に、会計内容の理解度について、そのママ友と相容れない亀裂が生じました。LINEグループ内でも、会長職の座にあるママ友から的外れな口撃もあり、役員の任期が終わるまでの1年は、LINEの通知が恐怖で仕方ありませんでした。

我が家と彼女の家ではお互い3人育児体制で、上2人は同じクラスです。親としては、子供への影響を考えると、穏便に距離を保ってソツなく過ごすことが賢明です。

彼女と共有のママ友グループLINEも存在していましたが、スタンプ以外はコメントしないようにしたりしていました。

人によっては完全に無視してしまうケースもあるようですが、人間関係というのはどう転ぶかわからないので角を立てず、また自分自身が不快に思わない程度の距離を(現実でもLINEでも)あけるのが一番ストレスなく済むということも、この時のいざこざから学びました。

ママ友同士で距離をとられる人の特徴とは?

ネット上でも「ママ友 いない」というキーワードやお悩みを目にしたりします。何年も園に通っている同じクラスの方がいても、全くお話する機会がなく卒園を迎える方も数名いらっしゃいました。全員と仲良くなる必要なんて無いし、ママ友ってそもそも自分にとっての「友」を指す相手じゃないですよね。

私が仲良くなっていったママたちとは、

『待たされない近所の小児科ってどこ?』

『大人数で集まれそうなぐるナビに載ってない近所のレストラン知ってる?』

というやりとりから、もっとお互いの趣味を盛り込んだ会話に発展すると

『最近、どんな小説読んだ?』

『喧嘩して家の壁に穴開けちゃったのだけど…』

というような、かなり自分に重きを置いた会話ができるママたちで、ママ友というよりもワーママ仲間という関係性になっています。

そんなワーママ仲間目線で見た、ママ友同士で距離を取られる人の特徴と言うと、

・忙しいオーラを前面に出している

※朝夕の登降園時間はどの家庭も忙しいです。そして、ワンオペになることが多いワーママたちは、誰もが疲労度Maxです。それを労いあえればお互い癒されるであろうひと時すら惜しむオーラのこと。

・私に話しかけないでオーラが漏れ出ている

※誰とも接触したくないと全身で語っているので、ご要望通り誰も話しかけません。

・園のクラスLINEに保育以外の苦情と要請しか書き込まない

※コロナ禍の時にマスク反対運動関連の開示文書を送ったり、退園する担任の先生に寄せ書きを募る完全参加自由の企画案が出され、参加は強制じゃないと強調されていたにもかかわらず「関わりたくないので絶対に嫌です。こんなことされるのなら役所にクレームを入れます。」と書き込むなど。

・金銭処理が発生した際に支払い逃れをする

※自分の子供たちが卒園するときに、卒園児の保護者から卒園祝いのささやかな贈り物(負担額は500円未満)を用意することになったときに企画に賛同していたにもかかわらず、未払いが明らかであっても払ったと言い続けるなどなど。

振り返ってみると、もうこの手の人はママ友じゃなくても、同僚やご近所さんであっても関わりたくはない存在ですので、一般常識を持ち合わせて社会生活を送っていればこうした対象にはなりはしないと思います。

3人子供がいると、自然にママ友も増えそうですが、実際はその逆が多いのかもしれません。1人目のママ友付き合いが出来ると、2番目や3番目のクラスの保護者とあまり積極的に関わろうとする気持ちが薄れていきました。ママ友を増やせば、増やすほどトラブルの原因を作りかねないという懸念もあり。。。

ママ友なんて所詮は子供がらみの関係なのだから、必死になって作る関係性じゃないと考えていました。そもそも、我が子は保育園に通う身ですから、子供と同じクラスの子のママたちは皆さん働いているわけで、ただ子供を預かってもらうだけの場で、人間関係は不要だろうと思っていたのです。

でも、ワーママである私たちこそ、同じ境遇であるワーママ同士で親交を深めていけると、気持ちの面で「同志的存在」がとてもありがたく、子育てのしやすさに繋がったり、働きやすさにつながるのはとても大事な存在なのだとあらためて思います。

ママ友という言葉に必要以上に捕らわれず、同じ年の子供を持ちながら仕事に育児に家事をこなすママ同士、助け合える存在という視点でお付き合いをスタートさせてみてはいかがでしょうか。

ワーママがフルタイムで働く日のスケジュール

私には長女8歳・二女6歳・長男4歳と2歳差の子供が3人います。4月から二女も小学生になり、小学生2名と保育園児1名の生活が始まります。

この頃、朝はだいぶ明るくなる時間が早くなってきましたが、まだまだ寒さ厳しい日が続くと中々布団から出ることができず、行動開始時間が遅くなり子供たちへのイライラも募るばかり。。。

4月になったら今までのリズムが変わるので、この当たりで一度タイムマネジメントを行わねばなりません。

現在の1日のスケジュール

8:05出発→園児2名と自転車で登園、長女も同時に家を出る

8:10園到着→2クラスへ子供たちを預ける。

8:15園出発→最寄り駅駐輪場に自転車を停め駅へ

9:25職場到着→この時点でライフ残り20%未満

9:30始業→12時から1時間は昼休み。事務員2名の職場なので基本交替で休憩を取る。自由時間満喫。

17:30終業→職場から最寄り駅まで徒歩10分。

18:45帰宅→夫は早朝6時に家を出て16:30には保育園にお迎えに行ってくれている。その後、夕飯と洗濯干し・畳む・しまうも完了してくれている。

19:10入浴→夕食を済ませ、入浴。子供たちが一緒に入るのは土日祝。その他、平日は時々。夫が監視の下、平日は子供たちだけで入浴する。

19:30団らん→湯上がりの顔のお手入れの他、子供たちと過ごす(→それぞれスマホやらテレビやらで一緒の部屋にいるだけとも言う)、園の連絡ノート記入、長女の宿題をみる

