子供が出来てから、旅行というものに一切行かなくなった我が家。
主人と休みが合わないのもあり、1人で子供たちを連れて近くの遊び場へ行くのがやっとの日々。
夫婦の出身地は東京と神奈川なため、帰省旅行という概念もなく「いつか行けたらなぁ」と思っていました。
そんなある日、仕事と育児に追われストレスがMAXに達した時、私は3歳になる上の子を連れて長野の親戚に会いに行こうと思い立ったのです。
特急に乗るときの子供の切符の買い方は?
母方の親戚がいる長野県の松本には私が小さい頃から何度も行っているため、不安だらけの子連れ旅にはもってこいの場所。
現地についてからのイメージも抱きやすく、子連れ旅行の超初心者の私にとっては最適な目的地でした。
子供はまだ3歳なので、電車の運賃は無料になるのですが、今回は特急あずさを利用します。
なので、通常の普通運賃だけの基準ではないハズ。
子連れ旅初心者にとっては、特別列車の切符を買うことすらドキドキです。
こどもの乗車料金は、特急券、急行券、指定席券は「おとな」の半額です(5円の端数は切り捨て)。ただし、グリーン券は半額とならない場合があります。
自由席であれば特急券だけで済みますが、今回は始発の新宿からではなく途中駅の立川から乗車するため、席はしっかり確保できたほうがいいので指定席を取ることにしました。
指定席を取ったとしても、自分のひざの上にずっと子供を乗せていくということであれば指定席券も不要ですが、さすがに約2時間半の道のりをずっと抱っこというわけにもいかず、子供もリラックスできるように子供用の指定席も確保することにしました。
子供運賃のあずさ回数券は必要?不要?
私だけが単独で松本へ行くのであれば、回数券を往復分買ってからきっぷを購入していましたが、子供料金にも回数券が使えるのか?
手持ちの回数券を持って、みどりの窓口へ行くと子供料金は回数券を適用するよりも少額で済んでしまうとのこと。
ゆえに子供用の回数券は存在してませんでした。
立川-松本までの子供運賃は指定で片道3010円(乗車券1670円・特急券1340円)だったため、回数券を使わずに済んでしまいました。
新宿以外でかつ23区外からのあずさへの乗車方法は?
小さい頃から何度も利用している特急あずさでしたが、いつも東京23区内からJRを利用して新宿から松本に行っていたため、そのルート以外での乗車も初めてです。
本当に初めてづくしの旅行でした。
立川から松本までの切符は購入済みですが、立川駅では駅構内で乗り換えということになるため改札を抜けません。
その場合は、最寄り駅から立川までの切符を購入すれば問題ないのですね。
冷静になってみれば当たり前なのですが、そんなことすらいちいち駅員さんに確認しないとわからないほどのテンパリ具合でした。
実際には最寄り駅からPASMOを使って乗車したので、松本に着いてから最寄り駅ー立川間の精算を行いました。
切符の手配さえ済めばひと段落です。
とにかく1つ1つのことに緊張するばかり。
いまはネットでも乗車券が予約できる時代だというのに、この時の私はみどりの窓口サマサマでした。
有人って本当にありがたいです。
知りたいことを瞬時に解決してくれます。
電車の中で困ったこと
切符を入手し、めでたく(?)乗車当日を迎えました。
電車には子供もチョクチョク乗っていましたが、今回のように2時間以上乗るのは初めてです。
子連れが初めての母親と、長時間乗車が初めての3歳児。
この時の様子をカメラにおさえたとしたら、2人ともガッチガチに緊張の面持ちだったに違いありません。
長時間の電車移動ですから、子供がグズッたりした場合については色々と万全の対策を整えていましたが、その時になってみると子供は久しぶりの母娘の時間を満喫できるせいか終始満足気で落ち着いていました。
この時実は、子供への心配をよそに私の方がマズい状況になっていました。
突然、腹痛が起きたのです。
お手洗いに行きたいけれど、子供は寝てしまっています。
指定席に座っているから、席をはずしている間に誰かに座られてしまうこともありません。
ただ、昨今は子供に関する事件が多発しているため、寝ている子供を座席に残して、いつ腹痛がおさまるかわかりもしないトイレに立てこもることが出来ません。
状況は刻一刻と悪化していきました。
子供の心配はしていたけれど、まさか自分の身に予想外のことが起こるとは。。。
結局、子供がちょっと目を覚ましたので一緒に席を外し、無事に事なきを得ました。