子供が保育園に通っていると日本には季節のイベントが本当に沢山あるんだなぁと実感します。
たいていは子供が保育園で作ってくる工作物をみて、その季節感を味わうのですが、七夕に限っては親も参加することになっていて、子供の分と親の分の短冊を作らなくてはなりません。
1歳児の短冊!?一体何を書けばいいのだろう
上の子が1歳になりたての頃、初めて保育園で渡された七夕の短冊。
歩き始めたばかりの子が願い事??と思って困惑してしまったことがあります。
人としての能力がまだまだ育ってない内から願い事を考えるなんてと、まじめに考え込んでしまったことは、振り返ってみると懐かしい思い出です。
保育園から求められていることは基本的に「たのしい七夕」ということのようなので、私のようにバカまじめにとらえる必要はないのですね。
提出日ギリギリまで悩んでいたのですが、先に飾りつけていた娘のお友達のご家庭からヒントが沢山あったので、参考にさせていただくことにしました。
発育や成長に関する願い事
1歳や2歳のうちは、子供からの願いごとというより親の思いをのせた願い事が多いようです。
・ごはんをたくさん食べられますように
・朝までぐっすり寝てくれますように
・元気でスクスク過ごせますように
1、2歳の頃は食事量が安定しなかったり、夜泣きに悩まされたり、保育園から色々と感染してくる病気に苦労したりと、悩みが尽きません。
3番目にある元気でスクスク過ごして欲しいという願いは、たくさん見かけました。
やはりどこの家庭でも、子供が元気でいてくれることが1番ですよね。
性格に関する願い事
次に見かけたのが、子供の性格に関する願い事でした。
・ひとみしりが無くなりますように
・おともだちと仲良くしてくれますように
・みんなと一緒に楽しく遊びますように
うちの子供も恥ずかしがりやさんなので、上の子が1歳だったときはこうした願い事を書きました。
入園直後も年度替りの進級でも、とにかく新しい環境になかなか馴染めないタチだったので、2年連続でこうした内容の願い事にした記憶があります。
親の立場で書く願い事
そういえば、子供の分だけでなく親の分もということで短冊を2枚渡されたこともありました。
子供の願い事の中に親の気持ちをのせているので、親としては十分満足なのですが、スカスカの笹よりギッシリと短冊がさがった笹のほうが見ごたえがあります。
ここは保育園の七夕を盛り上げるためにも、人肌ぬがなくてはなりません。
たいてい「パパとママより」とあるので、子供ものと親のものとの違いはハッキリわかります。
そのハッキリわかる部分が悩みの種だったりするのです。
露骨に願望をさらけだしてしまうと、読まれることがわかっているのでとても恥ずかしい気持ちになります。
それでも、保護者が書く短冊にはリアルなものもあったりしました。
・朝まで寝たい
・パパのことももう少し好きになってほしい
・おいしいご飯が作れるようになりたい
などなど。
当人にとっては恥ずかしいかもしれませんが、読み手としてはとても微笑ましくて、こうゆう短冊もいいなぁと思いました。
その他には、無難路線といいますか、
・先生とお友達のパパとママが元気で過ごせますように
・みんな元気で仲良くいられますように
といったものがとても多くみられました。
私もこの部類の短冊を書いたことを覚えています。
最初の頃はこうして無難に短冊を作りましたが、子供も自分のおウチで作ったのがわかるようになってきてからは、シールを貼ってみたりおりがみを貼ってみたり。
すると、子供が自分で絵を書いたり何かを貼ったりしたので、七夕の短冊作りが楽しいものになりました。
我が家は今年も子供たちの分と親の分を合わせて4枚作らなくてはなりませんが、子供の遊び心を真似して今年は少しユーモアあふれる短冊文にしてみようと思っています。