20:30寝る準備→子供たちの歯磨き、トイレに誘導、明日の準備の声がけとチェック

21:45就寝→21:30前には家族全員布団に入り電気を消して、ディズニーのドリームスイッチを観賞(夫は秒で寝落ちる)

 

子供が年少さんになると“自分で!自分で!”が増えてくるので、乳児が3人だった頃より母親として求められる時間が少なくなってきたのは寂しくもあり、ありがたくもあり…なところです。

 

フルタイムワーママが難関資格にチャレンジした結果(1)

7歳・5歳・3歳の子どもたちを共働きで世話しつつ、通勤時間90分で9時半から17時半までのフルタイムワーママが合格率1ケタの難関資格に約3年(2019年11月~2022年8月まで2年9ヶ月)かけて独学でチャレンジし続けた結果は不合格でした。

いやー、疲れました。本当に。あそこまでガッツリ勉強したのは人生初です。

今回はチャレンジしつづけた3年間を振り返ってみたいと思います。

社労士試験に受かるために何時間勉強すれば合格できるか

社労士試験に合格するには平均700時間以上必要であるということでした。ただでさえ自分の時間なんて無に等しい子育て期間なのに700時間?え??7時間でもキツイのに。そもそも朝までがっつり7時間も睡眠時間とれたことない環境で、どうやって700時間も捻出できるのだろうか?

始める前からスタート切れないって。。。

それなのに、チャレンジしようとしてることが無謀すぎて。。。

初回の年は1年目といっても2019年11月からスタートし2020年8月の試験を受けたので1年もなかったですが、300時間程は捻出して勉強時間にあてました。と言ってもその300時間は「勉強」と言えないレベルでした。1回目の受験は勉強するための時間的節約と癖付けのために終わった気がします。2年目になると、300時間はこうすれば作れるということが分かったので、試験が終わったばかりの2020年9月から翌年の本番まで1年がかりで勉強計画を立てました。最終的に3回の受験を終えて勉強した総トータル時間は1558時間です。このことからすると700時間以上かければ合格できるという「時間だけ」にこだわった勉強では合格できなかったという検証ができました。700時間以内で合格される方も数多くいらっしゃったでしょうし、700時間ぐらいで合格された方もいるでしょう。ただ、普通に考えれば無謀なんだとすぐ判断できてチャレンジするのも無駄なぐらいだって分からない時点で「不合格」な私なんだと思います。

が・・・

これだけ世の中が何でも簡単に出来たりするようになってくると、脳内が浮つくというか?それだけではなく、40代半ばを過ぎ社会人経験もだいぶ重ねてきた自分への妙な自信があふれ出たというか?赤ちゃんだった3人の子ども達が、寝んねしているだけだったのに、離乳食から固形物を食べられるようになったり、ハイハイから捕まり立ちして歩けるようになったり・・・なんかエコー画像でソラ豆みたいな形でしかたなかった存在がこんなにも多くを身につけ結果を出している姿を日々見せつけられると

”つかれた。1度でいいから朝まで起こされずに寝てみたい。”

などとばかり言っているのが情けなくなってきて。親になったのに、こんなヘボい背中を見せてたらダメ!私だって出来るんだ!!ということを証明したくなったのです。

勉強時間を捻出するために、主に子どもから離れていられる時間を総ざらいしました。まずは平日の行き帰りの通勤時間内と昼休み。そして仕事中ではあったものの、人事と総務と経理を担っているので業務の合間にちょこちょこと。土日祝日は平日よりハードなので、末っ子のお昼寝タイムか深夜もしくは早朝に。それらを合算すると週あたり15時間ぐらいは確保できることが判明。その時間を下回らないように勉強管理アプリ「Studyplus」をダウンロードして同じ資格取得に励む方々と相互フォローさせて頂きながら、勉強時間をキープするようにクセをつけましたが、正直なところ時間数で合格できるかどうかの目標を持つのはオススメしません。

まず勉強を始めたばかりの頃に過去問を1年分解いてみて、勉強期間が90日を過ぎたあたりで再度同じ過去問を解いてみた時の手応えから、勉強の進め方についてのPDCA【Plan(計画)→Do(実行)→Check(評価)→Action(改善)】を何度も修正したほうが、勉強時間に固執して貴重な時間を失うよりも、よっぽど実りある結果が出せます。2時間といっても、ワーママが2時間をまとめて取ることがそもそも努力のいることです。時間を捻出するだけ、すでに試行錯誤しているわけですから、やっと勉強時間を確保したとしても疲れが出て集中できないこともしばしば。

朝の通勤時間は、保育園に子ども達を送り届けた後の疲労感でいっぱいですし、帰宅時の通勤時間は日中の業務からくる疲れと家で待ち受ける家事&育児に余力を割かなくてはならないため、これまた集中力が続きません。“時間”という量ではなく”質”で理解を深めていく工夫をしたほうが非常に効率的です。スマホアプリで勉強時間を共有するStudyPlusというアプリを使って、同じ資格試験を目指す方々と相互フォローさせて頂いていましたが、「1週間でこんなに沢山勉強時間を割いている人がいるのか」という羨望と嫉妬で、最終的に時間ばかり気を取られてしまったのは2回目の受験後の反省でした。3回目の受験後は「あんなに時間を割いたのに合格点が取れないなんて」と試験会場を去るときに本気で泣きました。