私にとって3人目となる我が子もお腹の中で6ヶ月が経過し、そろそろ7ヶ月目になろうとしています。
いまのところ子供の成長も自分も順調にきていて、近頃とても頻繁に胎動を感じるようになりました。
マタニティ期間は心配ごとが目白押し。
私がいま感じている胎動は、なんとなく逆子になっている感じです。。。
赤ちゃんは大丈夫!?逆子って何?
1人目の子がお腹にいたときに、32週に入ったごろから妊婦検診で「逆子のようです」と言われました。
それまでずっと順調に来ていただけに、逆子と言われてとてもショックを受けたことを鮮明に覚えています。
その時の知識では「逆子=帝王切開」ということだけだったので、当然のように自然分娩を考えていた私には衝撃的なことだったのです。
32週を過ぎるとお腹の中で子供はグングン大きくなっていきます。
36週頃にはお腹の中で子供は回転するほどの身動きが取れないほど成長していくので、逆子は戻りにくいと言われました。
そもそも、逆子とはお腹の中で赤ちゃんの頭が下(子宮)に向いて足が上になっているのではなく、足が下にあって頭が上にある直立のような格好になってしまっていることをいいます。
厳密にいうと、横向きだったりそれ以外の体勢であったり、とにかく正常の位置にいない場合のことを指します。
逆子である場合、とても困難な出産になりやすいため、帝王切開に至ることが一般的です。
1度帝王切開をしてしまうと、2人目以降でも同じように帝王切開での出産になる場合が近年多くなってきました。
年齢が若いうちならまだ、自然分娩という選択肢を与えられるケースもあるようですが、私のように初産がアラフォー年齢だったり、更に婦人科系疾患をわずらっていたりすると2人目以降も多くの病院では間違いなく帝王切開ということになります。
なので、初産は何としても逆子をなおして自然分娩へ持ち込みたいのです。
逆子になった場合、赤ちゃんや母体に何らかの影響が出るということは少ないようです。
私のようにギリギリまで自然分娩にこだわる人も沢山いると思いますが、逆子状態での分娩こそがリスクが伴います。
出産時に頭が出にくく、時間がかかったりするだけでなく、へその緒によるトラブルがあったりと極めて危険性が高くなるので、母子ともにとても大変なお産になってしまうのです。
そうしたことから、現在では36週以降も逆子がなおらないと帝王切開でのお産という流れになります。
逆子の治し方はあるの?どのくらいで治るもの?
逆子の治し方としてとてもポピュラーなのが逆子体操でしょう。
膝と胸を床につけ、お尻を高く持ち上げる姿勢を保つ体操です。
腕を使わないブリッジのポーズみたいな体操ですが、これは妊娠後期の人にとってはとてもツライ。
お腹が張りやすい人は切迫の危険性もあるので、逆子をなおそうと無理に続けたりしないようにしましょう。
私は何としても逆子をなおしたかったので頑張ろうと思っていましたが、主人に強制的に止められました。
逆子よりももっと危険な状態になりかねないので、素人判断で決して続けないほうがいいでしょう。
ウォーキングするのも効果的のようだったので、1日最低1万歩を目標に歩いてみましたが、妊娠後期になるととても張りやすく、病院から張り止めを出されるまでに至ったのでこれも中断。
逆子体操やウォーキングと並行に逆子を治す鍼灸もやってみました。
5回ほど通い、自宅でできるお灸も出してもらいながら、逆子に効くといわれているツボを刺激することで、体内の血流を促し子宮の筋肉の緊張を和らげる効果がある方法です。
この逆子に効く鍼灸を施してもらうと、2~3回目には逆子がなおるパターンが多いとのことでしたが、私には効果が出ませんでした。
逆子になってしまうというのは、胎盤の場所や子宮環境などいろんな要因があってのことですが、いつまでたっても治らないということは、赤ちゃんがそれだけそのポジションでいることが楽でもあるということをお医者さんから聞き、36週目を迎えていた私は帝王切開でのお産を受け入れることにしたのです。
「なおらない子は直らない」
そうハッキリとお医者さんに告げられるも、往生際悪く手術当日まで赤ちゃんに「あんよの位置反対になってるから戻ってね」と呼びかけ続けたのでした。
昔からあるお医者さんによる外回転術というお腹の上から赤ちゃんに手を添え、赤ちゃんを回転させて位置を直す方法もあるようでしたが、施術をする病院は限られており、私の分娩予定の大学病院では早々からこの手技は当院ではやっていませんとお断りされました。
赤ちゃんにとって、逆子ポジションの居心地がいいからいつまでも直らないのであれば、それはそれで仕方ないと思うしかないのです。
1人目のときはこれだけ色々と逆子を直す努力をしましたが、2人目のときもやっぱり逆子になったときは、帝王切開でのお産も確定していたので悪あがきすることもなく、何もせず普通に過ごしていました。
2人目は逆子よりも前置胎盤の方が問題視されていたため、手術予定日の1ヶ月まえから管理入院することになり、ずーっと病院のベッドの上でゴロンと横になったり病棟内をうろうろするだけの生活をしていました。
張りもひどく24時間体制で張り止めの点滴もするレベルでしたが、37週0日になった日に点滴をやめ、様子をみましょうといった矢先に陣痛が来て、予定帝王切開から緊急帝王切開になりましたが、なんと手術時間の1時間前に逆子が正常の位置に戻っていたのです。
あんなに頑張って逆子を直そうとしていた時は最後の最後まで直らなかったのに。。。
このようなことから、今回の3人目も胎動の感じ方からすると逆子っぽいですが、特に無理やりなおすこともせず、あるがままを受け入れて多分最後になるであろうマタニティライフを満喫している次第です。
あれこれ力みすぎて悶々した気分で毎日を送るより、あるがままを受け止めてのんびり過ごすことが、もしかすると1番効果的だったのかもしれません。