結婚してから今の賃貸マンションに引っ越してきて、もうすぐ6年目を迎える我が家。
独身時代は1Kに住んでいたので、掃除したりカーテンを洗ったりするのは全然苦ではなかったのですが、部屋数が増えると同時に家族も増えてからは、さほど広くはないものの3LDKの部屋を仕事をしながら育児をしながら綺麗をキープするのは至難の業で…
各部屋についているカーテンをいつ洗ったのかさえも思い出せない始末。
雨降りの日々に突入する前に意を決して、カーテンを洗うことにしました。
カーテンに黒いカビ!?カーテンを洗ったのはいつだった??
冬場、寝室では寝るときに暖房と一緒に加湿器をつけて寝ていました。
子供が風邪をひきやすいため、乾燥をふせぐためにも加湿器はかかせません。
ですが、翌朝になると窓のところは結露でビチャビチャ。
カーテンも湿気を吸っていて湿っていることがありました。
そんな寒い季節も通り過ぎ、花粉が舞う季節が到来したため、寝室の窓は掃除のとき以外は締切にしていることが多かったせいか、レースのカーテンと柄のカーテンにポツポツと黒いカビが発生。
そもそもカーテンなんて半年に1度洗うぐらいだったのが、ここ数年はずっと放置。
平日は仕事、週末は溜まった日常的な家事と子供の相手で疲労困憊。
とても、カーテンを外して洗うなんて大仕事まで手が回りませんでした。
そうなんです、カーテンの洗濯って私の場合は家事の中でも大仕事に位置するんです。
背が低いこともあるからか、窓わくの高いところにつけてあるカーテンレールから、カーテンを外すことがとにかく面倒くさい。
毎月洗うわけでもないのに、そのカーテンを外す・洗濯する・干す・カーテンをつけるという工程は、ほかの家事に比べると非常に手が込んでいて面倒に思えてならないのです。
しかし、我が家には4歳と2歳の子供がいて、尚且つ数ヵ月後には3人目も誕生します。
いい加減、寝室ぐらいはどうにかしようと意を決して、カーテンを洗うことにしました。
カーテンの黒カビを落とす方法とは?
買い換えてしまうことも考えましたが、汚れるたびにカーテンを買い換えるのもいかがなものかと。
クリーニングに出そうかとも思ったのですが、こんなカビだらけのカーテンを持ち込むほうが恥ずかしい。
調べてみると、ハイターのような塩素系漂白剤で漂白されて綺麗になるとのことなので、早速やってみることにしました。
早速と言ってしまいましたが、この方法はだいぶ前から調べて知っていました。
知っていたにもかかわらず、やらないのは本当にカーテン洗いが面倒に思えてならなかったからでしょうね。それでも、カーテンレールから1つカーテンを外すと、もう後には引けない気持ちになり、レースのカーテンも柄のカーテンも一気に外してしまいました。
本来なら塩素系漂白剤の目分量使用は良くないのかもしれませんが、お風呂場でバケツに水を張って「このくらい入れれば漂白もされるし除菌もされるでしょ~」と、かなりテキトーに漂白剤をドボドボッと注入。妊婦ですから、マスクをしてビニール手袋をして換気にも十分に気をつけました。
浸け置きレベルでは取れなさそうだったので、目立つところはゴシゴシともみ洗い。
するとそれだけで、黒いポツポツが薄れてきました。
柄のカーテンといっても、ベージュ系のストライプカーテンなのですが、そちらにも裾のところに黒カビ発生。
もちろん洗濯表示は漂白剤NGになっていましたが、調べていた体験談の中で「柄ものでも柄は漂白で色落ちしなかった」とあったので、同柄のカーテン留めを試しに漂白してみると、本当に色落ちしません。
もともと高級カーテンでもないし、使用期間もだいぶ長かったので柄が落ちたら、それこそ買い換えてしまえばいいと思ったのですが、カーテン留めにも付着していた黒カビだけが綺麗に落ちてしまったので、柄のカーテン本体も漂白剤に浸けることにしました。
レースのカーテンと柄のカーテンは8Lのバケツでは一緒に洗えなかったので、レースの回と柄カーテンの回とに分けて、それぞれ15分ほど浸けこんでみました。
黒カビが落ちにくいところは部分的にもみ洗いしましたが、思わず引いてしまったのは、その後のバケツの水の黒さです。
世の中、汚部屋やら汚屋敷やらとても汚い部屋に住む人たちの特集が組まれたりして、我が家でも悲鳴をあげながらTVを鑑賞していましたが、他人様に悲鳴をあげてる場合じゃありませんでした。
カーテンを塩素系漂白剤で洗ったあとの仕上げ洗濯の方法は
塩素系漂白剤で浸け置きしたレースのカーテンも柄のカーテンも汚れた水を捨てたあとは、そのまま洗濯機へ。
洗濯機を回すときはレースも柄も分けずに洗ってしまいました。
ついでに、この時に洗濯ネットにカーテンレールのプラスチック製金具も入れて洗濯しました。
いままで洗濯をおろそかにした分、洗濯機に備わっている「1時間つけおきコース」で念入りに洗いました。
レースのカーテンはベランダで干さずそのままカーテンレールに取り付けて乾燥。
柄のカーテンはベランダで日光消毒させました。
どちらも2~3時間で完全に乾いてしまい、カーテンを洗うことに悶々としていた期間がもの凄く無駄に思える程あっけなく完了してしまいました。
今朝まで黒カビにまみれ、薄汚れたいたカーテンが真っ白になり、さわやかな風にたなびいているのをみていると、心のそこから達成感が沸き起こってきました。
なんとなく、毎晩寝る前に汚れたカーテンが目に入ってきては憂うつな気分になっていましたが、これってせっかくの睡眠を妨害しかねません。
「カーテンを洗濯する」たったこれだけのことで、こんなにも幸せな気分に浸れるなんて思ってもみませんでした。
これに懲りて、今後は1シーズン毎に洗濯したいと思います。