我が家の電動アシスト自転車選定基準が決まったところで、お次は実際に試乗へ行こうと思い立ちますが、家の近くにある自転車屋さんはスーパーの中や街角にある小規模なお店ばかり。
同時期に電動アシスト自転車を探していた近所のママ友から、試乗も出来て程よく大きい自転車屋さんを教えてもらったので、最寄り駅から数駅離れたところでしたが、義父に車を出してもらい娘を連れて目的の自転車屋さんへと向かいました。
いまはネットで電動アシスト自転車もオーダー出来ますし、その方が価格的には安い場合がありますが、やはり値段が高額で、子供を乗せることもあり、ここは絶対に試乗せずに買うということは出来ません。
大きい店だと人気3大メーカーの車種が揃っているようですが、小規模な店舗だと3社揃っているとこは少ないようです。
それぞれを試すために自転車屋さんをハシゴすることも時間的に難しかったので、自宅から離れてても少し大きめなところへ行ってみることにしました。
試乗の時に押さえておきたいポイント
店員さんに試乗希望を伝えると、「お店の近くを走ってきていいですよ」と言われたので、まずは1人で乗ってみることに。
初めて電動アシスト自転車です。
原付バイクほどではありませんが、止まっている自転車のステッパーを解除したあとは、かなりの重みがあります。
初めはヤマハのPASBabbyに挑戦!
乗るまでは走り出しが怖そうだなと思っていましたが、乗ってみるとすごくスムーズな走り出しでとても快適でした。
すぐに普通の自転車を漕ぐ感覚が蘇ってきました。
途中、坂道があったので電動アシスト自転車の威力を迷わず試してみることに。
なんたるスイスイ感!!!!ここ平地?というぐらいにスイスイ坂道を上っていけるではありませんか!!!
電動アシスト自転車おそるべし。。。
ガソリンも必要ないのに、こんな機動力が出せるって驚き。
手元でギア調整が出来るので、もちろんそちらも使ってみる。
操作時に手元に目をやると、運転がおろそかになってしまうので少々不安でしたが、心配であれば停まればいいのですよね。
ギア操作も難なくクリアしました。
停車させる時のハンドルロックですが、スタンドをかけるとハンドルもロックされるスタンド連動式ハンドルストッパーというもので、スタンドをかけたら本当にハンドルが固定されました。
その点も電動アシスト自転車初乗り者には“おぉっ”と感動せずにはいられませんでした。
次にパナソニックのギュット・アニーズに乗ってみました。
電動アシスト自転車そのものにはだいぶ慣れてきたのですが、パナソニックは漕ぎ出し時に自動的に加速するのですね。
それが想定外でヒヤっとしました。
漕ぐことに対してアシストしてくれているのは十分伝わってくるのですが、ちょっと怖かったです。
その点を除けば、ヤマハのものと大差はなく。
最後に乗ったブリジストンのBikkeは、ヤマハのPASBabbyに通ずる安定感。
パナソニックの自動加速の恐怖が払拭されました。
ハンドルロックに関しては、ブリジストンだけ手元でロックがかけられるものでした。
ハンドル左側にアシストパネルがあって、右側にダイヤルタイプのギアとハンドルロックレバーがついていたので、何だか手元が忙しくなるイメージ。
でも、スタンドを立てる時以外でもハンドルをグラつかせずに済むのは、いいかもしれないなと思いました。
保育園のお迎え時に、ママ友と自転車に乗ったまま立ち話をしている人の姿も見かけたので、そうゆう時に、手元でロックがかけられるのは便利そうです。
ヤマハ・ブリジストン・パナソニックと3台単独で試乗した後は、子供と一緒に乗ってみました。
やっぱり実際に乗せて走ってみるとイメージしていた時と全く違います。
乗せやすさが違うのには驚きました。
やはりタイヤ経が小さい方が乗せやすいというのは、実感しました。
うちの子はその年齢でいう標準体重より少し軽いほうですが、地面から抱き上げて乗せるにはちょっとでも低い方が負担が軽くていいです。
そして、意外とチャイルドシートのベルトのつけやすさが各社違いました。
電動アシスト自転車を購入後は、当然のことながら日常生活が待っています。
子供の安全が第一ですが、シートベルトでもたつく時間は結構イライラの要因になりかねません。
そもそも、お子さんによってはシートベルトを嫌がる子もいるでしょうし、嫌がる中で複雑なしくみのものは、いくら安全面を考慮してても、煩わしいかなと思いました。
試乗を終えて、店員さんに売れ筋商品やオススメを聞いてみましたが、「3社ともそれほど大きな違いはありません。あとは好みの問題だと思います」という、何となく自分で思っていたことをさらりと言われて手応えは特になく。
試乗前の事前リサーチでバッテリー容量が大きい方がいいということを読みましたが、その辺りを店員さんに聞くと、「結局は消耗品なので、確かに大きければ充電が少なく済むけれど、使用頻度や距離も違えばバッテリーの大小関係なく消耗するので、そこはあまり気になさらないでもいいかと」バッテリーの充電器って家庭用のコンセントにつなぐだけで、簡単に出来るのですね。
携帯電話の充電スタンドが大きくなったみたいな感じです。
そして、チャイルドシートって実は別売りだということに驚く。
子供乗せ前提だったので、最初から付いてるものだと思い込んでいました。
なので、本体+チャイルドシート代(1万~2万位)がかかってしまいます。
今回の試乗を経て、当初から選定基準としていた
・ハンドル一体型ではないもの
・タイヤサイズは20インチ
・カラーは黒以外の気に入った色
を、考慮した上で私は、ブリジストンのBikke GRIにすることにしました。