梅雨から夏にかけて、湿気や汗で肌がベタベタする日が続きます。
いつもなら念入りにやる肌のお手入れも、暑さの中ではついつい手を抜きがちに。。。
気付けば、なんだか肌荒れが進行しているなんてことも。
うっかり乾燥「インナードライ」に気をつけて!
汗をかいたまま冷房の効いた部屋やオフィスの中に入ると、汗が蒸発するときに内側の水分まで奪ってしまい、気付かないうちにお肌がカラカラに乾燥していることがあります。
女性はお化粧をしている関係で、汗をかいたらすぐ洗顔をしてお顔を清潔にすることは難しいです。
特に梅雨時は気圧や湿度、それから日照時間などの影響で胃腸が弱まりやすくなるので、体はもちろんのことお肌の代謝も落ちやすい傾向があります。
涼しい部屋に入った時の爽快感は最高の気分になりますが、汗が引いたと思ったら乾燥が始まったサイン。
カラダの中にしっかりと水分を補給しましょう。
また、部屋に入る前にハンカチやタオルで汗を十分にふき取ることも大切です。
ジメジメシーズンは甘いものを控えるべき!?
夏の暑さだけではなく、この時季の顔のテカリや皮脂の原因は食べ物であることも。
糖質は脂をつくります。
暑い日やムシムシした日の冷たいスイーツは格別です。
暑さに対抗すべく、エネルギーチャージということでスイーツを普段より沢山食べてしまったり。
また、炭水化物好き要注意。
炭水化物には糖質が多く含まれるので、テカリの原因になりやすいのです。
汗をよくかくと、乾燥しがちになります。
乾燥には油分が必要ですが、クリーム系の保湿液を使うことでニキビができやすくなる場合があります。
それは体内の油分が少なくなっているから。
皮膚の機能低下により肌表面の油分が少なくなると角質層の水分を保つことが出来なくなってしまうので、肌のバリア機能が低下してしまいます。
そんな時は、肌の爽快感を高めるスーッとするタイプの化粧水を顔につけるのは特に気をつけましょう。
アルコール成分を含むものはサッパリしますが、揮発性なので肌表面からどんどん乾燥していきます。
乾燥がお肌に現れる前に、まずは水をたっぷり飲んで、炭水化物や甘いものをほどほどに食べるように、カラダの中の乾燥を防ぐことが先決です。
「喉が渇いたなぁ~」はシワを1本増やしたと同じ事。
肌を潤わせ元気に保つにはとにかく水を飲むことが重要です。
体内に十分な水分を行き通らせて、お肌のお手入れ時にはいつもより入念にたっぷりと化粧水や保湿液を浸透させましょう。
こうすることで、夏のお肌だけではなく寒い冬の季節がやってくる前の下準備にもなります。
梅雨時の“うっかり”にご用心!
梅雨時でも紫外線対策に油断はできません。
すでに紫外線は真夏レベルに到達しています。
汗や皮脂で日焼け止めやメイクがくずれたままになっていると、紫外線ダメージがお肌の中にどんどん溜まり、乾燥だけでなくシワ・シミ・くすみなどの心配もでてきます。
化粧品だけでなく、いつも使う日傘や日よけの帽子もUVカットの加工がされているとはいえ、2~3年使い続けていればその効果はもう無くなっている場合がほとんどです。
素材の効果が経年劣化してくると、その隙間から紫外線が入り込んでくるので要注意。
また、雨に濡れたり、最初に触れたようにムシ暑い日に汗をかいたまま室内に入ると、冷房でカラダが冷えて体調に影響がでやすくなります。
こまめに汗を拭いて、カラダを冷やさないようにストールや薄手の上着などを上手に使って、冷えを予防しましょう。
それから、雨が続き高温多湿になるこの時期は雑菌が繁殖しやすくなります。